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またひとり、

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またひとり、女子高生が目の前で転んだ。

歩道が下りの緩い傾斜になっていて、ずるっと滑りどどどと両足を前に投げ出し着地。

尻餅というのか、お人形さん座りというのか。

で。

前にも女子高生の転倒場面に遭遇したことがあり、

悲鳴ではなく大胆な叫び声をあげながら大胆にすっ転んでいて、

いやぁ、いいぞ、元気だ女子高生! と思ったのですが、今回コケた彼女もすごかった。

 

「きゃぁ」とか「いやぁぁぁぁ」ではなく、

「でぃぇぇぇぇぇぇぇーっ!!!」と大絶叫。

そして「ぎゃはははははーっ」と大笑い。

いやぁ、いいぞ、女子高生! 元気なコケっぷりにおばさんも明るくなってしまったよ。

 

2回とも一人歩きではなく友達と楽しく歩いていたからこの明るさなのか?

一人で歩いているときだったらどうなったんだろう。

一人でコケても大胆に叫ぶのか?

私なら・・・、滑り度合いにもよるけれど、やっぱり叫ぶかな、もちろん「きゃぁ」ではなく「あーーーーっ」かな。

今冬、転ぶ瞬間人はどのような声を発するのか、これ課題としよう。

 

 

 

 

さて、話はがらっとかわりますが、

1911年12月14日(15日と表記もあり)、アムンセンが南極点に到達した日です。

 

 

 

 

冷酷なイメージがつきまとうアムンセンですが、私は冷静な判断力を持つ人と思っています。

冷静すぎるから冷酷非道といわれてしまうのかもしれませんけれど。

で、アムンセンの本を南極点到達から115年後の今日、

南極点探検がほぼ同時期ということでアムンセンが書いた本をもう一度読もうと、

初読は図書館本で手元にないためネットでぽちっとしたけれど、いまだ到着せず。

 

南極点に初めて立った男、アムンセン。

貴重な動画が残っています。

ナショナル ジオグラフィック アムンセンの南極探検

 


働いた

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今日はガス器具&ボイラーの保守点検がありました。

たしか、毎年お正月があけたころを点検にあてていたと思うのだけれど、

そのことを伝えると「年内にやってくれ」みたいなニュアンスで言われ、

まぁ大掃除がてら12月の点検にするかと日にちを今日に決めていたのですが。

 

いやぁ、大変たいへん。

ボイラーはボイラーだけど(当たり前か)、うちはガスストーブなので和室以外全室についているし、

お湯をつかうところ、すなわち浴室洗面所台所と、範囲広すぎる(笑)。

普段からきちんとしていれば余裕のよっちゃんなんでしょけれど、

普段からしていないに加え、「もうすぐ大掃除だからいいか」の手抜き分上乗せで、

ありのままの姿みせるのよって域にはまだ達してないし、

いやぁ、まいったまいった。

でも今日の点検のための片付けや掃除でだいぶいい感じになったような気がする。

これでこのまま2017年にいっちゃうか(笑)。

いや、せめてこの時期だけはもう少し頑張ろう。

 

 

 

 

 

といいつつ、昨夜おそろしいことに気がついてしまった。

い、和泉雅子さんがいるではないか。

あのきれいな和泉さんの変わりように驚いたのはしっかり覚えているけれど、

彼女が成し遂げたことって、これってすごいことをしていたんだと昨夜気づいたわけで、

調べてみたら何冊か本が出ている!

北欧ミステリの次は極地再びか。

 

 

 

 

やっと届いた。

徳島県からやってきたアムンセン本。

そして今読んでいる(といってもまだ序盤だけど)本が、ナンセンの極北フラム号漂流記。

 

 

 

 

 

すごい組み合わせだ。

てっぺんとてっぺん、南極点と北極点、

赤道直下にはほとんど惹かれるものがないから、やっぱり私は極地が好きなのか。

にしても両極端、両極地。

 

この、ナンセンが使った船フラム号をアムンセンが譲り受け南極に行っていて、

ノルウェーには極地探検船フラム号が当時のままで保存されているそうな。

触ってみたい。撫ぜてみたい。

 

余談ですが、アムンセンが立ちたかったのは実は北極点で、

ピアリーに先を越されてしまったので南極点を目指したわけですが、

その後彼は飛行機を操縦し北極点上空を飛んでいるんです。

こどものころから北極点をめざし、冬の夜も窓を開けて眠り寒さになれる訓練をしていたとか。

南極点に最初に到達したことは有名ですが、人類初両極点到達を成し遂げた人物でもあるのです。

残念ながら遭難者の捜索に向かったまま北極にて行方不明、

遺体も機体も発見されずにいます。

今日知りました&ヘリ

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昨夜アムンセンの本が届いたことを書きました。

 

 

 

これです、この本「南極点制服」という本なのですが、

初めて読んだのが図書館本で、アムンセンの南極本の図書館蔵書検索でヒットはこれだけでだったので、

今回再読用にネットで購入するときもあまり考えずにこの本を注文したわけです。

が、昨夜、いろいろネットをふらふらしていると、

 

 

 

 

 

 

