Quantcast
Channel: 毎日が夏休み
Viewing all 1591 articles
Browse latest View live

三人の先達を持つ

$
0
0

 

今日は予定がちょっと狂ってしまい、連絡を待っている間に本を一冊読み終えてしまった。

で、なかなか面白いことが書いてあったので、ひとつ。

 

 

 

 

 使える!『徒然草』/斎藤孝 PHP新書 

 

 

偏愛する人物を三人持とう



「現存している人物でも故人でもいいから、自分が偏愛している、

誰もが知っているような人物を三人挙げてみてください」と、

著者の斎藤孝さんはセミナーや授業で言うそうです。

なぜ三人なのかというと、一人ではみんながあげる人物が重なったり、

名前をあげた理由も同じようなことになったりする確率が高くなるけれど、

三人並べると、三人全て重なることはほとんどないそうで、

なぜその三人をあげたのかといったときに、人それぞれの個性がでてくるらしい。

うん、わかる気がする。

 

誰を先達としているのか、目標にしているのか。

先達とは他を導く人、案内人という意味です。

自分で意識してまったく違う三人の先達を持つようにするとバランスがいいようで、

またこの三人の先達を固定する必要もないそうです。

一度先達とした人は、ある時期徹底的に読み込んだり、研究したりしているので、

すでに旧知の馴染みの人間になっており、そうやって少しずつ先達を入れ替えていくことで、

自分の幅もどんどん広げていくことができるそうです。

 

私なら…。

固定する必要がないというのなら、偏愛する三人というと、

アムンセン、シューマン、パフューム?

難しいな、アムンセンは即決なんだけど。キングとベビメタ、ベートーヴェンで迷った。

偏愛だもの。

ちなみに変愛ではなく偏愛、ある人だけを偏って愛することを意味します。

あ、ポール・サイモンも外せない…。

 

 

 

結膜炎、おかげさまでだいぶよくなってきています。

 

 

 

 

 

散歩。


17ページ 6行目 214

$
0
0

 

今日は一日中ころころかわる空模様で、突然雨が降り出したかと思うと、すぱっと晴れる。

そして今は雷ゴロゴロ大きな音がしています。

 

今回のこのシリーズですが、家に籠もって本ばかり読んでいたので、冊数だけはまたかなりあります。

今読んでいる本(七帝柔道記/増田俊也)がかなりの面白さで、

そういえば今回登場するメモリーキーパーの娘もかなりの面白さで(あくまでも個人の感想です)、

連続して満足度の高い本を読めるのってすごい幸運じゃないかと。

再読したいし、これは何ヶ月経っても覚えていると思う。

 

ではいつものように、この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

冊数があるので簡単に。

 

 

 

 

 

 使える読書/斎藤孝

著者より、読者である僕のほうが偉くなっているわけですから。

 

 

 

 

 使える!『徒然草』/斎藤孝

 

 

17ページは目次でした。

 

「使える読書」の中で紹介している本よりも、その前に書いてあった 序章 取扱説明書 が面白くて、

2冊続けて斎藤孝さんの本を読んでしまいました。

私は本によってはかなり飛ばし読みをします。でもそれってちょっと後ろめたい気持ちになるんですよね。

ところがこの「使える読書」では外科医の気分になりスパスパと手際よく切って読み飛ばしてOKと書いてあり、

おお、いいんだ、自分のアンテナ外は無理にキャッチしなくても、

他の私を待っている本にエネルギーをむけてもいいんだとなんだか少し安心。

その本その本にあった読み方をしていけばいい。

 

 

 

 

 

 

 夜を乗り越える/又吉直樹

その場を切り抜けていました。でも身体が大きくて、身体能力の高いやつが本気で殴

 

 

斎藤孝さんとは違い、本の中に無駄な文章はひとつもありませんと書いている又吉さん。

純文学となるとそうかもしれないけれど。

純文学ではないけれど、今読んでいる「七帝柔道記」は飛ばすことなく一字一句食い入るように読んでいる。

何が自分の身になるのかは本人の選択と感度の振れ具合かと。

 

