自慢ではないですが、歌、もう全然ダメです。
下手ってもんじゃない。
奇跡の歌声です。
なんででしょね、楽器OK,音感OK、なのに歌唱力となれば皆無です。
で。
昨日書いた「17ページ6行目102」の「ユーミンの罪」、
我が身の愚かさをぐっさぐさに指摘され、
出血してしまうような痛さ辛さに途中で投げ出してしまったと書きました。
なのに今朝目が覚めたとき、もう少し読んでみよと天から啓示があり、いえ、違いますけど、
もう少し過去の自分と向き合ってみるのもいいかと、再度本を手に取ってみました。
投げ出した先の章の「悲しいほどお天気」から読み始めたのですが、
いったい前章までの痛さはなんだったのか、今度は痛いほど共感できる内容。
さすが酒井さん、このまま返却しないでよかったわ。
読み進めていくうちに、
むらむらとカラダの底から湧き上がるこの欲求。
思いっきり大声で、声の限り力の限りユーミンの曲を歌いたい、歌いつくしたい。
♪ どうしてなーのー 今日にかぎってー
安いサンダルをはいてたー と絶唱したい。
特に ♪ やーすーいサーンーダールーをー の部分は腹の底から声を絞り出し、
何かに向かってぶつけたい!叫びたい!破壊したい!ああ痛恨の安いサンダル!
格闘技というか、ボクシングのリングで仁王立ちのイメージですね。
いやぁ、すべてとはいえないけれど、かなりの曲数は歌えるんでないかい?
今度からユーミンを絶唱しながら走ろう(笑)。
余談ですが、「時をかける少女」の「かける」は、
私の中では「駆ける」で今まできてたのですが、
「架ける」、あるいは「賭ける」なんて発想もあるようで驚きました。
そうか、「賭ける」でも「架ける」でも通じるよな。
あ、結構「時を賭ける少女」の当て字好きかもしれない。ちょっとした発見でした。
ユーミンだよ。DESTINY。痛恨の安いサンダル は3分15秒ごろに登場。