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食パンの耳

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「アンソロジー おやつ」というおいしそうな本を、

この空腹・夕食前という危険極まりない時間帯に読んでいるのですが、

そのなかで「あれ? 」という話が載っていた。

伊集院光氏の3時のおやつの話で、その箇所をそのまま数行書き写します。

 

 母親のおやつで思い出すのが、「お弁当のサンドイッチを作ったときのあまりの食パンの耳を油で揚げて味塩をかけたもの」。料理好きの母親がよく作ってくれて、たまにカレー粉をまぶしたものやシナモンシュガーをまぶしたものがあった。    ━「アンソロジー おやつ」 130頁引用━



私の母も食パンの耳を油で揚げたおやつを作ってくれたけれど、

味塩(アジシオとカタカナではなく漢字を使っている)ではなく砂糖をまぶしていた。

そう、からっと揚げた茶色の香ばしい食パンの耳は甘かったのよ。

いまでもあの匂いとさくっとした歯ごたえ、

口の中で広がる油と砂糖と熱々パンの味を思い出せる。

 

味塩味は食べたことがない。

砂糖をまぶすのより味塩味のほうが一般的なのか?

え、よその家ではどうだったのだろう。

気になりクックパッドを見てみると、砂糖・グラニュー糖がほとんど。

ガーリックパウダーやマジックソルトが「甘くない パンの耳」で出てはくるけど少数派。

 

味塩をまぶした食パンの耳はどんな味がするのだろう。

意外とポテチ系に近いのか。無限に食べられそうな(笑)。

カレー粉には心が動かないけれど、シナモンシュガーは美味しそう。

って、私がシナモンシュガーをたっぷりとかけたトーストを初めて食べたのは記憶が曖昧だけど成人してからのはず、

そうなると伊集院光家はハイカラというかそのころすでにシナモンシュガーを知っていたのだな。

ガーリック系ってこれってかなり私好みのつまみになりそうだ(笑)。無限おつまみ。おやつ枠外。

 

お腹がすいたので、晩御飯を作ろう!

 

 

* 2時間半後、食後まったく空腹ではなくなると、

油っこいのはもうこの齢だといいよなとか、きついよなとか、

ころっと変わってしまうのは仕方ないことなのだろうか。


どうして青あざ

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サガンの(得意の琴似発寒川左岸ではなくて)「心の青あざ」を読んだのは高校生のときで、

いったいどんな高校生活を送っていたのかちょっと怖い。

あのころサガンの本は何冊か読んでいて、いまでもタイトルはすらすらっとでてくるから不思議。

「ブラームスはお好き」、なんてステキなタイトルなんでしょう。

あーとんでもないJKだったのか(笑)。本の内容を覚えていないのはこの頃からか(笑)。

読み直したいけれど、紙は茶色い字は極小サイズ。

今の私には酷すぎだ。

 

じゃなくて、某所(ジム)でTシャツに着がえていると、

左上腕に派手に青あざができているのに気付く。

 

 

 

 

自撮りしてみたけどピントあってないし色も鮮明ではない。

 

いつどこでこんなあざをこしらえたのか、全然身に覚えがないのだ。

昨夜お風呂に入った時にはなかった、絶対・確実。

触ると痛いので、鮮度のいいあざなのだと思う。

家を出る前にこのあざに気がついていたなら、

もっと袖の長めのTシャツを用意してきたのに、これは結構目立つ。

まぁ仕方ないけれど。

でも、これだけのあざ、こんな場所でしょ、なのに覚えがまったくないとは、

眠っている時のできごとなのか? 謎だ。

 

 

そうだ、今日初めてクーマTシャツを目撃(笑)。

色と言いフォントといい、あの後ろ足で立つクマのイラストといい、

プーマそっくりで目が何度も何度もそこにいってしまった(笑)。

 

赤ちゃん力

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古い友達宛てに出した喪中ハガキが「宛先不明」で戻ってきて、

そういえば住所変更の案内が春先にきていたことを思い出し、

保管場所を探してみたけれど見つからず。

すぐに連絡先変更をしなかった私が悪い。

それで同じグループのもうひとりの古い友達に「新住所知ってる? 」とメール送信。

新住所だけでなく、わんさか盛りだくさん情報を返信してきてくれた。

 

筆不精というのもなんだけど、

いまどきメールもLINEも無料通話も便利なツールが溢れているのに、

私は友達間でほとんど連絡をとっておらず、

しいていえば年に一度の年賀状が近居報告知る知らせるで、

連続して喪中が続いていると、もう知らないことばかり。

なんとメールの友達は娘さんが出産し、おばあちゃんになっていた! 

しかもメロメロとろけそう。

娘さんには数回会ったことはあるけれど、結婚出産していたとは驚きだった。

 

驚きの先にさらなる驚きというよりショックな文面が待ち構えていた。

この古い友達というのは高校の同級生で、

同期の誰もが知っている(おそらく)男子○○君が今年の夏、肺がんで亡くなっていた。

最後に話したのは何年も前の同期会のとき。

同じ齢、全然病気とは無縁そうな人なのに、もうこの世にはいないなんて。

独身なのか家族がいるのか、ご両親はいらっしゃるのか。

いろいろ考えが浮かび、近しい間柄ではなかったのに、えらく落ち込みました。

同期生が亡くなるってショックなものなんですね。

 

が、そこにさきほどの彼女がお孫さんの画像をどひゃどひゃ送ってきてくれた。

か、かわいい。小さい。なんてふにゃふにゃ。

赤ちゃんの匂いと体温まで伝わってきそう。

あまりのかわいさに感激し、かわいい連呼で返信すると、

「Live Photos」でふにゃら~っと表情がかわるのまで送ってくれた。

Live Photos、恐るべし。もたらす効果に初めて納得した(笑)。


亡くなる命があれば生まれてきた新しい命もある。

しかし、自分の娘の子供でもない新生児の画像なのに、

ここまでがっくり落ち込んだ心にふわ~っとパワーを注いでくれるとは。

赤ちゃんのもつ力って、すごい。

 

 

17ページ 6行目 253

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冷えると思ったら雪が積もっている。

冷え性とは無縁と思ってきたけれど、この冬は足の指先がひんやりする。

そうだ、どこから仕入れたか覚えていないけれど、

簡単な冷え性チェックというのがあって、

ずばり、お尻(生尻)に触って冷たかったら冷え性だそうな。本当か?