この本をみかけた。訳者も違う。

そういえば前に何回かこの表紙はみたことがあり、改訂して今回買った本になったんだと勝手に思い込んでいたんです。

が、どうやらそれは違うみたい。

よく見れば出版社がちがう。

いやぁ、どうやらこの朝日文庫のアムンセン本「南極点」は600ページを越す探検日記で、

それを要所要所短くまとめたものが、中公文庫BIBLIOの「南極点征服」なのらしい。

読んでもいないし手に取ったこともないので「らしい」となってしまうけれど、

これって同じことが先月も起こっていたんじゃないか。

 

 

 

 

 

これです、「世界最悪の旅」。

薄い中公文庫を購入したら、古本屋さんでひょっこり朝日文庫991頁があることを知り驚き、

興奮して買ってきたけれど、まだ薄いほうしか読んでいない・・・。

 

 

 

アムンセンの朝日文庫も欲しい。

お年玉欲しい。

いえ、買うだけのお金はもっているけれど、手に入れると満足してしまうパターンのような気もする。

2016年も物欲で終わるのか。

 

 

 

 

 

 

 

なんだか最近二本立てが多いですが、

今日三角山山頂のまわりをヘリコプターが飛び去ることなく飛んでいて、

 

 

 

 

もしやと見上げると、

 

 

 

 

山頂付近でホバリング、

 

 

 

 

救助する人、そして救助される人が見え、

 

 

 

 

飛び去っていった。

たいしたことなければ良いのですが。

 

しあわせウォシュレット

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いやぁ、新しいウォシュレットがやってきました!!

ここまで到達するのが結構大変だったので、

無事しっかり個室におさまってくれてほっとしております。

 

いままで苦楽をともにしてくれた古いウォシュレットに深く深く感謝しつつ、

ああ、新しいウォシュレットがやってきただけで、なにこの高揚感は。

そしてやり遂げたこの達成感、ひさびさに味わう充足感。

某所(ジム)で鍛えながらも、「うちに帰ったら新しい便座が待っている」と思っただけでしあわせな気分になる。

新婚のだんなさんってこんな感じなのか? 家で○○ちゃんが待っててくれるんだ、オレがんばるみたいな。

って、私を待っているのは便座だけど。

 

いやぁ、新年は新しいウォシュレットで迎えるのよ(笑)。

メリーウォシュレット&ハッピーニューウォシュレット(笑)。

シーリングライトも取り替えたし。

我が家リニューアルか(笑)。

というわけで、尾籠なネタとなりましたが、みなさんもどうです? いいですよ。

 

17ページ 6行目 189

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また9のつく日がやってきました。

あっという間ですね、毎回毎回思うのですが。

さすが12月に入るとなにかと忙しい、いや、忙しいほどではないのだけれど、

やっぱりなにかとしなければならないことが多くて、

のんびり本をひろげている時間がすくなかった。

いよいよですね、今年もあとのこりわずかとなりました。2週間ないよ。

 

ではいつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 

 夢野久作 ちくま日本文学全集

  と村の者の云うことをきいていた巡査は手帳から目を離した。

 

・いなか、の、じけん 抄

・瓶詰地獄

・押絵の奇蹟

・氷の涯

・人間腸詰

・猟奇歌

・謡曲黒白談 より

・杉山茂丸

 

 

瓶詰地獄がかなり気に入った。夢を見てしまったもの。

読みやすいのもあればそうでもないのもあって、

これって気持ちが入るかどうかなんでしょけれど、

少女地獄がちょっと気になっています。

 

 

 

 

 

 岩波ジュニア新書66 南極情報101/神沼克伊

四・五度といちばん高くなり、西に移動するにしたがって

 

古本屋「らくだや」さんで50円で買ってきた南極やさしくざっくり解説本です。

1983年発行なので情報が古いといえば古いのですが、氷河とは氷床とは棚氷とは、

極地本を読んでいると何度も出てくる言葉ってこれなんだとか、

ジュニア新書ですから激ムズなことは書いてなくて私レベルでとても嬉しい。

ただページの関係上おさまるように省いて省いてあわせているのがちょっと残念。

地図や図解も載っていて、これで50円とはありがたい。定価は530円となっています。

 

 

 

 

 

 説教師 エリカ&パトリック事件簿/カミラ・レックバリ 原邦史朗訳

ると、彼はブツブツ言って上掛けを引っ張りあげて被り、エリカに背中を向けた。

 

シリーズ2作目読破。面白い。

明るいのよね、事件は別物で陰湿で残酷なんだけど、

軸となるエリカとパトリックがやけに明るく元気で頼もしい。

北欧ミステリって、まだそれほど数は読んでいないけれど、

どれもなんというか重苦しさが漂っていて、

ミレニアムはまだそう暗くはないけれど、かといって明るい話ではないわけで。

事件さながら追う刑事が私生活破綻していたり、とんでもない過去をかかえていたり、

奥さんが出て行ったとか、奥さんに愛人がとか、奥さんが殺されたとか・・・。

ところがこのシリーズ(まだ2冊しか読んでいないけど)では主人公が明るくしあわせ真っ盛りなのだ。

なんと今回エリカは妊娠後期でくじらのようになっている(笑)。

 「ラブコメ&しをんさん入っている?」なんて前に書いたけど、

その印象は今回も変わらず。

次を読むのが楽しみだけど、どの本も結構な厚みがあるのでそれなりの心構えと安定期(妊婦か)が必要かな。

 

 

 

以上、189回目でした。眠い。さぁ寝るぞ。

 

清清しい人違い

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町中ではなく、ご近所の裏道、人・車ゼロの見通しのいい道の向こうから年配の男性が歩いてきて、

かなり私と接近したところで、

「お疲れさんっ!!」と勢いよく声をかけられ、

顔を上げその男性を見ると、満面の笑みを浮かべ、片手を「よぉっ!」とあげていて、

どうやら雰囲気的に私を職場の同僚と間違えたよう。

で、私の顔を見てすぐ人違いと気づいたようだけど、

そこで怯んだり恥ずかしがったりやっちまったオレの気配もなにもなく、

「いや、違った、失礼っ!」とさらに片手をあげ「よぉっ!」のポーズをしてすれ違った。

その潔さが清清しくて、間違えられて得した気分になってしまった(笑)。

ちなみに、私は得意のダウンに長靴だったけど、いったいどんな同僚と間違えたんだ???