 

 

 

 

 

 世界を変えた100日 写真がとらえた歴史の瞬間/ニック・ヤップ 村田綾子訳

 

17ページは1854年10月25日クリミア戦争バラクラバ「死の谷」の写真

 

ナショナル ジオグラフィック社発行。写真って凄い。

 

 

 

 

 

 

 うなドン 南の楽園にょろり旅/青山潤

 さらに悪いことには、昔から勉強なんぞ大嫌いで、大学で真剣に考えたことと言えば、いかに

 

 

「アフリカにょろり旅」がなかったので2作目のこちらを読んでみる。

前野ウルド浩太郎さんといい青山潤さんといい、

こういう研究者による専門分野の現場の話をわかりやすく面白くとっつきやすく書いてくれるのはとてもありがたい。

ただちょっと引っかかる部分もあったけれど。

 

 

 

 

 

 わたくしが旅から学んだこと/兼高かおる

 

17ページは第1章の扉絵。

「旅」といえばこのかた、兼高かおるさん。日曜の朝の、あの音楽と飛行機の映像を思い出します。

今でこそテレビをつけるとありとあらゆる地域への旅番組(町内会レベルものもやってるのね)が放送されてますが、

そのすべての元祖、第一人者といえば兼高さん。

どんなことが書いてあるのか楽しみに開いたのですが、これが予想外に普通にとれる話ばかり。

というのも、今の時代の中で読んでしまうから普通に感じてしまうのであって、

これを昭和34年にたったひとりで世界に立ち向かった(というとちょっと意味が違うけどうまい言葉がでてこないので)のかと考えると、その度胸のよさ、すっごい人なんだなと惚れ惚れしてしまいます。

とても綺麗で品のある話し方だったよな。

1959年から1990年まで31年間続いていたそうです。

私は何歳頃まで観ていたんだろ。

 

 

 

 

 

 ぼぎわんが、来る/澤村伊智

 話に加わった手前、私も適当に言葉を挟む。

 

 

第22回日本ホラー小説大賞受賞作ということで図書館から借りてきたのですが、

第1章の語りと秀樹の薄っぺらさに、これが大賞受賞作品なの?と首を捻ったのですが、

第2章になってそれはわざとそうやって書いてあったのだと、まんまと術中にはまったと気がついた。

ホラー大賞といいつつぼぎわんはそんなに怖くはなかったけれど、

家庭内というか生きている人間のほうが怖い。どこでもそうでしょか。

 

 

 

 

 

 メモリー・キーパーの娘/キム・エドワーズ 宮崎真紀訳

 「もどってくるときは、赤ちゃんもいっしょなのね」彼女が言った。「私たちの世界は一変する」

 

 

今6行目をアタマから書き写しながら、その通り、言ったとおりになったんだと痛感。

最愛の妻を悲しませたくない一心でついてしまった嘘。その嘘がどんどん深い溝をつくってゆく。

滅多にないことなのですが、他人の人生や判断を知り、一緒になって考え込んでしまう本ってたまにありますが、

この本はそんな本。

今でももし私がキャロラインだったら、ノラだったら、ディヴィッドだったら、と考えてしまいます。

いやぁ、辛い。

ノラだな、医師の妻ノラ。登場した中で一番いやなタイプだったのに、

ラスト近く(詳しくはネタバレになるので書けませんが)、たられば言っても仕方ないと言い切る潔いというかこの強さ。

退屈な部分もあるにはあるのですが、なかなか記憶に残る一冊で、いつか読み直しするつもりです。

 

 

 

 以上、雷鳴の214回目でした。

またまた切った

$
0
0

 

痛そうなタイトルですけど、そこまでひどくはない。

あの千切りキャベツピューラー(スライサー)小指すりおろしに比べたら軽傷軽傷。

といいつつ、やっぱり通常レベルよりやってしまっていますが。

 

 