触ってみた(笑)。

う~ん、触っている手のほうがひんやりしてるけど、腕よりは冷たいかな。

なんてお尻の温度を確認している場合ではない。

今日は29日。また例のシリーズの日だ。真面目な性格だったんだな、私って。

 

ではいつものように、この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 

 白墨人形/C・J・チューダー 中谷友紀子訳

 自分がそう主張していたんだという顔で。

 

スティーヴン・キングの大ファンで、

出版されている本は読んでいる(&積んでいる)ほうだと思います。

その巨匠キングが「わたしの書くものが好きなら、この本を気に入るはずだ」と推しているだけあり、

面白くないことはないのだけれど、やはりキングにはまだまだ敵わない。

キング小説ベストランキング上位の「IT」と「スタンド・バイ・ミー」とお下品(笑)が混ざった感じ。

”秘密ってのは、ケツの穴と同じだ……誰でも持ってて、汚さにちがいがあるだけだ”

キングが書きそうな言葉でしょ(笑)。お下品ー!

って、著者は男性かと思いきや、46歳になる女性。 

上の言葉を証明するかのごとくラストはみなケツの穴(失礼)状態。

やっぱりキングとは違うなぁ。キングを求めてはいけないのでしょうけれど。

で、その後キングを無性に読みたくなって未読既読の本を手に取っているのだけれど、

もう何を読んだらいいのかわからない。

キングの長編って半端な量じゃない。眩暈がするほど分厚い。

短編、中編は、あまりぱっとしない(失礼)ことも多いし。

大きな字のキング本出して欲しい(笑)。

 

 

 

 

 解錠師/スティーブ・ハミルトン 越前敏弥訳

「なんだそいつは、十二歳ぐらいか」

 

いくつもの賞を獲得したそうだけど、私にはどうもダメだったな。

あくまでも私個人の感想です。

ミステリというよりボーイ・ミーツ・ガール話というか、

時系列がぐらぐら、トラウマになった原因の事件をずるずると明かさず、

性的な話なのでここには書かないけれど、ネタバレにもなっちゃうし、

そういう凄惨な場面を見てしまったことで話すことができなくなったのに対し、

そういう凄惨な場面を見てしまったにもかかわらず肉体的には平気でやってしまうというのが、さて。

いえ、私は男性ではないので肉体と記憶のバランスはわからないけど。

そしてまわりはぼろぼろ死んでいくのに対し、自分は死なないんだな。

4人組とのところまでは面白かったのだけれど、原因解明から気持ちがどんと離れてしまった。

これだけ賞をとっていても、読み手によって感想はかわるし、みな同じならそれも怖い。

 

 

 

 

 空飛び猫/アーシュラ・K・ル=グウィン 村上春樹訳

 ちびっこのハリエットは、もうとっくに教会のとんがり

 

村上春樹氏の訳なので児童書だけど読んでみた。

言葉の選び方つなぎかたがとてもきれいでスムーズ、

絵本や児童書って大人向けと違い、

いかに小さな子供でもぱっと理解ができるか、すんなり飲み込めるか、情景が浮かぶか、

そこが一番の肝かと思います。そういう面ではさすが村上さん。

が(笑)。

ジェーン・タビーお母さん(もちろん猫)の口調が新美南吉っぽい?

「手袋を買いに」の狐のおかあさんを思い浮かべてしまった。

ゴミ捨て場の聖女というか。

もっとくだけたバージョンも読んでみたい。もちろん村上さんの訳で。

 

 

 

 

 少年のはるかな海/ヘニング・マンケル 菱木晃子訳

とふきげんにはならないと。父さんがすてた海と、父さんをすてた母さん……。

 

ヘニング・マンケルの児童書です。良書。

ヘニング・マンケルに関してはあまり情報がなくて、詳しいことは知りたくてもわからない。

ヴァランダー・シリーズを読んでいても、母親の存在が薄いんだな。

この本でもお母さんはこの少年を捨てて家を出ている。記憶にすら残っていない。

最後のほうでのお父さんの言葉、

「自分がわすれられないことをしたということが、だいじなんだと……。」

なんだがすごくこの言葉、この齢になった私まで励ましてくれた。

 

 

 

 

 アンソロジー ビール

 

 

 アンソロジー おやつ

 

 

 

大胆にも2冊まとめて。

期待しすぎで読み始めたのがいけなかったのか…。

「ネパールのビール」は秀逸だった。

これは道徳の教材にもなっているようだけど、読んでいて私も「反省」。

この前の「〆切り本2」の田辺聖子氏や「アンソロジー お弁当」の白石公子氏、

今回の「ネパールのビール」、これが読めたのは収穫でした。

 

 

 

以上、次は何を読んだらいいのかわからず困る、253回目でした。

 

 

不機嫌な人

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特定健診に行ってきました。

それがね、ただでさえドキドキで血圧急上昇、

高い値がどどんどどんと2回もでて、

「普段は120前後ですけど外だとぽんと上がるんです」なんて言っても、

高い値がでるからにはどうしようもない。

 

