あっという間にまた10日。
この10日間になにがあったかというと、アイフォン6落下ヒビ→交換→設定しなおしと、
本を手にするよりアイフォンいじっている時間がえらい長かった。
某メールのAppアイコンバッジ表示をオンにしているにもかかわらず、全然通知してくれないし。
これなんでなんだろう。他のやつはきちんとロック画面にもアイコンバッジにも表示されるのに。
なんでだろう。なんでだろう。なんでだなんでだろう。
次はこの武装ケースにつりあうストラップを見つけてこなければ。
その前にコード覚えて新たなウクレレレパートリーに何でだろう節やるか。
この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。
今回は、並びましたねー、観ていただくとわかる、まさに一目瞭然、
スマホを置いては何度も読み返していました。
猫にかまけて/町田康
ず猫と嘯きつつ、耳を折り畳んではこれをうち眺めへらへら笑う。酒を飲むなどすうるうち
猫のあしあと/町田康
ている。
猫とあほんだら/町田康
しかしよいことばかりとは限らず、それだけ広いのにもかかわらず価格も安いこの物件
膝のうえのともだち/町田康
猫にかまけて/町田康
・・・・・・・・・・拙宅の守旧派
とまぁ、いったい何? といわれそうな顔ぶれというか本ぶれ猫ぶれ。
前回、シリーズ本になっていたと知らずに第三作目の猫とあほんだらを読み、
なんだかじーんときてしまってね、町田さんの文体は独特でちょっと取っつき難いところはあるのですが、
単に「きゃあ、可愛い」の世界ではない、猫に真摯に向かい合う姿に惹きつけられ、
シリーズ最初の「猫にかまけて」と「猫のあしあと」、「膝のうえのともだち」←(これは写真集)を図書館から借りてきて、
さらに書店で自分用に買い再読している真っ最中で、
私はもう長いこと生きてきてますが、残念ながら猫とはあまり接点のない人生で、
読みながら猫たちと一緒に暮らしてみたい、でも町田さんのようには面倒見切れないのではとも思い、
まずは本を自費で買って少しでも印税収入に協力しなければ、
ここにこうやって書いたなら、ひょっとしたら誰かの目に留まり、興味を持ち、
書店にて購入されるかもしれないし。
文庫本を購入して単行本と見比べてみると、文庫本のほうが中に掲載されている写真が多くなってるんですね。
そのほとんどの写真が、猫たちはしっかりカメラを見つめてるんです。
なにを猫たちは語りかけているのか、しっかりと写している人(町田さんや奥さん)を見つめる目が、
日々の暮らしのなかで培われてきた猫たちからの信頼なんでしょね。
にしても、ヘッケやゲンゾーの死は辛いし、シャンティーやパンク、町田夫妻には心の温度が一度上がります。
『猫のよびごえ』もでているようで、ああ、早く手に入れたい。
以上、町田康さんの本ばかり読んでいた120回目でした。