図書館に本を返しに行ったついでに、琴似神社へ。
今日から秋祭り、雨模様と時間が早いせいもあり、まだ人通りも少ない。
今って何売ってるの?
娘も大きくなったら、すっかりこういう出店とか屋台に縁がなくなってしまった。
ちなみに、お面屋さんで小さな子供が買ってもらっていたのは「機関車トーマス」お面だった。
すごいなぁ、私のころはひみつのあっこちゃんだった気がする。
あと、なぜかひょっとこのお面を思い出すんだけど、記憶がごっちゃになってるか?
青系で豆絞りに口がひゅいっとしたやつ。
そう、お祭りネタというか、忘れられない母の教えがあるんです。
もう人生訓あるね(笑)。
うちはお祭りの出店で食べ物は一切買ってもらえなかったんです。
露店での食べ物は禁止。
だけど、綿あめだけは特例。
1袋買ってくれて、それを帰宅後兄と半分こ。
ひとりに一袋ではなく、ふたりで一袋ね。
で、ここで問題が。
私って本当わがままで、とんでもないうるさい子どもで、
兄が半分にわけた綿あめに文句をつけた。
お兄ちゃんのほうが大きいとか、棒が欲しいとか、
すっごくくだらない、もういちゃもん、言いがかりよね、喧嘩ふっかけて、
ダダこねて、兄に文句たらたら言って騒いでたんだけど、
それを見ていた母が信じられない行動にでた。
今でもはっきり覚えてるんだけど、
兄の綿あめと私の綿あめを無言で取り上げ、
もう、目の前でおにぎりというか、野球のボールというか、
そんな感じでそれぞれをきゅっきゅっと握ってね、
それをふたつ並べて「これで同じでしょ」と。
ショックでショックで、大泣き。
ふわふわの、雲のような綿あめが、かちかちの玉よ。
やっと買ってもらったのに。
以後、人と物を分け合うとか半分こするとか、
もうその大きさや見た目は全然気にしないようになりました。
食べられるのなら、それでいいと。文句はいっさい言いましぇん。
母はおおらかな人だったんですよ、ほんとに。
よくこんなとんでもない子どもを育ててくれたと思います。
ずーっと向こうまで続いてるんだけど、やっぱり写真だと見えないですね。