「やったー」というか快挙ですね、私の中では拍手してくす玉割りたいくらいの快挙と納得度。
うまく説明できるかどうかわかりませんが、
三角山に登り始めてからどれくらいの年数が経ったのか、
宿題というか数々の疑問がなにも解決されないまま、どんどんさらなる謎が増えるばかりで、
私の学習力観察眼のなさに、ほとほと情けなくなってくるのですが、
それでもわからないなりに観て触れて匂いを嗅ぎ、うろちょろあっちこっち歩いてきた。
その、いろいろわからないパーツというか断片といいうか、
アタマの中でバラバラだったパーツが、先日カチンと合体しまして!
それを確認したくて、2月9日、三角山の「現場」に行ってきました。
それが何という樹、名前はなんというのかわからないので、
私の感覚、インパクトにまかせて勝手に呼んでいたんです。
セフィロスとか、シャウエッセンとかプーチンとか。
まずはセフィロス。
2009年に撮影した一枚ですが、すでにそのときのブログに「セフィロス」という言葉を使っています。
「セフィロス」といってもわからないですよね。
FF7(ファイナルファンタジー7)の、あのセフィロス。
彼です、この人がセフィロス。
銀髪の、前髪の妙な立ち上がりと折れ具合、似てると思ったわけです。
そして、プーチン。
プーチンは今シーズン登場した冬芽。
葉痕の目鼻立ちが、どうもプーチンさんに似ている。
あくまでも個人の感想ですが。
それからシャウエッセンはというと、
樹皮がダイヤ柄で、シャウエッセンをフライパンで熱したように皮が捲れている木をそう呼んでいた。
どうもこのセフィロス、プーチン、シャウエッセンがすべてひとつの木らしい。
三角山のダイヤ柄の木の冬芽がプーチンならば、同じ木だということになる。
これがそのダイヤ柄(私にはダイヤ柄に見えるのですが)で、
熱したシャウエッセンのように皮が捲れている木です。
着雪が融けて、木肌の色がちょっと濃くなっていますが、模様は同じダイヤ柄。
が、残念なことに、
この木は大きくて、手の届く範囲に枝はなく、冬芽を確認することができない。
で、私は学んでいた。
親木のそばには子供の木があるはずだと。
いやぁ、山の中でひとりでなにしてるんでしょね(笑)。
この木の近辺を、プーチンはいないか、プーチン顔の幼木はないか、探してみると。
これが、あるんですねー、細い棒のような幼木や、ぎりぎり握れるくらいの太さの若い木を発見。
写りが悪いですが、
ダイヤ柄にはまだなっていないけど、なんとなく木肌が似ている若い木の枝、
手が届かないので、ポール(ストック)にひっかけ手繰り寄せ、
その枝先についている冬芽を観てみると、
プーチンだ! ボケボケだけどプーチンだ。
肝心のところでなんでこうなるのか。
ここはプーチンゾーンとなっている。
もう少し気温が上がったら、そのときはアイフォンで接写してこよう。
おそらく、春になったら、
こんな姿が見られるはず。
そう、セフィロスではなく、イヌエンジュ、これが正しい名前でした。
というわけで、
私としてはとてもうれしい発見で、
ストックで手繰り寄せた枝先にプーチンがいたときは心の中で拍手でした(笑)。
いやぁ、見過ごせばそのままただの風景のなかの木なのにね。
春が楽しみ。
なんて、全然違う芽が葉が生えてきたらどうしましょ。
ちなみに私はこのイヌエンジュの、芽吹き以降の姿を知りません。
見ているんでしょうけど、観ていないんだろうな。
今まで何度何度ももこの木の下を歩いているんだけど。
ああ、それを考えるとショックっでくらっとしてしまいます。