今日は17ページシリーズの日ではないのですが。
しかし、あれですね、昨夜かなり飲んでいたのにもかかわらず、
帰宅後しっかり詫び状というかごめんね投稿をいれていたのには驚いた。
ということは、いれた記憶が定かでないんだな、これが(笑)。
責任感が強いのか記憶力が弱いのか。
しかし、あれですね、昨日のことを少し書かせてもらいますが、
私、歩いていたんです、長距離をね、新しいランニングシューズの紐がどうもしっくりこないので、
その調整という試しといか、延々平和の滝まで歩いていて、
その最中に連絡が入ったものだから、もう焦って競歩のようなスピードで(あくまで本人の感想です)家を目指し、
帰宅後猛スピードでシャワーを浴び髪を乾かし、再びダッシュで家をでた。
おそらく15km前後歩いていたのでは。
これはのどが渇くわ、ビールがうまいわ(笑)、おなかもぺこぺこよ(笑)。
というわけで、一日遅れですが、今日は17ページシリーズを。
いつものように読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、
あとは紹介にも感想にもならない雑文です。
いやぁ、なんだか凄い本に出会ってしまいました。
すべての見えない光/アンソニー・ドーア 藤井光訳
爆発物。
図書館で予約を入れていたのがいつだったのか、予約をいれていたことすら忘れていた本で、
あまり乗り気でなく、むしろ潰すために読み始めたのですが、これが、あくまでも私にとっての話ですが、
これが大袈裟に言うと生きているうちにこんな本に何冊出合えるかというレベルの本だということにすぐ気がつき、
3日目にしてジュンク堂に買いに走った。
読み終えるのが惜しいのと、先を知りたいくせに知りたくない、祈るような気持ちで読む本なんて、ある?
こんな文章を書く人がいるんだ、それを今私がこうやって惜しみながら読んでいて、
それってきっと私だけでなく、国や言葉を越え、読む人の心をちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷ揺さぶっているんだろうなと。
なんだかもう他の本を読む気がしなくなり、図書館本すべてまとめて返却してしまった。
時代を行ったりきたりしながら話しは進んでゆくのだけれど、最後の場面は2014年。
もうちゃぷちゃぷではなく胸いっぱいにふくらむ、なんでしょね、この読後感は。
で、もう一度初めから読み返しています、メモをとりながら。
受け取れるものがあるのなら取り落としたくないし、もっと深く理解したいと思う。
ああ、いいなぁ、こんな読書体験ができたなんて。しあわせものだと思います。
記憶に残っていること 新潮クレスト・ブックス短篇小説ベスト・コレクション/堀江敏幸編
功の証だ。私たちの知り合いには、タウンハウスまで昇格した者さえまだいなかった。検討中の計
「すべての見えない光」があまりにもよかったので、同じ新潮クレスト・ブックスを借りてきた。
世界最高の短篇10作をこの一冊にと謳っている通りレベルが高すぎて、
私にはちょっとハードルが高かったかも。
数日で読み終えたのだけれど、さらっと読んだわりには10作の内容はアタマに入っている、ということは、
やはり書き手のうまさなんでしょね。
私の悪いところは作者の名前をあまり気にしないところ。
さきほどのアンソニー・ドーアとなるともう話は別ですが、もう少し作家の名前を記憶にとどめていると、
次に読む本とか、背表紙で「!」とくることも多くなるはず。
他に2冊読んでいたのだけれど、なんだか「すべての見えない光」のあとだと、
特に書かなくてもいいかと。
昨日の平和の滝に行く前にもクレスト・ブックス2冊借りてきて、
「すべての見えない光」と代わる代わる読もうかと。
新潮クレスト・ブックス、おもしろいかもしれない。
以上、一日ずれましたが、238回目でした。