今日は寒かった。手袋再び出番です。
またこの日がやってきました。
このシリーズをやりはじめてからつくづく10日なんてあっという間だなと強く強く感じます。
では。いつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。
あとは感想にも紹介にもならない雑文です。
あの家に暮らす四人の女/三浦しをん
その名刺が週末、鞄の整理をしたときに出てきたので、「そういえば」となんの気なしに自
ああ、しをんさんって小説家だったんだわ。
なんだか爆笑エッセーばかり立て続けに読んでいたので、
久しぶりに読む小説はどんなんだろうと不安半分期待半分で読みはじめたところ、
ズバリ書いてはアレなので伏字でいきますと、カ○○とカ○○が出てきたときには正直どうしようかと思いました(笑)。
が、いつのまにかカ○○とカ○○、特に怒涛のカ○○に泣かされてしまったか(笑)。
登場人物の佐知ってしをんさんでないか? なんて読みながら感じたのですが。
「梶」とのその後が気になるのはきっと読み終えた人みな同じ気持ちになると思うので、
続編ありそうな予感。
ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム/古谷晋一
11歳が分岐点?
いやぁ、この本面白かったです。
専門用語続出の難しい本だったらどうしようと借りる前不安だったのですが、
なんもなんもこの私でも十分理解できる書き方で、特別な音楽的知識がなくても、
楽器を奏でることが好きなかたなら、いや、音楽好きなかたなら、分野がピアノじゃなくても楽しく読める本なのでは。
ミスを予知し、そのミスをできるだけ目立たせないように小さな音で打鍵するよう脳から指令がいき瞬時に実行している話や、
ショパンの言葉、「最良の先生は、自分の耳だ」なんて言葉も、あらためてそうだよなと再認識。
でもピアノって練習じゃなくて訓練に近いよな。
ウクレレは、安心してください、練習してますよ。
私の函館地図/川崎彰彦
た。いまでもそうだろうと思う。弁天に近い方から大町寄りまで、通りの両側に、瀬
図書館で他の調べ物をしているときに見つけ、借りてきたしまった古い本です。
函館には2度住んでいて、小学生のころは乃木町、結婚してから青柳町(ロープウェイ直下函館山麓)に長いこと住んでいたので、
私の中の函館愛はとても強く深いです。
この本は新聞記者だった筆者の自分史、函館在住の記録ですが、この筆者川崎さんが住み、
歩いたコースがかなり私の暮らしとカブっていて、
「函館公園の博物館や図書館を見た後、横道を抜け護国神社の前を通り」なんて、それって私のコースと同じじゃない(笑)。
そのほかにも「それはあそこらへんだな」とか想像しながらさくさく読了したのですが、
いやぁ、函館行きたいなぁ。札幌から離れるとしたら、函館を選ぶな、私は。
しかし、函館でも山の麓に住んでいたんだわ、私。今も住居より、もっともっともろ山の中だった。
ああ行きたいなぁ、函館。帰りたいなぁ、函館。水元の上のほうでのんびりするにはいい季節を迎えそう。
函館山も歩きたいし。尽きませんねぇ。
以上、函館への郷愁つのる166回でした。って故郷ではないのですが。