無事完走してきました。
心配していた膝痛は、テーピングとサポーターでがっつりガード、
転ばぬ先の杖というか、走る前にロキソニンまで飲んでおいた。
3キロまでは多少痛かったけれど、あとは痛みを感じることなくゴール。
もうひとつ心配していた脇腹痛。
これが、きた(笑)。
5キロ少し前あたりから右脇腹に違和感を感じ始め、
そのうち脇腹の奥が裂けるというか刺されるような痛み(って刺されたことないけれど)で辛い辛い。
朝は出来るだけ空気を飲まないように食事をしたし、ガスピタンも昨日から飲んでたし、
ちゃんと出すものは出して万全の対策を行ったつもりだったのに、
どうしてこう本番の本番のど真ん中で痛みだすものなのか。
年に1回2回しかこの脇腹痛はやってこないのに、
何故この大事なときに痛くなる!
と怒っても仕方ないので、
どうにかしなくてはと全然違う嫌な汗を流し苦しみながらとにかく走り続けるものの、
これはまずいぞ、歩くことになってしまうかもしれないなと考えてしまいました。
で、右脇腹最下部肋骨の内側をぐぐぐーと指を押し込み圧迫すると痛みが少し和らぐ。
でも手を離すと内部をほじるような痛みがすぐはじまる。
右脇腹痛って、横隔膜説、肝臓説、ガス溜まり説といろいろありますが、
もしもガスならば、イメージですが、大きな風船が腸内の角で膨らんでいるとしたら、
この風船を割るなり分裂させるなりすれば腸にかかる圧が落ち痛みもおさまるのではないかと苦し紛れに考え、
走りながらなにをしたかというと、走り腹筋というか、
立ったままいつもやっている腹筋トレーニングを走りながらやってみた。
具体的には、お腹と背中でドローイング。腹筋背筋で思いっきり腹部を薄い板状にする。
これ、お腹のドローイングだけじゃなく背中も意識すると腹筋割るのに効きますよ。
で、腸にがっつり圧をかければガスが適当に移動するのではないかと読んだのですが、
これ、効きました。
秘策の推進力利用にまでは至らなかったのですが、痛みが消えました。
あとは娘が走りきれるかどうか、様子を見ながらペースを配分。
無事母娘完走できました。
ああ終わった終わった(笑)。
娘は今回は今まで出一番つらかったそうで、3キロ過ぎからひたすら「早く終わってくれ…」しかなかったと。
それでも歩くことや私から遅れてひとりで後ろを走ることは考えなかったそうで、根性玉もってるな。
私は持ってないぞ。
そのあとはフルのゴールを見て、
やっぱり北菓楼(来過労)でケーキセットを食べ、
その後またフルのゴールを応援して、ほどほどの時間に帰宅。
あとは寝るだけ。
ファンラン、フル出場のみなさま、お疲れ様でした。
そうだ、これは書かなくては。
沿道でね、応援してくれた人が今年は多かった。
一般の人や学校の生徒さんたち。
こんなに多くの人から応援されることって、私はないぞ。
それも、まるっきりしらない人たちですから。
もうね、吹奏楽部の生徒さんが一生懸命この暑い中演奏していてくれて、走りながら涙腺ぐじゅ。
今回は泣けてきて泣けてきて、横で娘が「歳だなぁ」と(笑)。
ありがたい。心からありがとうです。