 

 

 

 

 

 

最近得意の2本立て(笑)。

いやぁ、図書館すごい。

極地関連の本、適当に言葉を入れて検索していると、なんとDVDがあることを見つけ予約、

今日受け取りに行ってきてた。

 

 

 

 

ディスカバリーチャンネル 南極点、失意の到達ースコット隊の悲劇ー

 

当時の記録映像、関係者の証言など入っていて、いやぁ、感激。

図書館ってすごい。

もっと賢い利用の仕方がありそう。

 

それで、スコットでもアムンセンでもなく、久しぶりにシャクルトンの本を棚から手に取り、

ラストの、サウスジョージア島捕鯨基地に到着からエレファント島への救出場面を読み返し、

ぶるぶると泣けてしまった。

いやぁ、いろいろな本を読んできたけれど、マジ泣いてしまう本って本当に少ない。

 

このDVDにシャクルトンとスコットの確執が語られていて、

私が知っている以上に激しいわだかまりがあったようで、

アムンセンとの軋轢もそうだし、ノルウェーの当時の置かれていた状況だって知らなかったし、

たびたび登場する「用語」も含め、

やはりこれは一連の南極本の読み直しかな。

今度はもっとわかると思う。

南極の地図を壁にばーんと貼って。

しかし、人の好み、心動くものって千差万別十人十色、おもしろいですね。

 

また本を買う

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これはもう道楽ですね、きっと買うことが、所有することが好きなんだと思う。

さすがに最近は単行本は避けるようになったけど。

個人的に文庫本より単行本のほうがその手に感じるずっしり感存在感、カバー、文字の大きさなどなど、

すべてひっくるめて単行本が好きなのですが、さすがに単行本は本棚の場所をとる。

文庫本をきれいにずらっと並べるのもいいかななんて、今年の暮れは蔵書転換期のようです。

 

 

 

 

 

 

数日前の円山公園。

寒さはあまり気にしないけど、道がツルッツルなのは苦手なので、

円山にはこれが行き納め?

次回は春か(笑)。

いや、そうはならない気がする。

決死の凍結路面ろばや、じゃないらくだやGOする日がきっとくる。

 

 

 

 

 

なんだか嬉しい一冊をゲットする事ができるか???

って、路面すごいことなっているのが伝わるでしょうか。

 

で、なんだかとっても嬉しい一冊発見。

 

 

官能のモーツァルトだ!!

 

 

 

 

宇能鴻一郎。

これは、「部長さんたら、ひどいんです」の官能本ではなく、

平松洋子さん感嘆の愛読本で、

きれいなまま200円で売りに出されていた。

最初の数ページを立ち読みしてきたけれど、なんと小樽からスタート。

宇能さんは札幌出身です。

ちなみに「官能のモーツァルト」は私がつけたのではなく、平松さん。

この、平松さんがおこなった宇能さんへのインタビュー記事を読みたいがために、

文芸春秋「オール読物」官能コレクション2014エロスの記憶を買ってしまったし。

これ、困ります。真っ赤なエロエロな本で、

私が突然死んでしまったら遺品整理で「こ、こんな本が・・・」となるぞ。

実はもう一冊、人に頼んで買ってもらった正真正銘宇能さんの官能小説もあるんです。

いったいどんな文体なのか読んでみたかった(笑)。

どうしましょ(笑)。

あ、処分してもいい文庫本の表紙だけ取り替えればとりあえず誤魔化し有効か。

ごくごく魅力のないサスペンス本の表紙にしておくか(笑)。

「オール読物」は誤魔化しきかないけど。

 

 

 

 

そして今日。

 

 

 

 

じっと手を見る二宮サンタ。

毎年本をちゃんと持って読んでいたと思ったけど。

紀伊国屋書店へ。

 

 

 

 

 

シャクルトンのエンデュアランス号漂流記も角幡さんのアグルーカの行方も読んでいるけど手もとになかったんです。

2冊とも図書館本で、シャクルトンのエンデュアランス号の文庫版は過去に買い求めたはずなのに、

なぜかランシングのエンデュアランス号の本を2冊買っていた。同じの2冊買ってどうする。

シャクルトンは人気があるせいか今でも店頭で買えるのがありがたい。

そのほかの極地関連の本はなかなか入手困難な状況です。

運だな、運。

 

ホワイトすぎる

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札幌積雪95センチですって。

いやぁ、町中大変なことになっています。

今日はさすがに娘から雪かき助けて要請があり、手伝いに行ってきました。

同居じゃなくて近くに部屋を借りて住んでいます。

三連休ということで、そのまま我が家に泊まりに来ているけれど、

明日、もう一度雪かきに行って娘の車を発掘しなければいかんかな。

なんだかこの冬は、一気にドカっと、それもわちゃくちゃどっちゃり置き土産で、

もう過剰にホワイトすぎるクリスマスを迎えそうです。

 

 

 

 

 

これは娘の手土産というか、

昨夜のビンゴ大会での景品、クリスマスサンタカステラ。

明日はケーキだ!! ひゃっほー!!

