昨日1ヶ月ぶりに某所(ジム)に行ったら数ヶ月ぶりに知人に会って、
彼女もたまにしか来ないから いやはや会えてよかったよかったと話に花が咲き、
話題は「北海道マラソンはどうだった?」になり、
彼女は毎年札幌近郊のいろいろな大会に出場していて、
もちろん普段から私より速いのだけれど、
なんと今年は「途中で心が折れちゃった」のだそうだ。
私の数分後にゴールしていたようで、
いやぁ、恐るべし北海道マラソンファンラン。魔物が棲んでいるに違いない(笑)。
彼女も「来年どうしようかな…」と話していた。
いつものシリーズの日です。
同時進行で読んでいる真っ最中の本が多くて、今回登場する読み終えた本は僅か3冊。
読み終えた本の17ページの6行目をアタマから書き写し、
あとは紹介にも感想にもならない雑文です。
ルイ16世/ベルナール・ヴァンサン 神田順子訳 鹿島茂解説
脱いで懸章を取り去り、主任処刑人である、あの有名なシャルル=アンリ・サンソンの求めに応
本によりその評価がかなり違うルイ16世。
ベルばらで描かれていた人差し指と人差し指をくっつけもじもじおどおどしている姿を思い出す。
この本によると、あの有名なツヴァイクの小説でのルイ16世の印象の悪さが後世まで引き継いでいるとか。
巻末では『ルイ16世の生涯は、歴史的パラドックスそのものである』と書いてある。
派閥、陰謀、策略、寵愛、そういうものを寄せ付けないよう感情や考えをできるだけ表にださず、
わずらわしさを避けるため狩猟や錠前作りに籠もる。
ルイ15世は祖父だということ、ご存知でしょうか。
ルイ16世の父である王太子ルイ・フェルディナンがルイ15世在位中に死去、
太陽の王子と呼ばれた長男ルイ・ジョセフ死亡、次男(名前忘れました)死亡、
三男だったルイ・オーギュストが王太子となり、ルイ16世となる。
時代の流れは止められなかったでしょうけれど、
父や兄が即位していれば、ルイ16世は静かに部屋に籠もって読書三昧、錠前作り三昧できたのでは。
一にも二にも民を愛していたそうです。
何度もあった逃亡のチャンスにOKしなかったのも国父である王が子供である民を捨てるなどできるはずがないと、
自分の死がフランスのためになるのなら喜んで首を差し出すつもりだったとか。
なんといっても昔の話なのでなにが真実でなにが尾ひれはひれかわかりませんし、
現代の感覚で王権神授説の世界を垣間見るのは難しい。
熟考、知識、思慮、思いやり、そんな井戸にはまっていたのがルイ16世のように思えます。
ノンフィクション作家だってお化けは怖い/工藤美代子
「うちの家内の病気とアラフォーさんの夢と何か関係あるんでしょうかね? しかしなあ、
またまた読んでしまった工藤美代子さんのお化け本。
5ヶ月間限定で住んだ貸家家賃30万円の古い日本家屋に棲みついていたお化けの話がやたら怖かった。
棲みついていると、ホテルなどでもそうだけど、誰がきたのか見にくるそうです、お化けが。
そういうときは目と目をあわせちゃいけないんですって。
いや、そういう問題ではなくって、それ以前に見たくないんですけど。
ワンピース巻90 聖地マリージョア/尾田栄一郎
表紙を観てわかるとおり、今回は懐かしのメンバーが勢ぞろい。
そして最後のほうでやっとロビンやゾロが登場。
この先何年続くんだろう。
一気に読み終わりたいけどそれって無理なので、
年に約4冊、ちまちま買い続けるんだろうな。
以上247回目でした。