北大植物園に行くと、その量の多さに圧倒され、何かテーマを決めてみて歩けばいいのでしょうけれど、
なんでも見てやるとついつい強欲モードで突入すると、午後の部後半(昼食持参よ)は疲れて集中力がどんと低下、
そうなることがわかっていながら、いつも同じコース順にまわってしまい、
逆打ちというか、今回右回りなら次回は左回りと交互にすればバランスよくみられるのになと毎回反省するのですがままならず。
目に付いた木。
温室へ続く橋手前にある木。
この木自体は特に変わっている風ではないのですが、足元というか根元というか、
なにかがにょきにょき生えてというか突き出ているというか、
これって根? 根の関節?
一瞬ウニかと。
菌類? キノコ? 軟らかいのか硬いのか、ぐじゅっと湿っているのかカツンと乾いているのか。
なにか棒でほじってみたい衝動にかられたけど、抑えました。
これは座って足をぶらぶらしてみたい。見るたびに思います。
どんな事情があったのか、屈せず、運気上昇していきそうであやかりたい。
中ほぼ空洞のハルニレ。もちろんかなりの高さがあります。
穴があいて向こうが透けてみえている。
へなっと折れそうなのに折れないこの姿。
がらっと変わって宮部金吾記念館。
記念館に展示してある、内村鑑三が宮部金吾に宛てた手紙、これがなんともいい感じで、
ついつい読んでしまいました。
興味のある方はどうぞ。
手書きの手紙なんて貰わなくなったよな。
子規が漱石に書き送った手紙も読んだけど、メールって味気ないですねー。
ラブレターなんてのも死語になってしまうのでしょか。
でも私なんてひどい癖字の乱筆極めて下手で汚いとなると、全てを隠してくれるメールはありがたくもあります。
ちなみにシダ道でメモをとって歩いているのですが、帰宅後汚すぎて読めん。
綺麗に書いているつもりなのに、いやぁ、これで手書きの手紙書いたとしても、
受け取った人読めないってね。
これは松浦武四郎が書いて宮部家に残していったという絵。
配置というか構図というか、やっぱり非凡な人なんだ。
アキグミの花が満開で、
遠くから見るとぼわっと白いもやに包まれているようで、
花の色とこの葉裏の色のせいなんでしょうけれど、
今日琴似発寒川河畔を走っていたら同じように白いもやに包まれた潅木が。
おお、近寄らなくてもきっとアキグミとわかった。
秋、冬、春と、やっと3シーズンを経て身についたかも。
いや、また間をおくと忘れるんだな、これが。
何度見ても変だなぁと思うのがハナイカダ。
花が葉の中央についてます。
なんかどうも違和感。
ハナズオウ。
前に住んでいた西野の家の庭に咲いていた。こんなにゴージャスではなかったけれど。
オオバオオヤマレンゲ
クロバナロウバイ
ツリバナも満開満開超満開なのに、地味。
今回は疲れてここ歩かなかった。
藤棚も満開でした。今年はまだ藤棚めぐり行ってないなぁ。今年はなしかな。