投稿する時間帯がずれていて、となると本日2本目の投稿となってしまいますね。
17ページシリーズの9のつく日がやってきたのですが、
今回はゴールデンウィーク(今ゴールデンウォークと打ってしまった、意味は通じるけど凄い誤差)で、
ほとんど本を手にすることなく毎日を過ごし、
今日載せる本もそうなるとほんの少し。
さささっと簡単に済ませることにします。
空中ブランコ/奥田英朗
らすトレーラー・ハウスのことで、公平のサーカス団では略してそう呼んでいた。巨大テント
たかが猫、されどネコ/群ようこ
猫好きの人と話をすると、必ずといっていいほど、
わたくし率 イン 歯ー、または世界/川上未映子
個人的によろしく定義してはるように、わたしは奥歯であるのやと、云うても
前回「イン・ザ・プール」を読んだので、三冊揃えてある伊良部シリーズをこの際に読んでしまおうと、
第二作目にあたるこの「空中ブランコ」を読んだのですが、
あれですね、前回もそうだけど今回も「ああ、それってあるよな」って事柄がいくつもでてきて、
痛みの共有というか、それでいてもう簡潔に書いちゃうとみんな抱えているのね同じなのねと、
読み終えた後にちょっと心が軽くなるというか、伊良部の一言がとんでもないようで結構どんぴしゃで、
この勢いで次作の「町長選挙」をと思っているのに、違う本を読み始めてしまって、
いつになったら全冊読み終えられることやら。
いつもと違う図書館に本を返却しに行き、ついつい書架を覗いてしまい、
ぱっと目についた群さん本を借りてきてしまった。
群さんはだいぶ昔によく読んでいたのですが、ちょっとしたきっかけで嫌になってしまい、
それでも2,3年に一度ぐらい、ふらっと、
ひょっとしたらなにかの間違いで実は「いい」のではと読んでみるのですが。
今回のこの本はどうやら過去に出した本からいくつかピックアップした猫の話のようで、
そういえば読んだことあるなとも思ったのですが、
やっぱりどうもまたしばらく群さんから離れてしまいそう。
ついに川上未映子さんの小説を読んでみた。
ってね、エッセイやインタビューや、池田晶子さんの本(このシリーズには出していなかったけど)を読み、
少しは下地というか予備知識というか免疫?慣れがあった私で、
逆にそういうことがいっさいなくこの本を手に取ったならば、絶対「何これ?」で投げ出していたと思います。
といいつつ、正直読みづらいし、理解しようと思いながら読むとキツイかも。
なんだろ、言葉のリズムと流れでするっといったり、哲学の流れになってみたり、
でも後半のあの怒涛の展開とまさかの痛みに話が向かうとは思ってもいなかったな。
まだしばらくは未映子さん読み続けそう。
以上、ざざっと簡単に122回、簡単ですがこれで終了します。