ここ数日「熊と踊れ 上下」を夢中で読んでいた。
図書館本です。
で、「訳者あとがき」と「解説」を読み驚いた。
実際に起こった事件を基にしたフィクションということは知っていたけれど、
ああ、これ以上書かないほうがいいのかもしれない。
その「訳者あとがき」のなかで、「スウェーデン語の原書の表紙は、作中にも登場する、
銀行の窓口のガラスに撃ち込まれた笑い顔がモチーフになっているのだが(以下略)」と書いてあり、
あのレオが銀行に戻り銃を連射する場面、
レオがコントロールできなくなっていくライン超えの儀式のように思えて、
原題「Björndansen」で検索してみたらでてきた。
不気味だ。
エレベーターの鏡に映るイヴァンの微笑みを連想してしまう。
昨日書店に行ったら続編の「兄弟の血」が並んでいて、
上巻を手に取り数ページ。
だめだ、これは買ってしまおう。
キングの新作は我慢したのにこっちは買ってしまった。
すぐに読みたくて買ったのに、
同じ北欧ミステリのヘニング・マンケルのヴァランダーシリーズ上下本読み始めちゃってるんだな、これが。
で、これも面白いというか、先が気になってやめられない止まらない。えびせん本だ。
これ好きな人、稀にいると思うのですが、
ついつい持って帰ってきてしまいます。
なにか買う本があるときはレジで一緒に袋に入れてもらうので問題ないのですが、
なにも本を買わずにこれだけ貰ってかえってくるときは、
そばにいる店員さんに一言声をかけてからカバンにいれているけれど、これ正解?
持って帰ってきても、特に熱心に読むことはないのだけれど、
「あ、これ読んだ」とか、「お!」とか、そんな感じで今宵も楽しんでいます。