もういいや、いいの、高いと書き込んでと開き直ったら三度目の正直か慣れたのか、

三回目の測定で問題無し範囲内の値が出た。

「ああ、大丈夫ですね」なんて言われて正常な範囲とみなされたけど、

そんなに簡単に境界引いてそれでもいいのかと、安堵と不安が入り混じり複雑な心境になった(笑)。

本当、血圧って測定する時間や環境、その前後の行動や心理状況に敏感に反応する。

某所(ジム)で着がえたらまず運動する前に血圧を測っているけれど、

知っている人が通りかかっただけでびょえ~んと異常に高い値が出てしまうから、

この気の小ささはなんとかしたい。けど治らんのだわ。

 

血圧やら採血採尿、身長体重腹囲、流れ作業というか機械的というか、次はあれ次はそれと流され、

心電図のカーテンエリアにたどり着いたら、そこにいた技師さんが猛烈に不機嫌。

乱暴、怖い、おいおいこれは乱れるぜ私の心のグラフ、にしてもどうしてそんなに機嫌が悪い。

ジェル(でいいのか)を拭き取るのも雑巾掛け以下の扱い。

いやぁ、これって、どこの管轄なるのかな、誰かお忍びでチェックに入ったほうがいいよ(笑)。

こういう仕事内容だと知っているのだろうか。

思いついたけど民間でやっている「アンケートのハガキにご記入ください」みたいなのやればいいのに。

 

最後のレントゲン撮影に至っては雑の一言、これ絶対きちんと写っていないとおもう。

肺の腫瘍などは簡易なレントゲンでは写らない確率が高いとはきいているけれど、

いままで受けてきたレントゲン検査のなかで一番雑だった。

息を止めてもいなかったし、私動いてたよ、まだ。

過去の健診ではその場で技師さんがきちんと撮れているかどうかチェックしていたけれど、それもなし。

撮りなおして下さいともいえないし。

いやあ、驚きすぎて笑うしかない。

受ける機関によってこんなに差があるとは。

今までが恵まれすぎていたのか? いや、それが当たり前の医療従事者のプライドだと思う。

 

結果はクリスマス頃郵送。

開封前に血圧測定してみたらすごいだろうな(笑)。

深刻な結果が届きませんように。

 

サンドイッチ

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海外の小説を読んでいると、サンドイッチがよくでてくる。

お気に入りのヴァランダー・シリーズでも、

捜査でくったくたに疲れたヴァランダーがサンドイッチを作って食べている。

いったいそのサンドイッチってどんなサンドイッチなのか。

手の凝ったものを深夜に作っているとは思えない。

冷蔵庫に食材がいっぱい詰まっているともまるっきり思えない。

サンドイッチというからにはパンが必要だけど、

それも歯がめりこむようなふかふかの白いパンではなさそう。

って、そもそも海外では白い食パンで作っているのか?

バケットとか、ライ麦パンとか、どうなんだろ。

挟んでないかもしれない。オープンサンドもある。

「熊と踊れ」だったと思うけど(記憶違いならすみません)、

長兄レオが弟たちにチーズサンドを作っていた。

仮に食パンにスライスチーズ挟んだだけでもチーズサンドと呼んでもいいのだろうか。

 

そんなことを考えていたからか、

 

 

 

買出しにいったスーパーでサンドイッチを買ってきてしまった。

チーズが挟まっていなかった。

ちょっと悲しい。

 

手袋を買うつもりではなかったのに

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ジュンク堂に行こうと用意をしていたら、

愛用の手袋に穴が開いていたことを思い出した。

去年の冬なのか春先なのか、気がついたら右手の親指第一関節の内側が、

穴というよりどこかに引っ掛けたのか布が斜めにぐざっと裂けて、

地肌がちらっと覗いてる状態になってしまったのよね。

もっと大胆にずばっと破れたなら処分したのだけれど、

内側だし、見えないかもしれないし、修繕するという方法もあるし、

結局捨てきれずにいつものようにしまい、次の冬が、今日がきたわけだ。

 

解説?すると。その手袋は私の中ではお出かけ用。

ご近所用ジム用厳寒期用と数種の手袋を使っているけれど、どれも実用一点張り。

穴はやっぱり穴で、やっぱりこれはダメでしょうと、

もうひとつの、先代のお出かけ用手袋を出し、それを着用し、家を出た。

 

が、見た目はおしゃれでいい感じの手袋、

これは アフタヌーンティーで買ったステキな手袋なのに、

全然あたたかくないのだ。むしろ冷たく冷える。

ポケットに手を入れて歩くことなんてないのに、ポケットに突っ込んでもぬくもりが全く無い。

これはダメだ。この手袋では今年の冬を越せそうに無い。

 

ジュンク堂で本を選ぶつもりだったのに、

札駅&大通り周辺で手袋探しに変更。

あたたかさを重視したら手の大きさ倍になるし、

スマホ操作可だと指先がなんだかそこだけ気になるし、

手首部分が長いつくりのほうが冷気が袖口から入り込むのを防いでくれるし。

私の年齢×100位のお値段でステキなのを見つけたのだけれど、手袋にそこまで出すのは抵抗が。

ロフトであたたかさ、見た目、手首部分の長さ、お値段、どれもほどほど合格なのを見つけ購入。

おしゃれ度は低めだけれど、どのアウターにもあわせれそう。

 

手袋探しにほとんどの時間を費やしてしまい、

ジュンク堂滞在時間は20分もなかったのでは。

そう、ロフトのレジで手袋の値札とか留めてあるプラのTのあれをとってもらい、

帰りにさっそく使ってみたけれど、もわっとしたあたたかさがうれしい(笑)。

今思うと、ジム用に二重構造のもこもこのも買えばよかったかなと。

厳寒期の徒歩30分は、カラダは体温上昇してそう冷たくないのだけれど、

足指と手指は氷のように冷たくなる。

そうだな、ジム用も新調するのっていいかも。

 

誕生日が同じ

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今日12月7日は亡くなった母の誕生日で、

同じ12月7日生まれの友達が私には二人いる。

生まれやすい日なんだろか。ない、それはないと思う。

12月7日以外でも、「あの人とあの人は誕生日が同じ」という知人友人が数組いる。

なのに、私と同じ誕生日(ニアピン賞も含めて)の人とは知り合いになったことがない。

 

が!

