今日も雪が降りました。
東京ではサクラが満開とテレビから流れていて、
おお、なんだかんだいっても日本は長いというか広いというか、
桜前線はまだまだだけど白い世界も好きだからいいのだ。
元気に過ごしていれば今年もまた逢えることでしょう。
おおそうなると走らなければならないのか(笑)。
いつまで走れるのかなぁ。
なんていいつつ、練習用の半袖Tシャツ2枚と長袖Tシャツ1枚買ってうはうはしています。
気持ちはあるようだ。
実力は、ない(笑)。
今回はきちんと読み終えた本は1冊だけ、あとは読みかけやら進まないものを数冊抱えています。
ではこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、
あと紹介にも感想にもならない雑文です。
女子漂流/中村うさぎ 三浦しをん
唯一できるのは、漫画を読むことだけ(笑)。でも、そんな部活はなくて、私に残され
あとは死ぬだけ/中村うさぎ
『山椒大夫』を読んだ時も、全然感動などしなかった。既に知っていた話と
2冊まとめて。
「あとは死ぬだけ」はまだ半分残っているけれど、結構きつい内容で、
最後まで読み終えるか、飛ばし読みするか、それともここでアウトか…。
中村うさぎさんというと整形、ホスト、買い物依存症がまず浮かび、
あまり良い印象はもっていなかったのだけど、どこかで心肺停止状態になったと読んだことがあり、
死の淵から蘇った彼女はどんなことを書くのだろうと興味をもち2冊借りてみた。
三浦しをんさんは大好きな作家で、このふたりの対談はいったいどうなるのだ?と開いてみたら、
これが面白い。
あまり私は対談本というものを選ぶほうではないのだけれど、
いやぁ、キャッチボールではないのね、野球やらないから言葉をしらないけれど、
投げたらカキーンと打って、それをイチローのようにすぱっと捕球したかとおもうと、
レーザービームでばきゅーんと投げ返したらカキーンと打ち返す。わかるかな、わからないわよね。
どういう方向に話が進むかわからない、
中村さんの鋭い観察眼に対ししをんさんの回路がそう繋がるかという、
持ち味互いに倍増していくのが読んでいて面白いし、
書いてある内容も「女子漂流」なだけに痛さもあれば、もっと言ってやってもわんさかでてくるから楽しい。
Girls' Drift と小さく書いてあり、
このドリフトは漂流という意味もあるけれど、
車のコーナーを回る時の後輪滑らすドリフト走行、
なんだかこっちのほうがぴったりのような気がするな(笑)。
女の人生ドリフト走行(笑)。
機会があったらもう一度読み直したい。
この「女子漂流」は心肺停止の前に出された本で、
「あとは死ぬだけ」はその後に書かれた本。
あまりにも文体が違っていて、これは遺書であり形見分けと本人も書いてある。
きちんと読まなければと思うのだけれど、結構きびしいなぁ。
そういえばしをんさんのエッセー、最近どうなっているのだろう?
古いのはよく読んだけれど、ここ数年のはチェックしていない。
しをんさん力、再認識。
以上262回目でした。