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Channel: 毎日が夏休み
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17ページ 6行目  131

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今日は疲れたから更新お休みにして寝ようとしていて、

アイフォンの数字(日付)見て気がついた。

あ、やだ、今日って9日、やらなければ…。

何度もね、9のつく日のじゃなくたっていいんでない? 不定期その時更新で、と考えるんだけど、

あ、もともとなんで9のつく日のやってるんだろ?

もうそこのとこすら芯が通ってない(笑)。 ちくわだ。

まぁ、いいか、ここまでやってきたんだから、やっちゃいましょう。

この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。

あとは紹介にもならない雑文です。

今回は娘の帰省と重なり、ちょっと冊数が少なめとなっています。

 

 

 

  ナオミとカナコ/奥田英朗

直美は、今度は携帯電話に持ち替え、レストランに予約を入れた。

 

この本は、おもしろかった。

予約を入れ半年ほど順番待ちをして借りたはずなのに、

手元に届いたときには全然乗り気でなくなっちゃってて、

読まずにそのまま図書館に返却してしまおうかと思っていたほどで、

でもまぁ、試しに数ページと、いざ読み始めたら、これがなかなか面白くてね、

李朱美、林竜輝、斎藤夫人(の引き継ぎも)と、

ちょっと都合よく進み過ぎだなぁなんて引っかかりもしたけれど、

その後はそんなことも気にならず、ぐいぐいと読み進めてしまった。

「わたしたちは親友で共犯者」と書くと察しがつくかと思いますが、

ふたりで加奈子のDV夫を殺害し、この先は書くとつまらなくなるので避けますが、

うまく計画成功したかのように思いきや、ぱらっ、ぱらっと完全犯罪が綻びかけてくる。

DV夫達郎の妹陽子の執拗な行動。

が!ががが!先は書けません!

しかし、このDV夫、妹、その母の三人に共通する狂気めいたしつこさって、

小説とはいえ、そういう血統というか遺伝子って、この親子だけじゃなく、

一族共通性のものって確かに感じてしまうことがあるし。

いやぁ、加奈子が任意で同行する前あたりから二度読み返してしまい、

なんと最後のシーンでぐっときてしまいましたわ。

で、読みながらおもったんですけど、奥田さんも最終的にこの二人をどうするか、

どういう結末に持ってゆくか、

悩み迷い熟考しつつ書かれたのではと思ったのですが、

そこらへんは書く立場としてはどう考えてもっていったのかな?

犯罪者なのに応援したくなる、

図書館本ではなく、自分用に一冊残しておきたくなる本でした。

 

 

 

 

 冥土めぐり/鹿島田真希

 それでも、今でも母親は、パート働きの主婦である奈津子から、少しでもスチュワーデ

 

第147回(平成24年)芥川賞受賞作品ということですが、

いやぁ、どうもすっきりしない、このもやもや。

とんでもない母親と弟に愚鈍な夫。

受け身と受け入れることは違う、苦悩と救済、そして安らぎへ。

いやぁ、「ナオミとカナコ」を読んだあとにこれを読むと、

むしろ、こっちのほうが自分の中に解決と救いを見出すのだから共感できそうなはずなんだけど、

純文学はむいていないのかなぁ。

 

 

 

 

 夢のような幸福/三浦しをん

ただ一言、

 

惜しい!惜しすぎる!

今回だけは17ページ7行目を選びたかったわ。

だって、次の7行目になにが書かれていると思います?

正解は、

「将軍」

もう、どっひゃぁよ。例の萌えポイントの話だし。

「どうでもいいこと」のなかから、私の喜びや哀しみは生じてくるのだと、しをんさんは書いています。

そう書いてくれるとなんだか「どうでもいいことばかり」の私にはとても嬉しい。

ただね、困ったことにしをんさんの本はあまり外に持ち出せれない。

地下鉄で、待合で、いつ何時「myツボ」が反応してしまうかわからないですから。

それに、本の表紙、装画、これも、まぁ、外すとか「myブックカバー」かければ安全ですけれど。

まだ未読エッセイ2冊キープしてあります。ああ楽しみ楽しみ。

 

 

 

 

   笑う子規 正岡子規・著/天野祐吉・編 南伸坊・絵

 

 弘法は何と書きしぞ筆始

 

 つい先日、正岡子規の本を読んでいると書きましたが、それはこの本のことです。

最後の3年間は激痛に寝たきり、身体を起こすこともできなかったそうな。

自分がもうダメだとわかってから、その先を見据えて生き続けるって、いやぁ、辛い。

正岡子規の本を買ってこようと思っています。

ただ、今現在抱えている本があまりにも多すぎる。

図書館本は今回返したら暫くはもう借りてこないと心に決めたのに、

また4冊、これは自ら借りたのではなく(いえ、そうなってしまうんだけど)、

以前に予約を入れていた本がまたまとまって一気に届いてしまった。

私は家族カードも利用しているので、計30冊まで予約をいれることができるんです。

そうなると、まさに忘れたころにやってくるでして。

 

 

 

それと、これはお知らせとなりますが、

 

 函館本線へなちょこ旅/舘浦あざらし

 

読んでから取り上げたかったのですが、まだまだ時間がかかりそうで、

そうなると約束不履行っぽくなっちゃうのもいやなので、

あ、指切りげんまんしたわけでもなんでもないのですが、

そういうところって私義理堅いというか、真面目なおばさんなので、

友達の友達はみな友達だってのがありましたが、

そういう道のりでここにちょこっと載せます。

あ、あざらしさんは友達でもなんでもありませんが。

 

 

以上、131回でした。


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