思わず「ぐぇっ!」と声がでてしまう、

驚きの人と誕生日が同じとういうことをさきほど知ってしまった。

ヘニング・マンケル。

私がここ数ヶ月間読み続けているスウェーデンの作家だ。

ただし、2015年に亡くなっている。

 

マンケルの小説を今日もちまちま読んでいて、

今度はスピンオフ作品で、舌がんにかかった刑事が主人公なのだけれど、

心理描写が鋭くて、マンケルががん告知を受けた時期とこの小説の発刊された時期、

想像なのか実体験を元に書かれたのか、そこらへんを調べようと検索すると、

マンケル作品の訳者、柳沢由実子氏のヘニング・マンケルを偲ぶ追悼記事を見つけた。

 

「無口な巨人」ヘニング・マンケルを偲ぶ

 

かなりの情報が書かれていた。

で、マンケルの誕生日が私と同じだということを見つけ、思わず声がでてしまったのだ。

そうか、マンケルと私は誕生日が一緒だったんだ。

同じ日生まれの有名人芸能人にはとくに反応しないけれど、

マンケルと同じだったとは感慨ひとしお。

生きているのならもっと喜んだのに。一緒に齢をとれたのに。

まだ訳されていない作品がいくつもあるようで、

それを楽しみに待ち続けることにしよう。


壁で超土下座

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以前ここで紹介した 超土下座 。

どこが硬いのか、右肩先がロック状態になって伸びないから、

おそらくそこがおもな原因で、

このモデルさんのように胸が床につかない。

大きさの問題ではなく、つかないのです。

あれから肩周りや肩甲骨まわり、肩の内側背面などなど、意識して自重ストレッチをしてきた。

真面目にまめに毎日数回やっていると、「お、いいんでない?」と感じるけれど、

これがさぼったり忘れたりするとすぐあっぷあっぷになる。

カラダは正直だな。

 

で、私、気がついたんです。

この超土下座をするには床に四つんばいにならないといけない。

意外とそれが面倒というか、ちょっとのことなのに、

さぁ四つんばいになってやりましょうというにはハードルが高くて行動にうつすのが億劫になる。

もっとなにかのついでにぱっとできないのか。

壁だ! 床を壁にすればいいんでないか?

 

壁から50cm位離れて立ち、

両手をあげて壁につけ、自重をかけて壁にアゴをつける。

アゴから下もいけるとこまで壁につける。

おお、床超土下座のソフトバージョン(笑)。

これだと背中のカーブが緩やかだからか、右肩先が痛みなく伸びてくれるので、

自分の重さで胸がぐいんと広がるというか伸びる。

なんとこれだと胸も壁につく。大きさの問題は論外。

手をつける位置を低くするとキツくなりますが。

これだと、たとえばトイレに行った帰りとか、立って動いている時に壁にぺたっとへばりつける(笑)。

といいつつ、あまりステキとはいえないので、クローゼットの横の隅っこでこっそりやっています。

 

17ページ 6行目 254

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12月らしい寒さと積雪がやってきました。

3年位前に買った、フリースでできた寝るとき用のマフラーがあるのだけれど、

これ、すっごくあたたかい。

マフラーの一部にねじりこんにゃくのような切れ込みが入っていて、

そこに片方の端をいれるのだけれど、

首が絞まることも、ゆるんではずれることもなく、首襟肩のぬくぬくが朝まで約束されます。

たまに暑すぎたのか、枕元にびょえんと捨ててあることもありますが。

やっぱり首をあたためるのは正解なんだ。

別に寝るとき用じゃなくても、ネックウォーマーでもじゅうぶんなはず。

寒い夜にはおすすめです。1度使うとやめられなくなります。

 

あ、そんなこと書いている余裕ないんだ。

今日は9のつく日、いつものシリーズの日。

それでは、この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 仙台ぐらし/伊坂幸太郎

に、みんなばんばん増やして。今はもう、全然、稼げないし、新しく勤め出した人もたい

 

この本は前に1度読んでいます。

あの震災のことが書かれている部分だけ読み返す。

これから先もきっとここだけは何度も読み返すと思います。

 

 

 

 ひとり暮らし/谷川俊太郎

もとめていたのかもしれない。

 

同じく「からだに従う」だけを読み返す。

なにか一冊、これだという谷川さん本を見つけたい。

 

 

 

 

 右の心臓/佐野洋子

時々ずるずるっとわたしがすべってしりもちをつきそうになると父さんがひっぱり上げてくれた。わ

 

偶然、元夫婦だった佐野さんと谷川さんが重なりました。

なんていうのか、絵のような文の書き方というか、

絵画のような詩的な文章というのではなく、

ずばっと必要なこと伝えたいことだけ中心にどばーんと持ってきて、

不要なもの余分なものは潔くそぎ落とし削り、こういう書き方をする人って他に知らない。

そういえば前に読んだ「死」に直面したときの本も同じような印象を受けた。

佐野さんとお母さんのシズコさんとの関係は前から知ってはいましたが、

自分に置き換えると、このような扱いをされたら佐野さんじゃなくても死にたくなりそう。

お兄さんの葬儀の話や、セツコさんの話、

今の時代ではありえないだけに、なんとも読んでいて切なくなってしまいます。

 

