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Channel: 毎日が夏休み
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17ページ 6行目 210

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「古傷が痛む」という言葉を聞くことはありますが、

それって他人事、私には無関係と思って今まですごしてきたのですが、

昨日からどういうわけか左太腿の一部が痛み始め、

「なにかぶつけたか? 筋トレしすぎたか? つかいすぎたか? はてはて」といろいろ考えたけれど思いつかず、

でも待てよ、この場所この痛みは身に覚えがある、ええ? げげげ?

あれは何年前のことだ? 12年かそれぐらいかな、同じ場所を私怪我している。

骨挫傷で松葉杖&ころころキャスター付き椅子に大変お世話になった時期があった。

あれは本当痛かった。

翌日病院に行ったとき看護師さんから、「遠慮せずにこういうときは救急車を呼ぶか救急外来にいきなさい」といわれた。

自宅じゃなく外出先(忘れもしない札駅だ)での怪我で、

なんというか根性というか馬鹿力というか気持ちだけで家に帰ってきたがそこで力尽きた。

あ、長くなるから別の日にしよう。気圧の変化、雨降る前兆でしょか。

 

 

というわけで本筋にいきなり戻ります。

いつものように、この10日間(厳密に言えばそうでもないけれど)に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 

 

 

 浮遊霊ブラジル/津村記久子

何度かまばたきをしたり、体を傾けたりしながら、自転車のハンドルの向きを調整し

 

 

そんなにたくさん津村さんの本を読んでいるわけではないけれど、

これは私にとってヒットで、今まで読んだ中で一番読みやすく楽しい本となりました。

私の中の津村さんって、地下鉄で隣の席に座っていてもおかしくないOLさんイメージだったのですが、

地下鉄で隣の席に座ってはいるけどアタマのなかでどこか無限にワープしているOLさんに変りました(笑)。

短篇なのがよかったのかなぁ、だらだらゆるゆるはあまり見られず、

さらに今まで読んできたのは「隣にありそうな暮らしの話」だったのが今回は「でてこいお話どんどこどん」というか、

いやぁ、意外な読書でした。

 

 

 

ここからは平家物語関連本をまとめて。

 

 

 

 

 

 日本古戦場100選/会田雄次監修

郷隆盛・桐野利秋・別府晋介たちは、最精鋭の部隊数百

 

 

 

 

 絵で見るたのしい古典6平家物語

 

 

 

 平家物語を読む 岩波ジュニア新書16/長積安明

 忠盛は無念やるかたない思いで、とうとう宴会も終わらないうちに、ひそかに御殿から

 

 

 

 

 ビギナーズ・クラシック平家物語/角川書店編

 しかし、ねらいは、「おごれる者」「猛き人」が「久しからず」「滅び」る点にある。

 

 

 

 

 平家物語転読/日下力

うへ」、連れていた連中はみな二十歳前の若者ばかり、礼儀作法をわきまえた者がいない。「一切下馬

 

 

 

 

 義経/宮尾登美子

 必ずや嫡流争いが起り、頼朝はきっと、のちの義経との戦いよりもむしろ悪源太とのあ

 

 

 

日本古戦場100選のなかで壇ノ浦の合戦がたまらなく怖くて、

壇ノ浦だけではなくこの本に載っている源氏と平家の戦いすべてがぞぞぞっとくるほど恐ろしい。

で、考えてみると、あまりにもこの源氏VS平家のことを知らない。大河も観ていないし。

なぜ争ったのかどうして滅亡したのか、ちょっと平家物語を読んでみる気になったものの、

実際これってものすごく長くて長くて登場人物は1000人にもおよぶそうで、

これは私の手におえないなと、まずは視覚効果を狙い児童書の図解から入門(笑)、

あとは流れをざっくり扱っている本を選んで要点をつかむ。

ちなみに「転読」とは仏教用語で、「真読」がお経を省略なしで読み通すのに対し、

要所要所を読誦して全体を読んだことに代える略式の読経のことをいうそうで、

これはもってこいだわと借りて読んだのですが、平家物語を熟知している人のさらに詳しく見たいな本でアウト。

日下力→くさかりき(タイムリーだ)ではなく、くさかつとむと読みます。

しかし余計なこととなりますが、この頃っていやぁ男女関係が自由奔放というか、げげげで、

男色関係にありながら愛妾を譲るとか、母や父の違う兄弟がわんさかいてその名前や関係を把握するのも大変、

名前はほぼ似たような○盛とか義○が多く、肖像画というものもこれまた酷似している。

極地ものみたいに今後ハマることはなさそう。

ただ、平家を知るなら義経からかと宮尾さんの本を読んでみたのですが、

宮尾さんってすごい謙虚な書き方でそちらに心がいってしまった。

ひょっとしたら宮尾さんが書いた源平関連本なら読んでみるかも。

それと町田康さんの「ギケイキ」がこんどは前回より少しは深く理解できそう。再読か。

 

この影響か夢で白拍子になってるし、平家物語絵巻図のなかの首を切り落とすシーンと検査のイメージが重なってしまい、

 いやぁ、この時代に生まれなくて本当によかった。

 

 

 

 

 ワンピース巻八十六 四皇暗殺作戦/尾田栄一郎

サンジがプリンとチューしたらだろ?

 

 

ワンピース連載20周年なんですって。うわぁ。

私が読み始めたのが5,6年前? そろそろラストに近づいているという話だけれど、

いやいやまだまだ永遠につづきそうだ。

いつか一巻から読み直したいと思いつつ、平家物語は登場人物1000人とさきほど書いたけれど、

ワンピースの登場人物ってどれくらいいるんだろ。

まだこの巻でもゾロもロビンもフランキーもウソップもでてこないし。

私の棺桶にワンピ全巻入れて欲しいななんて思っていたのだけれど、

火葬するときは本はダメというわけではないけれど、

紙が焼けた灰があまり好ましくないようなことを葬儀社の人から言われた。全巻は無理だな。

「本いっぱい入れてもらうつもりだったのに」とぼやくと、

「入れて欲しい本厳選しておきなさいよ」と娘に言われてしまった。なんだろ、キングの「IT」かな。

これも読みなおししたいと何年も前からおもいつつ、実行していない。

ワンピのラスト、生きてるうちに読めますように。それと尾田さん急死しないでね。健康を心から祈ります。

 

以上、210回目でした。


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