 


大雪後

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この3連休、あれですね、娘が来ていると箍が外れるというか、外しちゃうよというか、

もう食べまくりでした。

ケーキはもちろんのこと、なんか「食べ足りないね」とゴディバをつまみ、

「口の中甘いね」と今度はおせんべいをつまみ、

過食過糖過脂肪三昧。もちろんアルコールつき。

 

 

 

 

 

ロープに雪が絡んで注連縄のようになっている。

これも雪まくりの一種に含まれるかどうかはわからない。

 

 

 

 

 

 

琴似神社も鳥居と鳥居の間が閉鎖されていた。

落雪につきだったかな、張り紙があったけれどしっかり読まなかったので。

枝がばりばり落ちていました。

 

 

 

 

 

人がすれ違うの、無理。

おまけに雪山の高さがこれ12月のものではないぞ。

 

 

 

 

 

 

そして、渋滞。

市内いたるところで渋滞が続いているようです。

 

 

 

 

 

それと。

全国高校駅伝、山の手高校がんばりました!!

夏も冬も朝も夕も細いカラダでとにかく練習して、いつもいつもたったかたったか走っている姿をよく見かけていて、

琴似発寒川では一緒になることもあるし、

もちろんあっという間に抜き去り、折り返して戻ってきてまた抜かされるという圧倒的な速さ(笑)。

でね、挨拶してくれる生徒さんもいて、そうなるとなんだかもっともっとめんこくて、

心のなかで応援し続けているファンなのですが、

あの大雪の中、無事京都に移動できたようで、

昨日の本番は17位でゴール。

あれですね、ずっとテレビを観ていたけれど、ほんのちょっとしか映ってなくて、

全国高校選抜の駅伝なんだから、トップばかりでなく出場校全部映してくれよと怒ったのは私だけではないはず。

ともあれ、お疲れ様でした。ぐっすり休んで、また元気に走る姿を観られるのを楽しみにしています。

謎が解けた

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2016年も残すところあと少し。

いやぁ、ぎりぎりセーフというか、すっきり年越しできる、長年抱えていた謎が解けました。

知っている方は知っていると思うけど、

私はずぅっと知らないわからない「謎」があったのです。

それはランニングシューズの靴紐を通す一番上の穴。

あのちょっとずれた位置にある意味不明な、穴。

 

 

 

 

 

 

 

 

 室内なのでそこらへんにあった片付け途中のダンボール敷いて撮影。

 

 

 

 

 

これです、この穴。

いったい何のためについている穴なのか。

走り始めた頃からの謎だった。

一度試しにこの穴に通して結んでみたことがあるけれど、なんだかしっくりこなくてすぐ却下。

プーマとアディダスのただのスニーカーにはこの上の穴はついていない。

私の持っている2足しか調べてませんが。

 

 

 

 

一昨日の深夜youtubeを観ていたら、「あなたにおすすめ」なんてのが横に出てるけれど、

なぜかこのランニングシューズの穴についての動画を薦められて(笑)、

すごいななんでそんなの薦めるのかわからないけれど、

試しに観てみたら目からウロコがぽろっ(笑)。

「ヒール・ロック」とか「レース・ロック」といって、靴を固定する結びかたがあるそうな。

 

 

さっそく試してみました。

 

 

 

 

いつもならここで結ぶところを結ばずに隣の謎の穴に靴紐を通します。

 

 

 

 

 

内側外側同様に謎の穴に靴紐を通しループを作ります。

 

 

 

 

 

 

そのループに反対側の靴紐を通す。エックス攻撃ですね、サインはVでいうところの。

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じになります。

 

 

 

 

 

次がポイントで、紐を上方向にではなく横にずいっずいっと引っ張ると、あら不思議!!

 

 

 

 

 

 

さきほどのループが靴紐を押さえている!!

がっつりロックではないほどほど固定。

 

 

 

 

 

わぁ、この一手間で驚きの密着安定感。

そうか、こういう使い方なんだ。

2016年ぎりぎりセーフで謎解明(笑)。

多くの人はこのことを知っているのだろうか。

知らなかったのは私だけ???

でも前に訊かれたことがあったな。答えられなかったけれど。

 

 

というわけで、本日実践&筋肉納めをしに某所(ジム)に行ってきました。

たしかに靴と足、とくに足首&踵が密着するわ。

ただ、靴紐短い(笑)。

このアディダスのランニングシューズ、前に履いていたアシックスより紐が短いのよね。

今までのような結び方だと邪魔にならないジャストサイズな長さだったけれど、

ループでロックすると、蝶々結びがすんなりできる余裕なし。

それもなぜか、左足の紐が短くて結ぶのが指先駆使しなければならなかった。

私って左足大きいのはわかっていたけれど、厚みもこんなに違うんだ。

 

 

顔見知りのランナーさんが来ていたので、この穴事情を話し、訊いてみた。

すると、そのランナーさんはさすがこの穴の使い方を知っていて、

でも自分は足首が緩いほうが好きなのでこの結び方はしていないそう。

みなさんこの穴について知っているのでしょうかという素朴な疑問には「知っていると思いますよ」。

おお、そうなんだ。

走るのも遅いけど知るのもかなり遅かった(笑)。

私はどちらかというと履口ジャストフィットが好きで、いつも微妙にきつい緩いで四苦八苦してるけど、

この結び方はもっと試してみる価値がありそう。

でもその前に靴紐取り替えなければならないな。

同色あるんだろか。

17ページ 6行目 190

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2016年最後の9のつく日となりました。

年のラストは盛大に飾りたい!

