北海道マラソンが終わり、そろそろぽちぽち走り始めなくてはなと思ってはいたのですが、
なんだか面倒で、う~ん、走りたくないというわけではなく、
走り始めるまでが面倒というか、心身ともに出不精というか、
でもこうしているうちにずるずると走れなくなっていくんだろな、もっともっと面倒になるんだろうな、
家にいても外を走っても一時間は一時間、よし、着替えろ、靴を履けと、気力を奮い立たせ、
いつものコースへ走りにいってきました。
といっても、そんなに長い時間と距離を走るつもりはさらさらなく、
気持ちよくさらっと走って帰ってくるつもりで、
魔の中洲橋なんて行かずにいつもの右股橋で折り返し。
そこまでは特に問題なかったのね。
脇腹も痛くないし、緩い上りで苦しいけれど、これくらいはもうへこたれない。
ところが折り返して下りになった途端、なんというか、がくっときた。
息が苦しいわけでもカラダがきついわけでもない。
やる気が蒸発というかしゅわわわわと抜けてしまった感じ。
「歩いたら楽だろうな、歩いたら気持ちいいだろな、ああ、歩きたい、楽だろな、歩いてしまいたい」と、
もうそれしか浮かばなくなってしまった。
でも歩いてしまったら絶対後ろめたいし、
あ、具合が悪いとかどこか痛い・不調・不安というのならあっさり歩くのですが、
どこもなんともないし、まだ4キロも走っていない。
誰が見ているわけでもないけれど、やっぱり自分がみているよな。
あとはアタマの中で汚い言葉を吐きまくりながら(ご想像にお任せします)、
汗だくになって家まで帰ってきました。