 

 

 

 昭和ごはん/瀬尾幸子

 

 もう一軒 おつまみ横丁 さらにおいしい酒の肴185/瀬尾幸子

17ページはカマンベールチーズのせトーストのかりっ&とろっの写真

 

2冊まとめて。

行き詰ったこの食生活に風穴を開けようと、2冊借りてきた。

あまりにもおいしそう&使えそうな「もう一軒 おつまみ横丁」を購入。

瀬尾さんレシピは初めて。

すごくシンプルで感激しています。

調味料も少ないし、材料も全然特別なものを使っていない。

それにこの本はすべて「材料2人前」で、

私としてはこれは適量、夫と二人だし、その夫はド偏食だし、

残っても私が多めに食べれば完食できる量なのはありがたい(だから痩せないのよね)。

酒の肴、おつまみといっても普通にごはんのおかずになるものもたくさん載ってるし、

もちろんどう頑張っても酒の肴にしかならないものもあるけれど、

これはレシピ本としてはかなり使える本だと思います。

ちなみに「瀬尾幸子 レシピ」で検索すると、かなりの数のレシピが見られるので、

「何作ろう」と悩んだ時にはどうぞご覧ください。

 

 

 

 トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える野鳥の秘密/川上和人 マツダユタカ

 目が前向きなら、歩いても見えている風景は徐々に近づいてくるだけです。しかし、

 

何がって、鳩よ、鳩。鳩が一番納得というか最高へえボタンでした(笑)。

運よく上の6行目はその鳩の首振りについて書かれていて、

鳩は目が横についているので、歩くにつれて風景が前から後ろに流れて行く。

車窓のような感じでしょかね。

そんな動いている視界の中で食べ物を探すのは大変で、そこで編み出されたのが「首振り」。

実は首を振っているのではなく、

ここからがあなたすごいのよ、

まず首を前に伸ばし、伸ばした先で頭の位置を固定してからだを前に引き寄せる。

これだと視界の中の風景は動かない!

そしてまた首を伸ばし、頭を固定し、一歩。

視界が動くのは首を伸ばす一瞬だけ。

からだに対して首を振っているのではなく、空間に対して頭を固定しているのだそうだ。

かー、これから鳩を見る意識が絶対かわるな(笑)。

キツツキの舌は頭蓋骨を一周してるとか、

ほとんどのことは忘れても鳩の話だけは記憶に残りそう。

 

 

それでは、首にフリースマフラー巻いて寝ます。

以上鳩を動画に撮ってスロー再生してみたい、254回目でした。

 

 

しもやけだ

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いきなり寒くなりました。

外の空気が「キーン」とか「ツーン」とか「パリーン、パキーン」て感じ。

ゆるさもなあなあもまるみもなにもやさしさのかけらもなし。

おお、全部ひらがなだと何がなんだかわからない。

漢字や句読点って偉大だな。

 

午後から外出して来たのですが、

たったそれだけで足指6本しもやけになりました。

毎年必ず足指しもやけなるんだな。

血行が悪いのと足指長いのと冷たさがもろ路面から伝わってくるからか。

手指や鼻・頬は赤くはなるけどしもやけにはならない。

さっそくネオパスタノーゲン塗っています。

って、ネオパスタノーゲン自主回収という記事がでてきた。

製造番号を調べると私の持っているのは該当していなかった。

これ愛用してるんだけどな。

そう、子供の頃、しもやけってとっても痒かった記憶があるのだけれど。

今というか大人になってから痒いしもやけとは無縁で、

赤くぼってりと腫れて痛みのほうが強い。

痛いというか、爪のついたタラコというか。

春が来るまで、良くなったりタラコになったりの繰り返しです。

 

膨張缶詰

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そこにあるのは知っていたのだけれど長年放置していた果物の缶詰。

毎年この時期になると食品保存庫のチェック&片付けをするのですが、

葬儀から持ち帰りぽんと置きっぱなしだった果物の缶詰が2個あって、

毎年毎年これどうしよう、冷やしてそのうち食べよう、いや、甘そうだなんて、

ずるずるずるずるとそのまま奥の隅に置きっ放し。

今年こそはっきりさせようと手に持ってみたら。

変、なんだか形が変、これって膨張? 爆発する手前?

 

 

 

 

濡れているのは私が洗ったから。

蓋が盛り上がっている。

 

 

 

 

底ももちろん盛り上がっている。

 

 

 

 

 

見慣れた缶詰の形状ではない。

 

 

 

 

 

2012・7・9 ってそんなに前だったのか!