という思いは思いとして胸に秘め、いつもよりしょぼいラストになりそうです。

 

いつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 

 人生が用意するもの/川上未映子

読んで、最初は「意外だなあ」と思ったけれど、いま思うとさもありなん、といった感じ

 

 

あれ? あれれれれ? 川上さんの書くものは好きなんだけれど、

最近どうも感激というかショックが足りなくて、私が慣れてしまったのか、

川上さん自身になにか変化があったのか。

つい最近読んだ穂村弘さんとの対談は光線ビガビガだったのに、どうしたんだろう。

ちらっと書いてあったけど未映子さんはアルコールがあまり得意ではないそうだ。

え? たしかスペインのカヴァ フレシネコルドンネグロの旅案内やっていなかったっけ?

お酒はあんまり向いていないと書いてあるけど、どうなのよと、そっちを真剣に考えてしまったのでした。

 

 

 

 

 

 南極のスコット大佐とシャクルトン たくさんのふしぎ傑作集/佐々木マキ

 25日、ブリザードの中、1度半デポ着。食糧、石油4分の1缶を手に入

 

 

佐々木マキさんの漫画は問題外。

南極関連の本はいろいろ読んでいるけれど、この本のいいところは写真がとてもきれいだということ。

何度も見てきた同じ写真でも解像度というのか、とても鮮明にはっきりと写っていて、

あの「世界最悪の旅」から戻った3人(ウィルスン、バワーズ、チェリー=ガラード)が、

真っ黒な顔と丸太のようなぼっこぼこの指で湯気の上がった飲み物を口にしている写真は生生しくて、

すごくリアルに「存在」を感じ取ることができる。残念ながらウィルスンとバワーズは極点隊に参加し亡くなってしまったけど。

それにしてもどうしてこうアムンセンの評価って低い設定なんでしょ。

関連の本を読めば読むほど、スコットが死後得た名声とアムンセンが生前成し遂げた偉業とがなんかどうなのと思うのですが。

 

準備の足りないところに必ず失敗がある。

人はこれを「不運」と呼ぶ。

完全な準備のあるところに常に勝利がある。

人はこれを「幸運」と呼ぶ。

 

アムンセンが残した言葉です。

ちなみに6行目に書いてある「石油4分の1缶」の記述はスコット隊の話で、

残りの4分の3はもれちゃていたんですね、寒さに缶の口金がきかなかった。

燃料は暖房、調理、雪を溶かして飲み水にするのに必要で、これが足りなくなると命に関わるのは明らかで、

雑で残酷なことをいいますが、もしもスコット隊が2番手ながらも生還していたら、世論はどうなっていたんでしょか。

アムンセンとスコットのことはさておき、シャクルトンは最強のボスで何度読んでもぐぐぐっとくるものがあります。

いいな、シャクルトン。

 

 

 

 

 

 極北 フラム号北極漂流記/フリッチョフ・ナンセン 加納一郎訳

いで足りよう。機関は時速十五キロを出せる程度の強さで、そのうえ、帆走できるように

 

 

さてさて、そのアムンセンの敬愛する尊敬するヒーロー、ナンセンの漂流記です。

発想がすごい。氷に捕まったまま未確認の海流に乗ってわざと漂流し北極点そばを通過しノルウェーに戻る、

それも5年分の食糧を積み、氷に粉砕されない船に乗ったらたどり着くはず。

その船というのがフラム号(フラムとはノルウェー語で前進とか進むという意味)で、

船底をまるくし、氷が押し寄せてきても挟まれることなくしゅるんと(これは私のイメージ)氷に乗り上げる構造で、

考えたナンセンもすごいけど、設計し造り上げた造船業者もすごい。

ちなみにこの船を借りて南極に行ったのがアムンセンです。

計画ではもう少し北極点のそばを通るはずだったのに、思っていたほど近づかず、

それではと犬ゾリで隊員のヨハンセンと二人で船から離れ極点を目指すのですが、

クマに襲われる、セイウチにカヤックをやられる、苦難の連続。

 

 

 

 彼がそのナンセンです。なんだかワンピースにそのまま出てきそう。

 

 

 

 で、今読んでいるのが、

 

 

アムンセンのユア号航海記。

フランクリン隊129名全員死亡した航路をアムンセンがアラスカまで完遂したときの航海記で、

これがとっても読みやすく面白い。

面白くて、ついさきほど自分専用本が欲しくなり、ぽちっとしてしまった。

中公文庫をクリックしそうになり、いや、ちょっと待てよ、中公文庫で2度軽いミスを犯している私は、

きっとその前(中公文庫前)の何かがあるに違いないと探してみたら、

写真や航海図や地図がたくさん載っている単行本があるのを見つけた。

2016年最後に買った本がアムンセン、2017年最初に届く本もアムンセン(笑)。

 

 

 