日曜日、晩御飯の仕度をしているときに、包丁で指を軽くチョップしてしまって、

あれは何を切っていたんだろ、あ、思い出した、タコ、タコの皮を包丁で剝いていたら、にゅるっとすべって、

包丁の刃が左の小指にぶつかってしまった。

私が包丁で怪我をするのはほとんど左の小指、それも軽い切り傷ではすまない。

生きているタコと格闘していたわけではなく、まな板の上においてあるタコなのに、やってしまった。

 

 

で、自分で言うのもなんですが慣れたもので、焦らず落ち着き、出血の勢いをチェック、

傷の大きさ深さを確かめ、小指の根元に輪ゴムを巻き、止血。

といっても、そう簡単には血が止まるわけではないので、

捨て用救急絆創膏を貼り、出血状況を観察。

今回は手を心臓よりあげなくてもよさそうな出具合、

数回貼りかえてから、防水タイプのをがっつり患部に貼り、

ラテックスの手袋(手術するみたいだわ)で再びタコ参戦。

固ゆでじゃないからなぁ。

 

 

全ての水を使う仕事を終えてから、キズパワーパッドに貼り替え。湿潤療法ってやつです。

あの魔の小指すりおろし事件のとき大活躍した、このキズパワーパッドのパワーを私は認めています。

あのぎざぎざ傷が綺麗に治ったのはこのおかげかと。

 

 

 

 

 

スケキヨっぽい。

 

 

今はラテックスではなく指サックをして水仕事や洗顔入浴をこなしています。

輪ゴム、ラテックス手袋、指サック、キズパワーパッドは怪我の必需品、救世主。

きれいにくっついてくれるのではないかと思っています。

 

 

 

 

 

散歩。今日じゃないけれど。

琴似発寒川 その手があったか

$
0
0

 

日が暮れる時間が早くなりました。

書いてはいませんが、相変わらず、週に何回かそこらへんをよたよたと走っています。

 

 

 

 

 

ガガイモの底力。

工事で掘り返されても結局覆いつくすこの生命力。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんかガガイモとともに年取ってくなぁ(笑)。

 

 

 

 

今日は10㎞は走るつもりで家を出たのですが、錦水橋まで走って行くのはちょっと面倒で、

それにあそこの道は途中からちょっと薄暗く狭く民家もなくなるので、

もう少し早い時間にスタートしたいところ。

 

錦水橋まで行って帰ってくるとだいたい10キロになる。

そっちまで行かないとなると、さて、どうやって距離を稼ぐ?

 

以前下流の河畔沿いの道を、

A橋→フランソワーズ・左岸→B橋→フランソワーズ・右岸→A橋→フランソワーズ・左岸と、

延々ぐるぐるぐるぐるひたすらループで回ったことがあったけど、

あまり高低差は少なくて、それはそれでいいのだけれど、今日はちょっと物足りない気分。

さてどうしようと足首回しながら考えていたら、ぴかっと閃いた。

錦水橋に向かう途中にある、いつものコースの折り返し地点の右股橋、

ここで折り返し、スタート地点まで戻り、また右股橋へ行けばいいんだ、2往復すると10キロ近くになるはず。

あのたらたらといやらしい坂を2回も走ることになるけれど、錦水橋までの坂に比べりゃ楽だし、

右股橋で折り返すと下りが待っているわけだし。

なんでいままでこの2往復ってこと考えなかったんだろう。

坂の苦しみ×2なんて考えるどころか自動的に排除してたな(笑)。

 

 

というわけで、右股橋まで2.5キロ弱、戻って5キロ弱×2で10キロ弱、家まで走れば10キロ稼げる、

何回も何回もこの道走っているのに初めての2往復にトライ。

 

 

 

 

 

 

さすがに2往復目の上りは太腿裏からお尻にかけて筋肉がきゅうきゅうしたわ(笑)。

2回目の上りの途中できつかったらUターンしてもよしとしてたのですが、

なんとかなった(笑)。

今夜は爆睡だ!

 

 

 

 

そうそう、全然関係ない話ですが、

先週町中コースを走っていたら、道沿いにあるお蕎麦屋さんの大きなガラス窓から見える店内のお客さん、

何組か見えるお客さんたちがみなソフトクリームを食べているのね、手に持ってぺろりしてる。

何故、何故お蕎麦屋さんでアイスなんだとすっごい疑問だったわけ。

走りながら目は店内に釘付け。

さきほど上に載せた画像元のランキーパーの地図を見て謎が解けました!

