無性に包丁を研ぎたくなり、
便利なシャープナーではなく昔ながらの砥石で無心になってしゃこしゃこ研ぎたくなり、
キャビネットを開けたのだけど肝心の砥石が見当たらない。
ひょっとしたらこっちの引き出しだったかなと捜しても、ない。
?
そういえば砥石で包丁を研ぐなんて何年ぶり?
昔はよくやっていたけれどここ数年シャープナーだったりお皿の糸底ばかり。
砥石はどこ行ったんだ?
私の砥石は小さく、アイフォンXくらいの大きさ。
当時働いていた〇〇〇〇試験場の委託試験船の船長からマキリとセットで頂いたもの。
マキリとは漁業用の小型包丁のことで、
どういうわけか私はこの船長(というよりおっちゃん)に可愛がられ、
漁船に乗って副港から幣舞橋まで送ってもらったこともある。
「送ってってやる」というのは普通車をさすと思うのだけれど、
まさかの漁船、貴重な体験をさせてもらいました(笑)。
で、その思い出の大切な砥石、どこに行ってしまったのか。
捨てるはずないから家のなか、キッチン収納のどこかにあるはず。
けどこれが捜せども捜せども見つからないのだ。
マキリはちゃんと包丁スタンドに鎮座している。
どこだろう。
大掃除の時に見た記憶がないから、きっととんでもないところで眠っているに違いない。
にしても、包丁をこうも研ぎたくなるのは何故なのだろう。
やったぁ!
気になり再度捜索隊を結成し(って一人ですが)心当たり4か所捜してみたのですが、
引き出しの奥に眠っているのを発見。
さっきもここは捜索していたのに、布巾に包んでしまっていたため砥石だと気づいていなかった。
さらに大きさもアイフォンXよりかなり小さい。マキリサイズだった。
私が普段使っている包丁はペティナイフだからサイズ的に合わないことはない。
さっそくしゃこしゃこ包丁研いできました(笑)。
夜遅く台所でひとり包丁を研ぐ。怖いか、山姥か(笑)。それも夫留守(笑)。
この時間にトマトで試し切りするのもあれなので、
ちょっとしなった小松菜を切ってみたけれど、もう少し研いでもいいかな。
もう少し大きい砥石あってもいいかな。
包丁研ぎブーム到来でしょか。