 というわけで、やっぱり極地本が好きなんでしょね、前にもむさぼり読んだのを、さらに範囲をひろげむさぼり読んでいます。

以上2016年最後の17ページシリーズでした。

自分に一生縁がないと思っていたこと

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2016年もいよいよ大詰めとなりました。

 

自分に一生縁がないと思っていたこと。

マラソン、走ること、蠢く虫、蝶と蛾、雪、寒い屋外、レンコン、オクラ、あんこ、かぶるけど運動、アウトドア全般。

 

やっぱり今でも縁がないこと。

スキー、ウニ、勤勉、謙虚、我慢、忍耐。

 

 

 

 

琴似発寒川。来年も走れますように。

 

 

 

 

見るからに冷たそうだ。

 

 

 

 

 

な、なんと、娘が事故に遭ってしまった。

青信号で車を発進させようとしたら、交差している道路側の車が滑って止まれなくて赤信号なのにずるずると流れてきて、

娘はブレーキを踏み車を止めたものの、滑ってくる車は止まらい止められないで、ゴツンと接触。

お互い怪我はなし。

車はダメージを受けたようだけど(私はまだ目視していないので)、

時期が時期なのですぐに修理&代車とことは進まないみたい。

怪我がなくて良かった。

車が衝撃を引き受けてくれたのと、これはきっと私の「神様スタンプ」が効力を発揮してくれたに違いない。

「そこにいくか」と娘に言われたけれど、怪我がなくて本当に良かった。

ひっどい道路事情となっています。歩く人も運転する人もお気をつけください。

さようなら2016年

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年越しの準備はすべて完了しましたか?

ここに、無事一年を終えられること、新しい一年を多くの方々とともに迎えられることを感謝いたします。

今年は怪我が多い一年だったかな。

指は滅多にないレベルを2回、膝は「ちょっとこれはまずいんでないかい」レベルが一回、

「ちょっと痛いんでないかい」レベルは頻発、

最近になってやっと短い距離を走りはじめていますが、来年はちょっと心配だ。

まぁまるっきり走れないわけでもないし、歩くのには支障なしだから大丈夫。

ただ傾斜がつくと痛むことが多いので三角山へ行く回数ががくんと減り、これちょっと寂しい。

 

生きていさえすれば次がある。

 

 

 

 

 

 しかし、ベートーヴェンにしてもアムンセンにしてもすごいよな。

彼らの偉業を後の世代が聴き奏で読み熟考することができるなんてこれって人類の財産よね。

目を上げれば私の前にはシルバーシャンツェが雪に覆われているわけだし。

気づかないだけで、身の回り暮らす世界はすべて無形有形あらゆる財産だらけ。

雪の下ではひっそりひっそり春を待っているものたちがいる。

 

よいお年をお迎えください。

健康な一年になりますように。

ありがとうございました。

 

 

2017年 あけまシダ

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2017年、あけまシダ。

あけまシダ? 

シダ?

 

 

 

 

新年早々なにをやっているのかといいますと、

これ冗談じゃなくシダなんです。

私がこっそり育てているシダを初公開(笑)。

 

 

あれは去年の11月1日。

 

 

 

シダの胞子嚢を完走、いえ乾燥させて、

 

 

 

 

プラカップに熱湯消毒した土を入れた上に、胞子を刷毛で撒いた。

なんだかナウシカっぽいぞ。

 

 

まつこと数週間。

数週間どころではなかったな。

諦めた頃に驚きの発芽よ。

なんだか苔のような、テーブルにこぼれた青海苔の粉の大群のような緑色のもしゃもしゃが土についていた。

 

 

 

 

 

窓辺からルーターのそばの暖かい環境にかえたのがよかったのか、

カエルに食べられることなく新年を迎えた。

残念なことに一番手前のトラノオシダのカップ、

これはクジャクシダカップに発芽を確認した興奮で床に真っ逆さまに落としてしまい、

それがいけなかったのか撒き方が悪かったのか、

これだけは今でも発芽の兆候はみられません。

 

 

 

で、今日までずっと他の3カップは蓋をあけずに11月1日からずっとそのまま未開封だったのですが、

 

 

 

 

カップの外側からクリップレンズをつけて写してみたら、なんだかこれって学校の教科書で見た前葉体じゃない?

まだまだ極小サイズだけど。大きくなれるんだろうか。

 

となると中の様子が気になりだし、カップの蓋を開けてはじめて中を写したのがさきほどの写真です。

 

いやぁ、新年早々こんな調子ですが、

どうぞ今年もよろしくお願いします。

なんとなくクリスタル

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1月1日、初詣に行ってきました。

琴似神社ではなく西野神社。

以前西野に住んでいたので、転居してからもなぜか初詣だけは家族揃ってここにお詣りに行っています。

 

 

で、去年一昨年一昨々年と3年連続買っているのが、これ。 

 

 

 

 

鯛のおみくじです。

赤、金、黒とレッツゴー3匹。あ、古いでしょか、通じなかったらすみません。

 

 

 

 

 

 

お詣りするまでが長蛇の列。

真ん中の段右端の提灯の文字に感心しつつ、

今年のおみくじはどうしよう、おみくじというより、やっぱり鯛おみくじが欲しいけれど、

すでに3色揃っているし、クリスタル鯛みくじなんてあったらいいのにねなんて娘と話していたら、

なんとクリスタルおみくじなるものを発見。

「でもなんかちょっとこれは・・・」ということで私は辞退、

「じゃぁ私これにする」と娘。

 

 

