歩いていると、
目立たない場所に大きなダンボール箱が置いてあって、
これは秘密基地?
いや、秘密基地にしては大胆な置き場所だし、
目立たない場所を選んでいるのだろうけれど(橋の下)、じゅうぶん存在をアピールしているし。
ゴミ?
不法投棄の類?
それとも捨て猫とか捨て犬とか?
にしては鳴き声も気配もないし。
ということは・・・。
恐る恐る(だって中に小動物の死体があるかもしれないし)近づいてみると、
紙が貼ってある。
え?
それでも怖怖中を覗いてみると、
あ、ほんとに本が入っている。死体じゃなかった。
数冊どころではなく、書いてあるように大量の本。
って、これって何?
新種の商売? 古紙回収? 寄付? 個人的な楽しみ? 小遣い稼ぎ?
ビニール傘は、ひょっとしたら雨よけ用?
回収するにも重たいし、ここは車進入できないし。
なんだか薄気味悪いなぁ。
意図をはっきり示せ。というか、ダメでしょ、これ。
びっくり箱とか黒ひげ危機一髪とか、ぽーんと飛び出してきたら心臓発作起こしそう。
ひこうき雲。
タケコプター。
違うってね、ヤドリギ。
どこから落ちてきたのかと上を向こうとしたら、首が痛くてアウトだった。
首に湿布貼っている人の気持ちがよ~くわかります。
私も貼りたい。
でも髪の毛巻き込みそうだし、そうなると剥がすの地獄だから、貼りません。