いやぁ、ずぼら丸出し。

 

 

 

 

こちらは洋梨の缶詰。

 

 

 

 

黄桃よりは膨張していない。

 

 

これってこのまま放置し続けたら、

食品保存庫の中で爆発して中身飛び散ってわやなことになったのでしょか。

 

 

袋に入れ缶切りで穴を開けたら、ガスがブシューっと物凄い勢いで噴出。

爆発してたらと思うと怖い。

中は黄桃が茶桃、洋梨も茶梨となっていました。

腐敗臭はまったくなし。

親も缶詰もいつまでも元気ってわけではないんですね。同じにしちゃ悪いけど。

他に古い缶詰はなかったはず。

セーフで終わってよかった。

ガレージにいるタコのような気分。

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「誰も知らない世界のことわざ/エラ・フランシス・サンダーズ」という本を読み始めたのだけれど、

なんだかすっごくこれ楽しい(笑)。

タイトルの「ガレージにいるタコのような気分」はスペインのことわざで、

これは日本人でもガレージにいるタコの絵を想像するとわかりやすいかも。

場違いで、とても困った状況にいて、打ちのめされていることを意味するそうな。

ライトなタコなら私しょっちゅうかも(笑)。

「はずしちゃったかな」とか「いやこれまったく場違い」なんてことが起こったら、

「今私タコなんだわ」なんて思ったらちょっと気持ちが楽になるかもね。

 

あと、「私の頭にアイロンをかけないで。 アルメニア語」とか、

「わあ! 馬が妊娠している! フィリピン語」とか、

「あなたのレバーをいただきます。ペルシア語」って膵臓じゃないのね。

日本のものだと、「サルも木から落ちる」と「猫をかぶる」がとりあげられている。

そうなんだ。

「翻訳できない世界のことば」もこの人の本だったんだ。

読みたいと思っていてすっかり忘れていた。

そのうちこちらも読んでみよう。

 

 

写真がどうも…

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昨夜は忘年会で、南2西8にある「GRIS」というステキなお店にいってきたのですが、

古いビルの4階にあり、

そのなんとも古っちい建物はかなり好きなタイプでばしばし撮りたかったのですが自制、

遠慮がちに写した料理写真はやはり変な写りになっていて、

あれですね、中途半端というかいいのを撮るぞという気合というか強い思いが足りない。

 

 

 

 

 

お店への階段。

 

 

店内写真はなし。

料理の写真は写し忘れたのと写したけれど見栄えが悪くてお店に申し訳ないので没したのが数枚。

 

 

 

 

お肉。って見ればわかる。

全ての料理が丁寧に作られていて、盛り付けや器も料理を出す側の意識が感じられる。

取り皿も品ごとに新しいのにかえていたし。

見たところ、若いご夫婦二人で切り盛りしているようで、

調理や洗い物、裏は大変なのだろうなと。

 

 

 

 

 

ひらめのせいろご飯

 

 

 

 

デザート

 

 

 

一番最初にでたサバのスモークと野菜の一皿は見た目がなんとも芸術的というか、

写すのにはまさに絶品の一皿だったのに、

すっかり、まるっきり写すということを忘れていた(笑)。

食べるぞ、飲むぞのほうが優位でした。

丁寧な仕事をしている店っていいですよね。

 

 

札幌ロケ地マップ(かよ)

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琴似神社本殿お賽銭箱手前の机に、

 

 

 

12月28日公開の映画「こんな夜更けにバナナかよ」の札幌ロケ地マップが置いてあったので、

一部持ち帰ってきた。

 

渡辺一史氏の「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」は2014年4月に読んでいて、

鹿野さんが住んでいた住宅を2度ほど見に行ったことがある。

もちろん外側からだけど、こんなに近くだったんだと驚いたことを覚えているし、

鹿野さんも渡辺さんもひゅんととがった三角山を見て過ごしていたのか、

人の一生に対し自然の幅というか懐というか、

逆に言うと三角山はどれだけのものを見てきたのかと思うと、

「ばふー」と巨大嘆息人間になってしまったのもよく覚えている。

ちなみに絶対アムンセンも来札の時、三角山はアムンセンの視界に入っていたと、

個人的に信じています。

話の方向がずれ始めてきました(笑)。

 

 

そう、それで、大泉洋さん主演で映画化されたことは知っていたけれど、

札幌で、しかも実際の鹿野さんが住んでいた部屋で撮影していたとは。

ただ、渡辺さんの本というよりは原作ということで、

中はだいぶ違うのではないかと思っていますが、どうなっているのでしょか。

 

で、琴似神社でもロケをしていたそうで、

というか、知っている場所がぞろぞろでているのに撮影していたことこれっぽっちもしらないし、

こんなにちょろちょろ動いている私なのに、撮影現場なんて一度も見かけなかった。残念。

 

 

 

 

本当にロケしていたのかよ(笑)。

 

 

 

 

 

 

で、このロケ地マップをみて驚いたのが、

 

 

 

6のフーズバラエティすぎはら!

なんでこんな場所知ってるのかよ!

ここね、私も3年ほど前に偶然知ったお店で、幹線道路から離れた住宅街に、

突然タイムスリップしてしまったかのように出現するお店で、

ここは地元の人しか、それも地域限定住民か古い人しか知らないのではと思うのですが、

すごいな、誰がここをロケに考えたんだろう。

私は円山・神宮に抜けるのにどのルートが近いかなんて住宅街をぐねぐね歩いていて出会ってしまった(笑)。

入る勇気がちょっと足りなかった(笑)。

今度買い物に行ってみるかよ(笑)。

*「○○かよ」を過剰に使ってみました。


自動改札機 通せんぼ

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東区へ移動した帰り、某地下鉄駅の自動改札機を通ろうとしたらバタンと扉が閉まりブザーが鳴った。

え? とは思ったものの、まあ落ち着いてもう一度ICカードをタッチ。

が、解除されずブザーというかチャイムは鳴るし、扉はがんとして開かない。通さんぞという気迫満々。

ICカードの残高は問題ないし、ここ東区までの地下鉄全て問題なく改札通ってきたのに、何故?

