骨密度、測ったことあります?
少し前の話となりますが、区の施設で行われる健康講座内で骨密度と血管年齢の測定をしてくれると知り、
簡易検査だとは思うけれど、目安として値を知るのも悪くないかと、どきどきしながら出かけていったんです。
会場はお年寄り9割。混ざって私ぐらい、或いは私より若い女性がちょっぴり。
骨密度だけ測ってもらうつもりでいたのだけれど、
結局なんだかんだで用意してあった全てを測定してきてしまった(笑)。
握力、足指力、体脂肪、普通にいい感じ。
簡易検査なので気楽に流す。
全身反応(敏捷性)、これは体力測定で何度か経験していて、やり方だけはばっちりしっている。
目の前のライトが光ったら瞬時にジャンプする。
これは気合をいれた(笑)。
1本目、慣らし。ジャンプっ。
2本目、来いっ、と思ったらなんと1回で終了。なんたるちあ。3本やらないんだ。
結果、5段階評価の「4」。1番高いレベルは「5」だから、齢を考えたらいいほうかな。
次は血管年齢。
人差し指を機械に挟んでやるやつで、悪いけれど私これは信用していない。
血管年齢を正確にしりたいのならやはりきちんとした医療施設でおこなうべきだと考えています。
といいつつ、やっぱり並んでしまうこの卑しさ。
どきどきしながら、どきどきは影響するのかわからないけれど、神妙に指先にパワーを送ること数秒。
結果、実年齢より1歳若いとでた(笑)。
この測定方法は信用していないといってたのに、やはり1歳でも若くでると嬉しい。やはり卑しい。
ちなみに「指に力が入っていたりすると高めの年齢がでやすい」と係りの人が言っていた。
さぁ、メイン、骨密度測定。
この骨密度測定のやり方もいろいろあるようですが、超音波骨量測定装置で測定。
2011年、マラソン大会の出店ブースで1度測ってもらったことがあり、
そのときはほどほどの値がでたのだけれど、あれから6年、年をとってる、どうなっているのか。
係りの人が驚いていました。
若年比較%というのは、20歳の値の平均値を100%として比較したもの、
同年比較%とは、そのものずばり同年齢の女性の平均値を100%として比較したものです。
20歳の平均値より上回り、同年齢と比べると131%だと。
どれだけ頑丈な骨してるんでしょか。
女の人は母親からの遺伝要素が強いそうです。
私の母は40代で亡くなったけれど、確かに火葬された骨はきちんときれいに残っていた。
骨壷に入れるとき大腿骨を折ったのをよく覚えている。
当時は子供だったから、なんてむごいことをするんだと大ショックだったけど、
今思うと、私も綺麗なお骨になって焼きあがりそう。
ライトセーバーにして遊べるんでないか、大腿骨。
バトントワリングもできそうだ。
話が逸れましたが、
右下がりの曲線より上なら安心という話でしたが、頑強な鉄骨おばさんでした。
特にカルシウム摂取を重視した食事をしているわけではなく、ごくごく普通の献立です。
お日様浴びて歩く&走る、これかなぁ、あと遺伝というか持って生まれたもの。
ちなみに骨を柱でたとえると、鉄骨がコラーゲン、セメントがカルシウムなのだそうです。
そっちに行ってたのか、コラーゲン。少しは顔にまわして欲しい。
これが2011年の測定値です。このときも超音波骨量測定装置で測った。
どこまで正確かはわからないけれど、それでもこのときに比べると値はぐんと上がっている。
火葬場で見てみたいな、私の焼きあがったお骨。
義母の骨は骨粗しょう症でほとんど崩れていました。
さあこれでおしまいだと思うしょ。
違うんです、すっごい値がでてしまったんです。
肺年齢検査。
うぇぇぇ!! 95歳とでてしまったわ!!
私一応これでも走ってるんですが(笑)。
そうか、この年齢なら頑張っても頑張っても速く走れないのは当然だな(笑)。
測定テーブルを囲んだ一同呆然。座が静まってしまった。
やりかた、間違えたみたいです。
一気に吐き出さなければ(6秒間とあとから説明された)ならなかったらしく、
そんなこと考えずロングトーンみたいにふーっと吐いてたら終わってしまった。
まだまだ吐けたのに。
「もう一回お願いします」とは言えなかった(笑)。
すごいな、95歳! なかなか出せない記録だと思います。