町田康氏の「人生パンク道場」の中にでてきたペットロスの女性への回答、
これがなんだか心のスィッチをぽちっとオン、思わずじゅくじゅくと泣いてしまったのですが、
これをきっかけに町田さんの猫シリーズを再読し始め、
4冊のうちの3冊は買い揃えてあるのだけれど、最後の1冊は図書館本で読了したまま未購入。
買わなければ、買ってこなければとネットでいつも利用している書店の在庫を検索するも、×印。
ならばと買いに行ける範囲の書店を検索するも在庫なしで、ヒットしたのは市中心部にある大型書店のみ。
他に用事があるなら地下鉄に乗って出かけてゆくけれど、
今のところ文庫本1冊買うくらいしか用事はないし、
ぷらぷら見て歩くのも得意なほうではないし、
本屋古本屋めぐりにスポーツ店山の店覗いて大出費してしまいそう。
ならばアマゾンでぽちっとするか?
送料がかかるし、できれば印税を町田家の猫に届けたいし、
じゃあネットで近隣の書店に注文しようかとあれこれ悩んでいるうちに、
「あ、昔は電話で注文して取り寄せてもらっていたよな」と思い出し、
今でもOKなのか、直接店舗で注文しなくても電話一本でOKなのか、
よくわからないけれど、とりあえず電話をかけて訊いてみようと、
月に数回はお邪魔しているいつもの書店に電話をかけてみた。
すると、こっちが考えている以上にするすると話は通じ、
あっさりその場でというかその通話で注文完了、届き次第連絡ということで一件落着。
なんてシンプル、なんて簡単。
ネット検索に頼りすぎていた。
そうよね、インターネットが普及していなかった頃って、電話だったり店頭で取り寄せ依頼していたわ。
アマゾンでぽちっは便利だけれど、少しは地域の本屋さんに貢献できたかな。
届いたと連絡があったので受け取りに行ってきました。
猫のよびごえ/町田康
これで4冊揃った。
表紙の写真は、
猫にかまけて ヘッケ
猫のあしあと ゲンゾー
猫とあほんだら シャンティ
猫のよびごえ ビーチ(おそらく)
ちなみに私は猫とあほんだらのシャンティにめろめろになったのですが、
大人になったシャンティはなんと田中真紀子さんそっくりの顔になっています。おおっ。
「猫とあほんだら」までは既に再読済み、せっかく続きの「猫のよびごえ」が手元に届いたのに、
何冊か図書館本を抱えているのでしばらくお預け。
しかし、話は戻ってしまいますが、どうしてこんなに簡単な方法、
電話で取り寄せを思いつかなかったのだろう。
アマゾンと地域の書店、これからは意識して使い分けしていこう。