たまたま後続に人はいなかったので焦りは50%減だったけど、

改札で引っかかるなんて考えても想像してもいない出来事だったのでまさに「わお」だった。

インターフォンで係り員を呼んで下さいみたいなアナウンスが流れ、

そのインターフォンってどこだったと動揺しながら探していると、

改札すぐ横の事務室から駅員さんが出て来て、

通せんぼの扉を開き、残高及び引き落としというか通過済みとなっているかを調べ、

「読み込みが悪かったようですね」ということで再度タッチしなくとも放免。

乗り換えで改札機を通る時、またバコンと扉閉まるのではと、

念入りに、必要以上にカードリーダーにぐいっと押し付けてしまったわ。

その後3回通過したけどどれも大丈夫、でも心拍数上がってたと思う。

これラッシュ時だったら、嫌だなぁ。

 

 

 

17ページ 6行目 256

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ダウンに撥水加工してあるはずなのに、

今日の雪の中を歩いていると、肩も袖も前もフードもトートバッグも、

なんだか雪が積もってしまい私だけ雪まみれ、人間雪だるま。

なんでだろ。

行き交う人は衣類に雪が積もってはいないのよね。

払いながら歩いてきたけれど、なんでだろ。

これは撥水加工の新種でだるま加工なんだろか。めずらしい人だった。

 

 

さて今日は17ページシリーズの日で、なんでこんなに早くに回転してるんでしょね。

今年は次回残すのみとなってしまってる?

毎年「今年読んだベストな本」みたいなのやりたいと思っているのに、

思うだけで実行にうつさない。というか、うつせるだけ頭に入ってないんだな(笑)。

今回もばんばん読み飛ばしました。

「読み進めるのが惜しい本」ってなかなか巡りあえないなぁ。

って私が心無いのと雑なだけでしょか。

 

ではいつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 

 きっとあの人は眠っているんだよ 穂村弘の読書日記/穂村弘

 

 

読書日記なんて読んでしまったら読みたくなる本がどんどん出てくるのが常なのに、

穂村さんのこの本は歌集や漫画の登場が多くて、

漫画はとっても好きだし興味があるけれど図書館には置いてないんだな、一部例外はあるけれど。

読みたい本が増えて困ったことにはならなかったです。あ、なんかしっくりこない日本語だな。

きちんと書くにはどうもってくればよかったのかな。

時間がないので次にいきます。

 

 

 

 

 パーマネント神喜劇/万城目学

る。ちゃんとゴールまでの順序を見極めてから、取りかかる。このなかで『まず、はじめに』食

 

神社仏閣好きなので、神様が出て来たのには「きゃぁ」と喜んでしまったが、

万城目さんここ数作なにか迷っているというか悩んでいるというか、どうしたのでしょか。

「悟浄出立」からかなぁ。

かのこちゃん(おそらくかのこちゃんとマドレーヌ夫人のかのこちゃんだと思う)がでてくるラストのパーマネント神喜劇が一番読んでいて「うん」だった。

ちなみにパーマネントとは永遠、永遠なる神のお勤めの時間の話でした。

 

 

 

 

 タンゴステップ 上/ヘニング・マンケル 柳沢由実子訳

かしダヴェンポートの心配を察知したスタックフォードは、彼を脇に呼び寄せると、マクマナ

 

 

 タンゴステップ 下/ヘニング・マンケル 柳沢由実子訳

「なにが起きるというんだい? 革命でも?」

 

ヘニング・マンケルのヴァランダー・シリーズの続き「霜の降りる前に」を数ページ読んだところで、

「霜の降りる前に」に登場する新任刑事ステファン・リンドマンは派生作品タンゴステップの主人公ということに気がつき、

先にタンゴステップを読んだほうが話が見えやすいだろうなと急遽変更読んでみた。

どことなくこのリンドマンはヴァランダーに似ていて、

同じシリーズのような感覚で読んでいたのだけれど、

どうも内向的激情男というか、美人にはやはり弱くてまた騙されるというか、

マンケルはこういう男性を主人公にもってくるのが好きなのね?

さあこれでヴァランダーに戻れる。ステファン・リンドマンの予習でした。

 

 

 

 

 わらの女 新版/カトリーヌ・アルレー 安堂信也訳

 

1956年作の名作ミステリなのだそうだが、こういうヒロインは苦手というか嫌なタイプ。

危険察知警報機はないのか、計算高く迫るのに対し拘置されてからの崩れ方の情けなさ、

オチはないのか、哀れな結末。

携帯もパソコンもDNA鑑定も声紋鑑定もない時代の話。

でもその頃に読んだなら面白かったでしょうね。

変なつっこみを入れてしまうのは損なのはわかっているけれど、ついやりながら読んでしまった。

 

 

 

 

 痩せる筋トレ痩せない筋トレ/比嘉一雄

 

 

いつもこういう本は著者の信念考え方がそれぞれと言い続けてますが、

そのなかから自分に使えそうな情報を選び取り、実践あるいは淘汰。

30分位で読み終えてしまった。

基本的な考えはだいたい共通しているので、その他のことが重点となるのだけれど、

おそらく社会人男性向けに書かれていて、あまり参考にならず。

この方の自重ストレッチは興味あるんですけどね。そっちに期待。

 そう、「筋肉は裏切らない」また始まるようですね。楽しみ(笑)。


 

 

 

 ワンピース 巻九十一 侍の国の冒険/尾田栄一郎

 

やっとゾロ登場。

今回はたるむことなく面白かったかな。

って、現世界での一日とマンガのなかの一日とでは差がありすぎで、

話の進みは遅いのにこの世界がどんどん進んでいってしまうものだから、

いつのまにやら登場人物の顔も今風の、

プリクラ(死語?)で目を下にびよんと加工したような圧縮顔になってきて、

でも絶対正義は勝つ悪いやつらはぶっ飛ばしてしまえ弱気を助け悪を潰す、これは読んでいて気持ちいい。

尾田さんの健康を祈るばかりです。

私の棺とワンピの完、どちらが先になるか。絶対後者だとは思うけど。

 

 

 以上、ジム帰りでくたくたな256回でした。

振り返りそうになるのを堪えた話

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大きな交差点で信号待ちをしていると、

私の後ろに並んだ若い女性の会話が聞こえてきた。

 

「胸毛、すごいの」

「どれくらい?」

「5センチ、8センチ?」

 

ぐぇ、いま何て言ったの? 胸毛が5センチ、8センチ?