 

 

 

開運クリスタルひょうたん根付入りおみくじ

 

6色(だったと思う)のうち何色が入っているのかは開けてみないとわからないようになっていて、

娘の選んだ袋の中に入っていた色は、

 

 

 

 

なんと紫でした。

クリスタルかピンクを期待していたらしい。

ちょっと言葉に詰まってた。

結局、私の選んだ赤鯛と娘のクリスタル紫ひょうたんをばくりっこすることに。

 

 

 

 

 

 

いやぁ、クリスタル紫ひょうたん、なんだか強烈だけど、どこにつけよう。

どこにつけても80代になってしまいそう。

こういう質感というかかもしだす雰囲気、慣れていないのでどうもあれだけど、まあこれもご縁ということで大事にしましょう。

 


恐怖のユキダルマ

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毎年1度か2度、個性的なユキダルマを載せていましたが。

今回のユキダルマはちょっと怖い。

なぜなら、

 

 

 

 

 

背景消すのが雑で汚くなりましたが、

いったいこの白いユキダルマの正体は何か。

って、付箋貼っても透けて見えてます。見えすぎちゃって困るの。あ、すみません、また古いのやらかしました。

マスプロアンテナだったでしょか。

で、答えがバレバレですが、雪の部分は脂肪です。

肉だるまというか脂だるまというか。

うぉぉ。恐ろしい。

そんなの作るなよな(笑)。いえ、発想は大好きです。

で、ここで問題です。

付箋の青い部分にこの脂肪モデルの重量が書いてあります。

それも鏡餅みたいな下の段の脂肪の重量。

答えは1秒後。

  ↓

 

 

 

 

 

 

正解は3キロでした。

じゃあ上の顔部分は何キロかというと、2キロモデル。

つまり足すと、この脂肪ユキダルマは5キロの脂肪の塊となります。

 

一気に5キロは増えないけれど、1キロ2キロは油断したらあっという間。

ということは、これだけの脂身がついちゃうということ?

おそろしい。

戒めに待ち受け画面につかおうか(笑)。

いや、美味しく食べて動くんだ!!

食べること飲むことは捨てないぞ!!

食べる前にこの脂肪ダルマを思い出せば、おかわりは我慢できるかな(笑)。無理か。

今夜からまた娘が連泊しにきます。

ダルマ効果、あるでしょか。

どんど焼き

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毎年思うのですが、「どんど焼き」なのか「どんと焼き」なのかどちらを使ってもいいのか。

私は「どんと焼き」のほうが軽やかな感じで好きなのですが。

それはさておき。

お正月飾りを持ってどんど焼きに行ってきました。

って、こんなに並んでいるとは驚き。

午前の部は混むのかな。

 

 

 

 

 

並んで並んでやっと順番が来た。

膝でしょ、顔でしょ、アタマでしょ(笑)。くるくる回って全身に煙を巻きつけたい。

さすがに横に行列ありなのでそこまではしませんでしたが。

効果ありならいいな。

17ページ 6行目 191

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今日はこの17ページのシリーズの日ではありませんが、

一回パスするのもすっきりしないので2日遅れの今日ということで。

と、2日遅れでするにもかかわらず、読み終えた本はたったの1冊ですが。

では、いつものようにこの10日間、ではないか、

12月29日~1月11日の間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 スコット 南極の悲劇/ピーター・ブレント 高橋泰邦訳

路を渡り、自然にきびすを返し、クレメンツ卿について

 

 

3年前に一度この本は読んでいます。

ここ数日ずっと、「スコットの悲劇」について考えています。

南極点に到達したけれど2番手、帰路2人失い、デポまであと18キロのところで残り3名も食糧・燃料の不足、凍傷、

疲労、壊血病、ブリザードに襲われ死亡、極点隊全滅。

スコットは誠実に義務を果たし科学的調査を行い(アムンセンの極点隊は科学的調査はなにも行っていない。別隊は行っている)、

帰路力尽きてしまう。

スコットの業績は多大で極点の敗北など問題ではなく、勝負は時の運、

人間の本当の価値はどれだけ真摯に努力したかだという世論が当時席巻したそうですが、

この一連の極地探検での出来事をさして「スコットの悲劇」なのか、

探検家としてのスコットの評価はまた別のものだと思うことが多々あって、

スコットが隊長だったことが「悲劇」だったのか、

粗探しをするわけではありませんが、いろいろ極地探検の本を読むにつれ、ひっくるめての力の差が歴然で、

世界の大英帝国と独立したばかり人口200万人足らずのノルウェー人アムンセン、

むしろ生涯悪役になってしまったアムンセンのほうが悲劇だよなとも思ってしまいます。

どういうわけかアムンセンの写真っていかにも不機嫌悪者鬼のような形相のものばかりだし。

 

ここに同じ1911年12月6日のスコットとアムンセンの日記があります。

極点探検に出発し大嵐に襲われた日に書かれたものです。

 

