今年の夏は万願寺とうがらしにハマり、
ほぼ毎日食べています(私だけ)。
仕入れるのは近場にあるホームセンター。
この時期だけ近郊の農園で収穫された野菜を店先で格安で販売している。
ありがたやありがたや。
すっかり万願寺とうがらしファンになってしまった私は週何回通っていることやら。
きっとレジでは万願寺女と思われているに違いない。
で、今日。
万願寺とうがらしを仕入れにいったのですが。
棚に一袋だけ、激しい万願寺とうがらしがある!
激しい!
半端じゃないヤバさだ。
普通の緑色の万願寺のなかに混ざった真っ赤な万願寺とうがらしは怖い赤さだ。
こ、これはどこまでいってしまう辛さなんだ。
いや、ちょと待て。
これは万願寺のパプリカバージョンか?
色に惑わされてはいけないのか?
それに袋には辛いともなにも書いてない。
辛い商品には「激辛」とかちゃんと表示して売っているのに対し、
このギンギラ真っ赤な万願寺とうがらしには辛いの一言も書いていない。
こ、これは、ど、どうしよう。
とりあえず買って、試しに一本食べて激辛だったなら干して乾燥させ巨大な鷹の爪にすればいいか。
なんて店先で逡巡すること数分。
決断し(大袈裟だな)レジへ。
って、レジ打ちの店員さんもさすがに堪え切れなかったようで、
「これ、辛そうですよね、辛いんでしょうね、すごい色ですね」と頭の中にあることそのまま話しかけてきた(笑)。
これがその燃える激しい真っ赤な万願寺とうがらし。
こちらはいつもの万願寺とうがらし。
クリスマスがやってきたような色合い。
で、晩御飯に食べてみました。
赤いの一本と緑を一本食べ較べ。
激辛の覚悟で真っ赤なのを口に入れてみたのですが、
これがなんと甘い。甘いというか、熟成の味というか、緑色をぐっと深い味にした感じ。
多少の辛さもありだけど、これは個体差があるかもしれない。
そう、万願寺とうがらしはロシアン万願寺ルーレットだし。
残りの4本も大丈夫であってほしい。
調べてみたら、これ「赤万願寺とうがらし」っていうんですね。
収穫を遅らせそのままにしておくと赤くなるそうな。
ピーマンもそうよね。
それと万願寺とうがらしは生のまま冷凍保存できるということで、これは朗報だ。
季節の野菜はその季節に食べるのが一番なのはわかるけれど、
ちょっと万願寺ブームなもので。
冷凍用も買っておかなければ(笑)。