振り返って顔を見たかった、話に参加したかった、確認もしたかった。

確かに胸毛と言っていた。鼻毛ではないし、鼻毛で8センチはないだろう。

声の調子から、20代真ん中あたりじゃないのかな。

彼氏のことなのか、夫や父親のことなのか、それともいろいろ考えられるかな。

5センチ、8センチ?(語尾が上がってた)も伸びるものなのか?

いやぁ、夢見そう(笑)。

 

 

寒波が街にやってくる

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今日もかなり寒い一日だったけれど、

年末28日頃から29日頃に12月としては過去最大級の寒波が流れ込むそうだ。

しもやけが悪化しそう(笑)。

ネオパスタノーゲンを塗る、サロンパスを貼るというか巻く、

昨夜はアンメルツ・レディーナ(匂いが女性向けというか)を塗ってみた。

このアンメルツ・レディーナの効能にしもやけとは書いてないけれど、

これがいい感じかも。たまたましもやけ下火の時期だったのかもしれないけれど。

エアーサロンパスも効くという話だけれど、これはまだ試していない。

寒波でしもやけ悪化したらシューしてみるか。

 

ああ、一年で一番気が重くて重くてたまらない時期がやってきました。

大掃除、年越しの準備、そしてお正月の御馳走。

やらなきゃ罰せられるわけではないのだけれど。

そろそろ大掃除に手をつけ始めようと、今日は照明器具と洗面台をやりました。

日頃の筋トレというか持久力の成果? カラダが全然きつくない。

これは我が家で有酸素運動か?なんて、ほいほい拭きまくった。

 

ちょっと物足りなかったので、小タンスの引き出し3段の整理までしてしまった。

この引き出し3段というのが、まぁストレートに言うと私の下着が詰まっていて、

そう、ここからつぶやき的内容になりますが、

私、ストレス発散の手段のひとつとしてパンツを買うというのがあるんです。

ズボンのパンツではなく、ずばり、パンツ。

引き出しの中に買ったはいいけど未使用のまま眠っているパンツが仰山あるのを発見。

先週も2回に分け5枚もパンツを買い込んでしまった。

なのに使用するのは肌というか形状というかしっぽり馴染んだいつもの愛用パンツ。

前に1度書きましたが○ラジャーもそう。

ほどよく馴染んだものが一番使い勝手がよく、そればかり使うからくたびれてくる。

この先数年パンツを買わなくても不自由しないだけの在庫がありながら、

なぜそれを使わないのだ。

このまま私が死んでしまったら、新品のパンツばかりが残るのか。

断腸の思いで、愛用パンツたち&ブラたちと泣く泣く訣別いたしました。

はやくゴミの日が来てくれないと、袋から取り出しまた身につけてしまいそう。

つらいけど、ハサミをいれるべきだな。

ソックス類はそこまで未練なく処分できるのに、

パンツとブラは愛着というかカラダにしっくりきすぎて、もう他のものは考えられなくなる。

セットも使わないわけではないけれど、上下揃ってしっくり落ち着くのは不可能のような。

さあ明日はどこを掃除しよう。

ああやりたくない。

なにもせずにお正月が来た子供の頃って今考えるとパラダイスだったのね。

クリスマスの話

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特別なことはなにもしません。

まぁスペシャルといえば、大切にしまってあったワインを開けたこと。

飲まずに死んだらもったいないかなと(笑)。

で、大掃除してたんです、やらなくても新しい年はやってくるのだけれど、

今ここで動かなければいつまでもいつまでもやらずにいそうな気がして。

換気扇油地獄で格闘していると、荷物が届いた。

 

 

 

 

でこぽーん!

私大好きなのよね、でこぽん! 

ラ・フランスとでこぽん、底なしで食べられます。

努力する私をサンタさんは神様は見ていたに違いない。

油地獄をいったん切り上げ、ゴム手をはずし、手を洗い、

ちゅーというか巾着というか、なんとも愛らしいでこぽんをひとつ手に取り、

さっそく戴いちゃいましょうと皮をむき、口にいれると。

痛い? え? なに? 劇的に口の中が痛い。

これって換気扇掃除の影響? 洗剤?

いや、違う、この痛さはあれだ、酸っぱ痛い、酸っぱすぎ、なにこれレモン味のでこぽん?

でこぽんってもう少し遅い季節に見かけていたと思うけど、早すぎたのか?

果汁はたっぷり、実もぷりぷり、なのに味がレモンのような酸っぱさ。

電子レンジで30秒チンしてから冷やして食べると甘くなるとネットで出ていた。

ラ・フランスも早すぎると大根味のじゃりじゃりだけれど、

寝かせておくとあのしっとり濃く濃くなるように、

でこぽんも寝かせておくと私の大好きなあのでこぽんに成長するのか?

箱入りなのに、まさかの刺激味。

全部レモン味なのだろうか、それともたまたま運悪くレモン味を引いてしまっただけなのだろうか。

箱のなかに入っていた紙には「皮は剥きやすく果肉は甘く多汁で柔らかい果実です。ぜひ、ご賞味ください」と書いてある。

クリスマスなのに、でこぽんなのに。

逆転の秘策を探さなければ。

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