「たまには走らないと」と、琴似発寒川河畔に走りに行ってきたのですが、
これがすこぶる快調な走りで、
快調と書くとすいすい走っているように思われそうですがそうではなく、
最近は長距離を歩いてばかりだったのですっかり歩きモードにカラダが設定されてしまったらしく、
走り始めると脚が混乱というか、「え? 歩くんでないの?」と脚の筋肉が動揺している感じで、
調教というか設定変更、「今日は走るんですよ」と脚に言い聞かせながらゆっくり走っていたのですが、
これが脚よりも呼吸がものすごく楽で、
いつも緩いだらだらの上り坂で息が超荒々しくなってしまうのに今日はサイレント機能搭載並みの静かさ。
「これは今日はいける」と、いつもの折り返し地点をそのまま通過し上流へ上流へと走っていたのに。
ツン、ツンツン、キーンと脇腹が痛くなってきた。
きたか、恐怖の大王脇腹痛。
滅多に痛くなることなんてないのに、ここぞというときやってくる。わが身の裏切り。
場所は右脇腹、毎度おなじみの場所。
ガス説、横隔膜説があるけれど、この痛さは堪らない。
おさえても、脇腹を伸ばしても痛みはおさまらず、中洲橋を越えた所で走るのをやめる。
あれ不思議なもので走るのをやめると嘘のようにぴたっと痛くなくなるのよね。
で、痛くないからまた走り出すと、右脇腹が裂けるように痛み出す。
調子が良かっただけにもったいないけれど、残りは歩いて錦水橋へ。
しかしなんで脇腹痛くなるのだろう。
滅多にならないのに、なぜか高確率で北海道マラソンで痛くなる。
過去5回出場したうち2回痛くなっている。おそろしいぞ、これは。
ハンゾーU履いてきた。
空き地にルピナス。
帰り道はどうやったらこの脇腹から痛みが取れるか、
姿勢や呼吸、秘策はないのかといろいろ思いつくまま試してみたけれどどれもダメで、
走るのをやめた瞬間に痛みは消えるのだけれど、また走り出すと痛くなる。
歩く時間を長くし間を空けてみても、100mも走らないうちにまた痛くなる。
解決策を見つけられず、いい加減いやになってきて、結局歩いて帰ってきてしまった。
これで今年一年分の脇腹痛終了だったらいいのにな。
なんだか忘れた頃にやってくるのよね、この脇腹痛って。
なんでだろ。