大掃除やら年賀状作成やら、新年に向けての準備で気忙しくなってくる日もすぐそこ。
がっつりやらなくても、別にそれでもいいんですけど、
気持ちだけがなんだか落ち着かなくなってきて、
たいしたことはしないんですけどね、それでも一応見栄というかフリというか、
なんにもしませんでしただけは避けたいかと。
となると、この先何を読むか、結構悩み、知恵を絞り選んでみたりします。
だって、夢中になりすぎても困るし、小難しいのも避けたいし。
短くて、いつでもどこでも手軽に区切れて、スカっとサクっと読める、そんな楽ちんな一冊。
そして新年をむかえたら海外ミステリどど~んと解禁。
と、そういう予定をアタマのなかで組んでいたのですが、
ちょっと路線が大幅にズレてしまいそう。
なんと、もうすぐベルバラが我が家にやってくる。ベルサイユのバラよ。
新年はバスチーユかもしれない。
さて、いつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。
今回は前回に引き続きミレニアムにどっぽり読み耽っていました。
あとは紹介にも感想にもならない雑文です。
ミレニアム2 火と戯れる女 下/スティーグ・ラーソン
ニクラス・エリクソンにとって、人生は不公平なものだった。ハンサムで若い盛り、頭も
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上/スティーグ・ラーソン
ゼを当てておくだけでいい。あるいは誰かが機転をきかせて貼っておいてくれたこのテープをそのま
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下/スティーグ・ラーソン
ミカエルは、エクストレムのメール、日誌、覚え書きのどこにも、彼が公安警察長官に接触した形跡
読んだ、読んだ、ついに三部作読破。
ミレニアム2でいったん話が終わるのかと思いきや、ミレニアム3はそのまま続いていて、
いったいこの人のアタマの中はどうなっているんだという、練りに練った伏線の絡み合いと回収。
出てくる女の人がこれまたほとんどが強いのね。肉体の強さではなく強靭な精神力忍耐力、
そして実行に移すチカラと強い信念。
双子の妹の存在が次作第4部にかかわってきそうだけど、残念ながらもう先は読むことができません。
前にも書きましたが、スティーグ・ラーソン氏は1部の発売の前に亡くなってしまった。
4部の途中まで彼のパソコンの中に入っているという話だけど。
いやぁ、残念。
本の内容、筋にはできるだけ触れないようにしますが、
ミレニアム3 下 ラスト近くでのリスベットとニーダーマンとの闘い、
あのニーダーマンをぶちのめした(実際にはぶちのめしてはいませんが)戦法というか武器というか、
あれは見事過ぎて、私の中の数ある小説内での激闘シーン上位に位置するインパクト。
このリスベットの必殺ガリバー戦法?と、アメリア・サックスのコフィン・ダンサーでの冷蔵庫爆発現場、
これはこの先いつでもどこでもぱっと脳裏に浮かびそう。忘れそうにないシーンです。
dancyu 合本 ワイン。
いやぁ、どうしてこうワインっていろいろあるんでしょね。
何を飲んでいいのか、どういうのが自分の好みなのか、
それを知る・出会う前に肝臓やられてる、財布も崩壊してしまいそう。
ちなみにグラスだけはいいのを用意してあります(笑)。
あとは中身だな(笑)。
それと、ここには載せませんが、年に数回あるかないかのひどい本も読みました。
いやぁ、あまりに腹立たしくて、いろいろ口コミや感想を調べてみたら、
「面白い」とかの評価が8割ほどあるのね。驚きました。
あとは私と同じように不快感を書きこんであったり。
ここまで相性が悪かった本も珍しいかと。2015年ワースト1に決定。
以上、154回目でした。