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Channel: 毎日が夏休み
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17ページ 6行目 116

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決まりの文句になりつつある、あっという間にこの日がまたやってきました。

 

昨日、歩道を塞ぐように高齢者男女4人がおしゃべりしながら歩いていて、

追い抜くときにさりげなく耳をダンボにしてちょっと盗聴してみたら、

「月日の経つのは年々早くなる」というようなことを話していて、

じゃあ私がこの推定70代のこの人たちの年代になったなら、

どれだけ早く毎日が毎月が毎年が進んでゆくのかと考えると、

ちょっとざわっとしてしまいました。

小学校の低学年のころは「学期」が長くて長くてたまんなかったのにな。

なんて、無駄なこと書いている余裕はないんだ。

 

いつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。

って今回は書き写し忘れて返却した本もあるし。たるんでるな。心身ともに。

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

犬婿入り/多和田葉子

 

 

 

 はなちゃんのみそ汁/安武信吾 千恵 はな

やく思い始めました。

 

 

 

 犬と,走る/本多有香

自分なりのシステムができあがっている。

 

 

 

 東京日記2 ほかに踊りを知らない/川上弘美

 暗い中、池の端を歩いているときに、突然片方のこどもが、「がってんし

 

 

 

 肖像画で読み解くイギリス史/斎藤貴子

これでもまだわからないかとばかり

 

 

 

 飛田和緒のひとりごはん日記/飛田和緒

 かなりのめん好き一家です。娘の生まれる前から、2食続けてめんなんてざら

 

 

 

さて、最初は多和田葉子さん。

う~ん、消化不良。わかりそうでわからない、手が届きそうでつかめないもどかしい気持ちが残っています。

もう一冊読んでみるか。どうしよう。

 

 

私は恋愛ものってあまり(というかほとんど)読みません。たまたまってのならあるけれど。

それと同じく闘病ものもあまり読みません。探検、遭難にしろ、生還した話を語ってほしい。

といって、そうじゃない話も読みますけれど。遠い昔と近い今ならまた違っても来るし。

先日の新聞記事にこの安武さんの講演会の話が載っていて、興味を持ち読んでみたのですが。

やっぱり子を残して旅立つ話は辛いし壮絶だし、一気に読み終えたけれど…。

やはり書きづらいので、はなちゃん違いのはなちゃんの話。

先月の飲み会の隣の席で、おりこうさんにちょこんと座っていたのが、犬のはなちゃん。

私、犬は好きなんだけど犬は私を好いてくれなくてね、いつも寂しい想いというかフラれっぱなしなのですが、

このはなちゃんはエラかった。出来た犬だった。

さわらせてくれたのよ、カラダをアタマをわさわさした胴体を。

私とは全然種類の違うこの毛の下にはなちゃんの筋肉が骨があり血が流れていて体温犬温が伝わってきて、

一緒に呼吸してそのまま抱っこして寝そべってごろごろしてしまいたかった。

って、はなちゃんって名前が私の記憶違いだったらどうしよう。

はなちゃん、おばさんと一緒に発寒川行こう。

 

 

こちらは犬ぞりの話。

よくお邪魔しているブログにこの本のことが書いてあり読んでみたのですが、

そういえば前にネットに彼女のことが書いてあったのを思い出した。

犬ぞりレーサー 本多有香

いやぁ、彼女のバイタリティはすごい。書けないこともいろいろあるんでしょうけれど、

あの真っ黒に汚れた両手をあげ笑っている写真を見ると、頑張れと応援したくなります。

犬ぞりというと、どうしてもアムンセンとシャクルトンが浮かんできて、シャクルトンはもう一度読み返したいなぁ。

本多さんは今頃アイディタロッドを走っているに違いない。情報入手できてないけれど。

ちなみに、先ほどのファウストに、角幡さん荻田さんも載っているので、興味を持たれた方はどうぞ。

ちなみに私は角幡さんのファンでもあり、出身地が近くでもあり、彼の本はいいですよ。

 

 

川上弘美さんは、東京日記4が良かったので、どん引きした記憶が鮮明な2をもう一度読み返してみたのですが、

たしかにあの踊るシーンやすぐ泣き崩れるところは三歩下がってしまうけど、

それ以外はこれエッセイというより短編すぎる短編を読んでいるような、

ここまで言葉を削って細部を書きこまずして伝わる感覚ってのはやっぱり川上さんの川上さんなんだろうな。

軽く読むのもよし、じっくり読み返すもよし。これは「3」もぜひ読まなければ。

 

 

イギリスものはやっぱり面白い。

といっても、私の場合は時代&人物が限られていますが。

好きというのではなくて、メアリー・スチュアートにはえらく興味があり、どうしてこんな、言っては悪いけど、

一国の女王たるものがこんなに阿呆なんだろうと、つくづく思ってしまうのです。

エリザベス1世と月とすっぽん。どこかに適当な厚みと詳しさと読みやすさを兼ね備えた本ってないかしら。

いつも利用している図書館に分厚い上限2段のメアリー・スチュアートの本はあるんだけれど、

もう読む前から挫折しています。

あ、メアリー・スチュアートはスコットランドの女王で、

のちのジェイムズ6世(イングランド王としてジェイムズ1世)の母親です。

 

 

また飛田さん本。この本が一番おいしそうなものがたくさん載っていた。

が。

ちょっと待って。

これは料理の本でいいのかい?

あまりにも簡単すぎて、それで本を出していいのかいと考えてしまいました。

たとえば、納豆ご飯、らっきょう入り。そのものです。

おかずなしののり弁。四角くてビカビカ光るものでしょか。

真っ黒茶漬け。海苔をどっさり真っ黒になるくらいいれただけ。

サッポロ一番塩らーめんもやしのせ。そのままです(笑)。

ひとりごはん日記だからいいのか。たまごかけごはんに焼きそば目玉焼きのせだし。

でもまぁ、こういう食べ方もあったかと思いださせるだけでも、それはやっぱり料理家の才能でしょか。

とにかく手間なしのおいしそうな食べ物オンパレードで、ああ、こんな時間に観たくない(笑)。

 

 

でも、きっとその名ははなちゃんだったと思います。

 以上、17ページ6行目116でした。


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