前回は一回休んだのですが、今回も休んでしまおうかと考えてしまった。
・冊数が全然いっていない。
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・お出かけしてきて疲れている。
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・きっとたいしたこと書けないだろし。
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・でもまた休んだら次回はもっと面倒になるだろうな。
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やる。
というわけで、今日は超ライト版で。
いつものようにこの10日間に(今回は20日間だな)読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。
あとは感想にも紹介にもならぬ雑文です。
デッド・ゾーン(下)/スティーヴン・キング 吉野美恵子訳
「ぼくもだ、セーラ」
キングの初期の頃の作品ですが、収穫でした。想像以上に良かった。
楽しめたといっても、どんどんラストが近くなるにつれジョニーがとるであろう行動が見えてきて、
それがつらくて、そうなってほしくなくて、大幅に読むスピードがスローダウン。
海の向こうではトランプ候補が騒がれていますが、ちょっと思い浮かべてしまった。
タイムマシーンで1932年に戻ったらヒトラーを殺すか?
11/22/63ではケネディを救いに過去に戻るし。
あれは誰の小説だったかな、ディーヴァーだったか、
無差別大量殺人を行おうと現場に移動中の人物をトラックの運転手が轢いてしまう。
交差点に飛び出してきてブレーキが間に合わず、その男は実行に移す前に轢かれて死んでしまう。
トラックの運転手は男を轢き殺したことになるけれど、
この男を轢いてしまったことで大勢の無差別殺人事件の被害を防いだこと救ったことになる。
でも実際行動に移したかどうかは死んでしまったらわからないわけで。
ついついキングというとホラーやサイコや衝撃の汚物にゲロゲロに目がいってしまいますが、
キングのベースは人と人がつくりあげていく情・信頼なんだなと、
以前とは違った角度で読むようになってきたのは私が年をとったからでしょか。
明かしませんが、デッド・ゾーンとはなんのことかわかったとき、ちょっとクラっとしました。
必ず最後に愛は勝つ。勝つけれどなかなかせつないラストでした。
憑かれた鏡 エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談/E・ゴーリー編
いった。
「デッド・ゾーン」のなかにジェイコブズの「猿の手」がでてきて、
そういえば子供の頃読んだ記憶があるけれど、どういう内容だったかはうろ覚え。
気になったので図書館から借り読んでみた。
古典怪談集?
猿の手は怖いとか気持ち悪いというより悲しい話でした。
以下、挫折した本です。
いやぁ、だめでした、くじけました、読み通せませんでした。
パンク侍、斬られて候/町田康
バベル九朔/万城目学
町田さんも万城目さんも好きな作家なのに、だめだったなぁ。
町田さんは結構読める読めないと分れることが多いけれど、万城目さんは悔しい。
万城目さんも古い建築物が好きで探訪の本も出していて、
今回の舞台となっているのが古い雑居ビル、なのになぜか挫折してしまったよ。
何故なんだろう。もっと時間にゆとりのあるときに再挑戦でしょか。もったいないことをした。
そして今、チェリー・ガラードで詰まっています。
訳のせいにしてはいけないんだけれど、読み辛い。
読むのがもったいなくてずっとずっとあたためていた本なのに、いざ開くとこんなに読み辛かったとは。
さ、がんばって前に進もう。
以上、やっぱりライト版にはならなかった179回目でした。