暗い。
今日は午前の早い時間からパソコンに向かっているのだけれど、
窓からみえる空がど~んよりと暗いのだ。
これから出かけるのに、雨か? 雨だろな。 風を伴わないことを願う。
* 午後から出かけてきましたが、帰りは風が強すぎ暴力的に吹いていて、
傘壊れるんじゃないかという危機感。
私だけじゃなく、ほとんどの人が傘断念して手に持ってささずに歩いていた。今年はよく濡れるわ。
あっという間にまたこのシリーズの日がやってきました。
この10日間は本を読む時間よりPerfumeの動画やCD聴いているほうが多かったかも。
今も耳にはPerfumeだ。
パソコン作業中はほとんどPerfumeかバッハの作業用メドレーを聴いています。
シューマンとなると気持ちと意識が入りすぎて共倒れとなってしまう。
Perfumeとバッハ、私はここに一部共通点を見出しているのだけれど、
心地よさとか邪魔にならないとか時計の振り子的というか。
まぁPerfumeも気持ちが入りすぎてぶわっとなるのもあるけれど。
それではこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、
あとは感想にも紹介にもならない雑文です。
赤いゾンビ、青いゾンビ。東京日記 5/川上弘美
女子更衣室でこそこそ着がえていたら、バスタオルをまきつけた六十代く
いやぁ、6行目のこの文章、いい。
この女性はバスタオルを胸のあたりでまきつけているのではなく、
おへその上の位置でぎゅっとまきつけていて、たれたおっぱいがまるだしなのだそう。
私が利用している某所(ジム)も着替えシーンはさまざまだけど、
たまに大胆なお姿に遭遇してしまうことはたしかにある。
小ネタでいくと汗で濡れたブラジャーを真剣にドライヤーで乾かしていた女性とか、
上半身裸で全面鏡の前でポーズととる女性とか、
全裸の外国人女性の背中一面に蝶の刺青とか(刺青に関しては入館禁止なのかどうかはわからないです)、
私に関していうと、ひどい服装の時に限ってみぽりんがあらわれるとか。
いえ、ジムの更衣室の話ではなく川上さんの本の話だったんだ。
コルクゾウリムシ。
たしかに古いワインだとコルク断面に虫が走ったような溝のようなものを見たことがあるような。
?
シェル・コレクター/アンソニー・ドーア 岩本正恵訳
の悪魔の鋭い牙のように見える、と老貝学者は聞いたことがあった。丸まった吻が水管溝から
「すべての見えない光」は今年読んだ本のベスト10に入るお気に入りで、
同じアンソニー・ドーアさんの書いた作品ならとかなり期待して読んだのですが、
あれ? なんだか先に全然進まない、読む意欲がどんどん減っていく。
前に別の本で読んだ短編も「あれ?」だった。
どこでこの差がうまれるのだろう。謎だ。
笑う男/ヘニング・マンケル 柳沢由実子訳
自殺は考えられなかった。
飛ばして読んでいた、刑事ヴァランダー・シリーズ四作目。
アン=ブリット・フーグルンドがここでメンバー入り。納得。
手堅いというか安心・安定のヘニング・マンケル。
石が坂を転がりだしたら、すぐにそのあとを追いかけてはいけない。
動かずにその石が落ち着く先を見るのだ、と。
そうしよう。
石の転がる先を見届けよう。
次はまた飛んで8作目へ。4作目のヴァランダーは若く感じた。
「足の指」まっすぐ健康法/松藤文男 今井一彰
多くの人の足(脚)のゆがみ(O脚、X脚、外反母趾など)が矯正され、身体の重心が安定す
目下のところ肩甲骨周辺と足首から下の部位に興味があって、
図書館から借りてきたのですが、
どうもこの方の開発したという5本指ソックスの宣伝にたどりつくという、
そっちに行ってしまったかと残念な気分。
角幡唯介さんが「極夜行」でノンフィクション本大賞を受賞されたと新聞に載っていた。
おめでとうございます!
私角幡さんの本好きで、さらに極地本となると買わないはずがなく、
この「極夜行」も発売とほぼ同時に購入したのに、
最初の、奥さんの出産シーンがこれまた面白くて、
先を読むのがもったいないななんて置いたのが間違いで、
その後読む機会をなんとなく逃してしまい、積みっぱなしになっていたら、このニュースだ。
うわぁ、それこそもったいない話になってしまってる。
今度こそ読もう。角幡さん、読もう。
といいつつまたヴァランダーとともに過ごしそう。
以上、雨に濡れても風邪をひかない、251回目でした。強いおばさん、フーゥ!