わー!!
私のミスで、せっかく書いたやつ消してしまったっ。
自動反映みたいなやつを破棄してしまったわ!
なんてバカ、なんという失態、アフター フェスティバルって知ってます?
やり直しかぁ…。
こんな時間だし、今回はライト版で。
幸福に死ぬための哲学 池田晶子の言葉/池田晶子
いて、私たちの意思は全然関与していない。気がついたら、どういうわ
愛の夢とか/川上未映子
テースト・オブ・苦虫5 おそれずにたちむかえ/町田康
がいかに重役に評価されているか。自分がいかに難しい局面を切り抜けたか。自分がいか
残酷な王と悲しみの王妃/中野京子
大穴/ディック・フランシス 菊池光訳
った。
綿の国星1/大島弓子
さようなら女達/大島弓子
毎日が夏休み/大島弓子
今回は17ページの6行目に文字のない本が多かったので、ちょっと意味ないっぽい。
大島弓子氏の3冊はライト版なので17ページにこだわらず。
池田晶子さんの本はこれが3冊目だけれど、やはり哲学はわかる部分と??? な部分が交差。
「わたくし、つまりNobody賞」を設立、その第1回目の受賞者が川上未映子さんとあって、
川上さん(弘美さんではなく未映子さんね)の作品を読んでいると哲学的なことがらも登場し、
それが池田さんにリンクしているなぁと感じることが何度もあります。
春に思う「この感じ」、私はこの文がとても好きで、
また来年の桜の時期にきっと同じように思うんだろなと思いつつ、
書いたご本人の池田さんはもう桜を見ることができないんですよね。
そこにまた「この感じ」がかぶさると、
未映子さんじゃないけれど、見上げることすらできなくなってしまいそうな「この感じ」です。
あ、なんかわかんないですねー(笑)。
川上未映子さんの短編集、「愛の夢とか」の「愛の夢」はリストの有名なピアノ曲です。
で、全編泣きたくなってしまった。もうどうすればいいって感じ。
「日曜日はどこへ」は「yom yom」で一度前に読んでいて、その時はほとんど何も感じなかったのに、
今回読んだら、こんな孤独な話に何も感じなかった自分っのあの時ってなんだったんだろうと、
思わず考え込んでみたりして。
それに装丁、装画がとてもきれいに仕上がっていて、図書館本なんだけど、これ買うな、きっと。
町田さんにもだいぶ慣れてきた。
「その通りだ、すっごい、町田さん」と思ったら最後のほうであれはテレ隠し、それとも技、
たびたびあらわれる、階段につまづく的などぇ~んな感覚、いやぁ、私は町田さんが好きなのかも。
って、そろそろ小説へ移行しようかと思っているけど、どうでしょね。
今無性にヘッケやシャンちゃん、ゲンゾーの話を読み返したくなって来てるのですが…。
中野京子さんの本は面白い。
今回はメアリー・スチュアートのことが書いてあったので即買い。
初読みのディック・フランシス。
競馬がど~んと前面に出ていたならどうしようか心配だったのですが、
レースに関することはほとんどなく、ところどころその表現のありかたに、
これはハードボイルドというものなのか?と、ちょっと興奮。
中盤なかなか読みにくくスピードダウンしてしまったけど、
後半に入ってからは一気読み。
ディック・フランシスさんご自身が障害競馬の騎手だったそうですが、
著者紹介での写真を見ると、少しパーツのずれたリチャード・ギアに見えるのですが、わたしだけでしょか。
大島弓子、好きです。
久しぶりに読んでみたくなり、家のあちらこちらで眠っている本を集めてみたら、
なんと17冊も持っていた!(ワンピースには負けるけど)
で、綿の国星1は、シリーズの中で一番好きかな。
号泣ものは、さようなら女達。この歳になって読み返しても、泣いた(笑)。
毎日が夏休みは元祖本家本元。
しかし、ふわふわの少女マンガに見えるけど、実は痛み満載なのよね。
昔読んでいたころと今とではまた受け取り方が違って、大島さんもかなりの痛みを書いてたんだなと、
読み返してちょっと感心してしまいました。本当、傷口だわ。温故知新か。?
というわけで、ライト版といいつつ、やっぱり長くなってしまった129回目でした。