スコットの日記 1911年12月6日

「情けない、実に情けない・・・・・・大嵐は少しも勢力を弱めずに荒れ狂っている・・・・・・ああ! これはあまりにも酷すぎる。

グレーシャーからまだたったの一二マイルしか来ていないというのに。絶望感にうちのめされて、とても太刀打ちできない」

アムンセンの日記 1911年12月6日

「十二月六日も同じ天候だった。雪は降りしきり、空も大地も一体となって何も見えない。それでも素晴らしいことに、

我々は前進した」

その後毎日スコットは日記に天候を呪い運のなさを嘆く言葉を書きつけネガティブ全開、

そう、スコットは天気を呪いこんな嵐の中にいる自分を嘆き、言い訳申し開き自己肯定が目につくかな。

アムンセン隊は士気が高いし隊員を信頼尊重し常に前向き、

なにより目的に対しブレがなく、一番になるにはなにをすべきか、しっかりわかっている。

軍人のまま隊長になったスコットと経験知識豊富で極地探検のために鍛え準備していた探検家アムンセン。

この二人が同時に南極点を目指したことが「スコットの悲劇」なのか。

 

にしても、「世界最悪の旅」の中でもこの本のなかでも、

露骨にではなく気遣いやんわりとですが「どうしてよ」的な意見が述べられています。

私もすっごく思うんです、どうしてよと。

あの世に行ったらスコットを訪ね訊いてみたいことが山ほどある。

でもこうやってきっぱり突き放してスコットを批判するのはかわいそうの累乗で、

みんなそうだから「スコットの悲劇」は終わらないのかな。

ああ、一晩あっても語りつくせないわ(笑)。

 

ちなみに今読んでいるのがアムンセンのユア号航海記。すっごく面白い。

ちょうどアムンセンたちがエスキモーたちと出会ったあたりの場面を読んでいて、

この本の発刊は古くエスキモーと表記されているのでそのままイヌイットではなくエスキモーとここで書きますが、

ここからアムンセンはエスキモーとの交流を深め極地での暮らし方(犬ぞりにしろ衣類や吹雪のなかでの進み方など)を学び、

結果それが極地探検へのものすごい経験値となり成功への道しるべとなってゆく。

信じられないことに、アムンセンの語りはとても明るくユーモアが溢れていて、迂闊にも私は噴いてしまった。

アムンセンの本で噴出して笑うとはこれいかに。

 

なんだかどうもアムンセンを褒め称える方向に進んでしまいましたが。

 

 

 

テラ・ノヴァ号食堂に集まった探検隊員たち。

一番奥に座っているのがスコット。

で、私は気がついた。テーブルにクマのぬいぐるみがいる!

アップライトのピアノも積んであるし、

 

 

 

 こちらはアムンセンのユア号探検隊、ユアヘブンにつくった「磁石」と名づけられた建物内の写真。

北磁極(わお!)観測のために造られた小屋で、

壁にバイオリンがかけてあるのを発見!

シャクルトン隊はバンジョーの話が載っていたし。

ささやかで優雅な娯楽。

で、ここでまた戻ってしまうのが、そんなささやかな娯楽すら遠くなったスコットも、スコットとともにし亡くなった隊員かわいそうだなと。

そこからまた考えが広がってまたまた無限のループでしょか。

極寒・極暖

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今日の札幌の最高気温は-7.4℃。

冷蔵庫より確実に低いぞ(笑)。

で、今日は「こんな日にぴったりのがあるじゃない」と、

先日ユニクロで買ったヒートテックの極暖なるものを着て外出してきた。

超極暖ではないけれど、普通のヒートテックの1.5倍の暖かさだそうで、

どうなのかな、どこまで暖かいのか違いがわからなかったわ(笑)。

言えるのは、ダウンを着込んでも寒いというより凍える冷気が袖から浸透してくるのがわかる寒さ。

極厚手袋をしていても指先が痛む寒さ。

でも肝心のカラダは冷えてぶるぶるではないし、

風がびゅうびゅうじゃないのなら意外と寒くなかった私は鈍いのか。

ただむき出しの顔の部分は冷たいですねー。

明日はマスクで防寒しよう。

弱点

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「あなたは疲れるとこうなりやすいので気をつけてくださいね。睡眠不足もだめですよ」

なんて歯科医と皮膚科医師から行く度言われていて、

まぁ本人もこれは体質だから仕方ないよななんて、

調子が悪くなるたび「きたわ、またかよ」と、

できるだけ軽く過ぎ去るように遅いながらも早寝したり一応対策とっていたのですが、

年末年始はそういうわけにもいかず、

皮膚科はいいのよ、薬を塗れば「苦」のレベルが激減だけど、

今回の「歯」の「苦」のレベルは辛かった。

歯茎が腫れて、だましだまし年末年始を乗り切ったけれど

三連休あたりから「もうだまされないぞ」と本気になったようで、ズゴンズゴン脈打つように痛む。

いよいよ食事にも影響がでてきて、

今日は「鍋焼きうどん」のうどんをあらかじめひと口サイズに切り、それをやわらかく煮込み、

お餅を諦めることはできず、これもさいころ状にカットし投入、

なんだか離乳食だなこれはと思いつつそっとそっとはふはふ食べる始末。

でも、やっと落ち着いてきた。

今日はロキソニン1錠も飲んでいない。飲まなくても大丈夫だ。やったぁ。

ちなみにロキソニン単発短期間なら大丈夫だけれど、4,5日続けて飲むと発疹が出る厄介な体質です。

大きな手術できないぞ。って過去に薬の副作用で何度かひどいことになっているので、逆に取り扱い注意となり、

知らずに点滴投薬される可能性はあらかじめ排除できるからプラス思考でいきましょか。

何言ってんだろ。

 

 

 

 

今日も寒いですねー。

空気がキーン。

 

 

 

 

 

行きたくてうずうずしています(笑)。

 

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