古い通帳がある。
中にはちょっと嬉しい金額が印字されている(あくまでも個人の感覚です)。
でも届出印がわからない。
暗証番号がわからない。
おまけに銀行が苦手である。
でも中にはちょっと嬉しい残高が印字されている。
さあ、どうする、どうすればいいのか。
今日はなんだか朝からこの通帳のことがやけに気に係り、
よし、今日こそはこの通帳をなんとかしようではないかと心に決め、
まずは近場のATMに行き、記帳をしてみた。
利息が一応ついているが、利息だけでは大福を買うことも出来そうにない額。
で、勇気を出してキャッシュカードを1度だけ、
いくつか浮かんだ候補のうち最有力な番号を打ち込んでみたけれどエラー。
続けて入力したい気持ちをぐっと抑え帰宅。
キャッシュカードがだめでも印鑑さえあっていれば通帳内の金額をおろせる。
こうなったら苦手な窓口にいき、
最短で引き下ろしできるか、いろいろ回り道手続き云々になってしまうのか、
お姉さん(なぜ窓口業務は若い女性ばかりなのだろう)に話を訊くしかない。
最有力候補の印鑑、次点の印鑑、試しの印鑑をメモ用紙に押し、
引き出しの用紙に判は押さずに金額・口座番号だけ書き込み窓口へ。
届出印はおそらくこの紙に押したなかのひとつだと思う、持参していることを告げると、
ぱぱぱっと調べてくれ、紙に押した印鑑の一つを丸で囲み、
これがそうなので引き出し用紙に押してくださいとのこと。
おお、意外とすんなり進んだ。
本人確認もありかと思っていたけれど、それもなかった。
解約という方法もあるけれど、大福1個か2個分の端数だけ残しておくことに。
で、苦手心に鞭打って折角窓口まで来たのだから、
お姉さんにキャッシュカードのことも訊いてみた。
すると、暗証番号を教えることは禁止なのだそうだ。
複雑な手続きをすればなんとかなるかと考えていたけれど、これは外れで一切教えないのだそう。
そのかわりと言ってはあれですがと前置きをして、
キャッシュカードは(ここの銀行では)5回までOKで、
5回でクリア出来なければ6回目からは失効となるので、
考えられる、考えそうな番号を入力してみてくださいとのこと。
お客様の場合は(私ね)1度エラーをなさったそうなので、あと4回は出来ます。
全て通らず効力を失った場合は窓口にて再発行。
今ここで暗証番号の変更は出来るのか訊いてみようかと思ったけれど、
なんといっても残高が大福1個か2個分になってしまったのでそこまでしなくてもいいかと止めました。
ああすっきりした。
私でもやれば出来る。
下ろしたお金は来年の遠征費用及びお道具代にしよう(笑)。