お蕎麦屋さんがソフトクリーム屋さんにかわっている!

納得、だからみなさんおそばじゃなくてアイス食べてたわけだ。

サブメニューでソフトクリームがヒットなのかと思ってたわ(笑)。

行かなくては(笑)。

旭岳

$
0
0

 

あれ?

 

 

 

 

突然非日常の世界へ。

旭岳に連れて行ってもらったんですよ!

天気は最高、風はほぼ無風、寒くもなく暑くもない、見事にセットされた一日でした。

疲れているので詳細は明日にします。

いまざっと撮ってきた画像をPCに取り込んだのを見てみたのですが、

ピンボケやブレが少なく、綺麗に写っているみたい!

うまい下手は別問題ですが。

あのお山のてっぺんが北海道で一番高い場所なんですって。うひょひょひょひょ。

まずは、寝なければ。ではまた明日。

旭岳 1

$
0
0

 

昨日(9月22日)、旭岳に連れて行ってもらいました。

前々から予定していたのではなく、当日の朝、決定。

そうよね、事前にわかっていたなら前日走りにいったりしないって(笑)。

連絡をもらい、あたふたと用意をし、出発。

 

 

 

 

 

大雪山旭岳。なきうさぎマンホールがお出迎え。

 

 

私、大雪山系初めてなんです。

旭岳の標高は2290.3m。

1600m付近までロープウェイで登れるんです。

 

 

 

 

 

 

マイナス要素なにもなし。

しいていえば、あまりの好天気のせいか、人がいっぱい。

外国人、ツアー客、登山客でぎゅうぎゅう。みなさん、楽しみましょう!

 

 

 

 

 

ぐんぐん高度をあげ、

 

 

 

 

 

うぉぉ! 来たわ!

なんだか見るもの全てが「うぉぉ!」の世界でした(笑)。

空見て「うぉぉ!」、山見て「うぉぉ!」、チングルマ見て「うぉぉ!」、蹴躓いて「うぉぉ!」。

 

 

 

 

 

シラタマノキ

 

 

 

 

ダイセツヒナオトギリ?

登場する花の名前違っていたら教えてください。

 

 

 

 

 

ミヤマリンドウ

 

 

 

 

コケモモ

 

 

 

 

 

 

今まで、はるか遠くにみていた山並みの先っちょがすぐそこにある。

家で本を読んでたり昼寝をしていたかもしれないのに、こんな別世界にいるのだから、不思議。

 

 

 

 

 

 

満月沼

 

 

 

 

すり鉢池

この透明度。

 

 

 

裾合分岐方向へ。

 

 

 

 

 

鏡池

こんなに波がない水面は見たことないと同行の方が言ってましたが、

本当に見事な晴れっぷりにほぼ無風で、噴煙はまっすぐのぼるし、雲は刷毛で掃いたように薄く、

おまけに寒くもなければ暑くもない。

 

 

 

 

お!

 

 

こんな高いところにもシダが!

 

 

 

 

裏はこんなんでシダ。

 

 

 

 

 

姿見の池周辺散策路から外れると、さすがに人の数はぐっと減り、

すれ違うのは山歩きの人たちばかり。

 

 

 

 

 

角度がかわった。

 

 

 

 

むこうに見えているのは忠別ダム。

 

 

 

 

チングルマ!

