特別なことはなにもしません。
まぁスペシャルといえば、大切にしまってあったワインを開けたこと。
飲まずに死んだらもったいないかなと(笑)。
で、大掃除してたんです、やらなくても新しい年はやってくるのだけれど、
今ここで動かなければいつまでもいつまでもやらずにいそうな気がして。
換気扇油地獄で格闘していると、荷物が届いた。
でこぽーん!
私大好きなのよね、でこぽん!
ラ・フランスとでこぽん、底なしで食べられます。
努力する私をサンタさんは神様は見ていたに違いない。
油地獄をいったん切り上げ、ゴム手をはずし、手を洗い、
ちゅーというか巾着というか、なんとも愛らしいでこぽんをひとつ手に取り、
さっそく戴いちゃいましょうと皮をむき、口にいれると。
痛い? え? なに? 劇的に口の中が痛い。
これって換気扇掃除の影響? 洗剤?
いや、違う、この痛さはあれだ、酸っぱ痛い、酸っぱすぎ、なにこれレモン味のでこぽん?
でこぽんってもう少し遅い季節に見かけていたと思うけど、早すぎたのか?
果汁はたっぷり、実もぷりぷり、なのに味がレモンのような酸っぱさ。
電子レンジで30秒チンしてから冷やして食べると甘くなるとネットで出ていた。
ラ・フランスも早すぎると大根味のじゃりじゃりだけれど、
寝かせておくとあのしっとり濃く濃くなるように、
でこぽんも寝かせておくと私の大好きなあのでこぽんに成長するのか?
箱入りなのに、まさかの刺激味。
全部レモン味なのだろうか、それともたまたま運悪くレモン味を引いてしまっただけなのだろうか。
箱のなかに入っていた紙には「皮は剥きやすく果肉は甘く多汁で柔らかい果実です。ぜひ、ご賞味ください」と書いてある。
クリスマスなのに、でこぽんなのに。
逆転の秘策を探さなければ。