あぁ眠たい。
まだ9時前だというのにこの眠さ。
今日は昨日書いた通り、いっぱい飛んできました。
いえ、たとえ、例えね。
ぐるっと三角山連山?めぐりをしてきたので、あくびが泥沼です。
三角山連山の話は明日にとっておいて、今日はいつもの17ページシリーズを。
毎月9のつく日に、その10日間に読んだ本の17ページの6行目を書き写しているのですが、
最近時間があまりないのに図書館から続々過去に予約していた本が届き、
もうあっぷあっぷの毎日です。
前回前々回はついに読まずに流してしまったし…。
あぁ悔しいけれど仕方がない。
今回は流さずには済んだけれど、猛スピード読み。
結局頭にあまり入っていないのよね。
まぁそれも仕方ないか。
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘/太田紫織
だからこんな風に非番の日とはいえ、知人の運転でも確かに交通違反はマズいだろう。
悟浄出立/万城目学
取って食われる、などという展開すら待ち受けているやもしれぬのに、俺の心はどこま
地図にない場所で眠りたい/高野秀行 角幡唯介
ヴィ=ストロースの構造人類学というやつ。なんでわかりやすいかというと、人
感情的にならない本/和田秀樹
櫻子さんシリーズ3作目。
1作目は櫻子さんキャラがどうもとっつきにくかったけれど、
私が慣れたのか、櫻子さんが歩み寄ってきたのか、
ずいぶん読みやすくなってきているように思えます。
旭川が舞台でついつい読んでしまうし。
三度の飯より骨が好き。
背が高く、姿勢がよく、歩き方がきれい。まるで私? わはははは! ちゃうちゃう!
すみません、また今夜も梅酒で軽いよっぱらい状態です(笑)。
万城目さん、好きなんです。
新作が出たというので、内容も調べず申し込んだ図書館の予約。
やっと順番が回ってきて、手に取り、開き、読んでみると。
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???
中国の古典がテーマ?
なんなんだ、これはいったい。
人名地名役職漢字のオンパレードで読むのが苦行(笑)。
古典に出てくる有名な主役ではなく、脇役が主役となり話が進んでゆきます。
私としては「虞姫寂静」、「父司馬遷」が好きですね。
とくに「虞姫寂静」は、あの四面楚歌の話で、ああそういえば四面楚歌の楚歌ってこうだったかもと、
学生時代に習ったことを思い出したりして。
力は山を抜き、気は世を蓋(おお)う。 時 利あらず、騅(すい)逝(ゆ)かず。 騅(すい)逝かざるを、奈何(いか)にすべき。 虞(ぐ)や 虞や 若(なんじ)を奈何(いか)にせん。
かなり悲しい話ですが、返却する前にもう一度この話は読み返したいなと。
角幡さん、好きなんです。
高野さんの本も数冊読んだけど、角幡さんのほうが性に合う。
なにがどう好きなんだと問われれば、なんて答えればいいんでしょ。
やっていることの凄さに目を奪われがちだけど、
彼自身のもつ魅力というか力というか総合力、判断力、言葉を使っての表現、
すごくふにゃふにゃなようでも実は熱いものが芯を貫いている。あれ?
ノンフィクションは事実を書き、小説は真実を書く。
つらっと言ってしまうところがまたかっこいい。
ただ、雪男の話は途中で挫折してしまったけど。
おすすめは空白の5マイル、アグルーカの行方でしょか。
ああ、この季節になると、南極本を無性に読みたくなってしまいます。
アグルーカは北極話でしたけど、まぁ極地にはかわりない。
和田さん本は今の私のお守り本、精神安定本でしょか(笑)。
「感情的」というと、逆上とかヒステリーとか喚く怒る泣き叫ぶ、なんだかそんなイメージがあるけれど、
反対方向、すぐ落ち込むとかくよくよするとか、物事を悪いほうへ悪いほうへ考える、
こういうのも「感情的」というそうです。
そうか、方向性の違いか。
私なんて負の感情屋よね。
というわけで、買いだめしてる和田さん本、同じような事柄が書いてあるのは承知してます。
すべて読み終えるころには、どうでしょね、少しは変化してるかな(笑)。
よし、10時だ。
もう一杯梅酒飲んで「虞姫寂静」を読みながら寝よう。
では、また明日お会いしましょう。
以上 17ページ 106でした。