あまり明るくない話題は書かないようにしているし、
三角山にある珍しい花・狙われそうな花はここでは取り上げないようにしています。
書いたとしても名前をはぐらかしたりそれすらいれなかったり。
まぁ私が書かないようにしていても他の人のブログでは登場しているのであまり意味はないかもしれませんが。
私はこの時期三角山に行くのがあまり好きではありません。
こんなに素敵でみずみずしい季節なのに、そこを歩く気持ちよさは大好きなのに、
見たくもないものを目にしてしまう、そんな季節でもあるからです。
手軽に近い山で山菜を採る。
これは便利で安上がりでしょうし、山からの恵みを採ってなにが悪いという人もいるでしょう。
でも、ルールは守りましょうよ。
三角山での採取は禁止されています。
手軽だから、みんなの山だからといって、
たやすくなんでも採ってしまう、その先はしったことじゃない、また生えてくるでしょ。
それぐらいの意識ってどうなんでしょね。
ユキザサ、大好きな花です。
地味で華やかさは全然ないけれど真っ白な線香花火みたいな花が今の時期咲きます。
そしてこの花の別名はアズキナ。ユキザサよりもこっちのアズキナのほうが有名かな。
このアズキナ(ユキザサ)が毎年被害にあってます。
そして今日そのとばっちり? 酷い姿となった○○グチソウに唖然としてしまいました。
ハサミらしき刃物で摘み取られている。
運よく難を逃れた株もありましたが…。
○○グチソウってユキザサ(アズキナ)と同じユリ科の植物で、
葉の見た目はユキザサ(アズキナ)に似ているといえば似ている。
あまり区別のつかない人ならこれがユキザサ(アズキナ)と思うかも。
これは数少ない○○グチソウ。三角山の隠れ自慢の花なんです。
私は○○グチソウも大好きで何年も何年もここに咲く姿を見続けてきた。
それが切られ、
登山口の近くに捨ててありました。
こんなにたくさんの○○グチソウが。
ユキザサ(アズキナ)ではないと気がついて捨てていったのでしょかね。
ひょっとしたらユキザサ(アズキナシ)や他のユリ科も混ざっているかもしれませんが。
こんなの載せたくないけれど、これが現実です。
大袈裟なと思われるかもしれないけれど、真面目に目がじゅわっとしました。
○○グチソウを心待ちにし、ひっそり静かに見守っている人たちの顔が次々と浮かびます。
明日この姿を見たらみなさんどんなに悲しむことか。
ルールは守りましょうよ。
これがユキザサ(アズキナ)。
こっちを採れといってるのではない。
ホウチャクソウもオオアマドコロも同じユリ科で葉の感じが似ていて被害にあいそう。
食べたいのならお金を出して買うか、採っても問題のない場所へ行くほうが心安らかなはず。
○○グチソウが枯れずに来年再来年三角山にありますように。