 

 

 

ぎりぎりチングルマ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中岳温泉まで行かず、ここで戻ることに。

裾合分岐~中岳分岐の中間位まで行けてたのか、近くだったのか。

 

 

 

今夏山ガイド開いているのですが、今見るとすごく納得(笑)。こういうコースだったんだ。

と、ガイドブック眺めていたら日付変更してしまった。

後半は明日にします。

旭岳 2

$
0
0

 

9月22日の旭岳の続きです。

 

 

 

 

裾合分岐からどれくらい歩いた地点なのか、ここで折り返すことに。

白い綿綿はチングルマです。

 

 

 

 

 

 

自撮り(笑)。本体は無理ということで。

 

 

 

 

 

 

 

鏡池まで戻ってきて、まだ時間があるので、姿見の池周辺散策路を歩いてみることに。

 

 

 

 

 

 

鏡池とすり鉢池をあわせて夫婦池と呼ぶそうです。

この時間になっても人がわんさかわんさか。

 

 

 

 

 

 

噴気孔から物凄い音を立て噴煙があがっていて、御嶽山のように今噴火したらどうしようと考えてしまった。

ウィキペディアをみてみると、最近3000年間では顕著なマグマ噴火は起こっていないと書いてあったけれど、

立派な生きている火山です。






影参加。姿見の池です。

 

 

 

 

 

撮影ポイントなので人が多くて粘れなかったけど、きれいに水面に映っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姿見ノ池避難小屋(旭岳石室)。

 

 

 

 

冬季間は積雪のため2階の窓が出入り口になるそうです。

 

 

 

 

 

 

何度見てもきれいとしか言いようがない。

散策路といえども段差があるところもかなりあり、且つ、しっかりアップダウンもあるんですね。

この姿見展望台が5合目となり、ここから旭岳山頂まで約2時間だそうな。

瓦礫で歩き難そう。下りが怖そうだ。

 

 

 

 

 

 

離れたくないけれど、帰らなければ。

 

 

 

 

 

と、

 

 

 

 

ロープウェイ姿見駅のそばの池になにかいる!泳いでいる!

 

 

 

 

エゾサンショウウオがわちゃわちゃ泳いでました。いるんだ、こんな高いところに。

 

 

 

 

 

 

帰らなければ…。

あっという間についてしまうのがちょっと悲しい。

 

 

 

転ばずに歩けて一安心。心配だった膝も持ちこたえ、今日になっても痛みはなし。

Wテーピング、あれかなり効果あるのかもしれない。

筋肉痛くるだろうなと思いきや、こちらもなんともなく過ごしています。

誘ってくれたお二人には深く深く感謝です。私よりレベルずっと上なのに合わせてくれていたし。

この日を逃したら、きっと私旭岳に来ることなんてなかったと思う。

ありがたいです。ありがとうございます。

やっぱり走るのとは使う筋肉が違いますねー、お尻の奥と太腿裏がきゅんきゅんいってました(笑)。

最後のマラソン大会終わったら山登る回数増やそう!

 

以上、とてつもなくきれいな旭岳でした。

私のフランソワーズ

$
0
0

 

 

 

 

私のフランソワーズ/荒井由美

 

 

 

 

 

フランソワーズ・アルディ

 

 

 

 

 

勝手に呼んでる、フランソワーズ・右岸とフランソワーズ・左岸

 

 

 

 

 

私のフランソワーズ・サガン。

 

 

 

 

 

サクラの葉が紅くなっていました。


…今言ったよね?

$
0
0

 

数日前の話です。

息抜きの散歩の途中、ブック○フに寄ったんです。

 

何か面白い本はないかと、書棚に沿って奥へ奥へと移動。

碁盤の目のように正方形、ではなく、長方形の書棚を区切るように通路が交差していて、

私は店のほぼ一番奥の棚の前で文庫本の背表紙を目で横に追っていたんです。

 

すると。

 

賑やかな店内放送の音楽(宇多田ヒカルだったはず)に混ざって男の人の声で、

「死にたい」

目の前にある書棚の向こう側から聞こえてきた。

その瞬間全身硬直、心臓まで引き攣ったのがわかったわ。

 

全身を耳にして書棚の裏側に意識を集中。

棚の真裏から、

「死にたい、死んでしまいたい、死んでしまいたい」と、誰かの声がする。

 空耳ではない。

若くもなく、高齢でもない、男の人の声だ。

 

ど、どうする、どうすればいい。

 

巻き込まれたくない、放っておくのは人道的に問題がある、でも私になにができるというんだ。

数秒だったと思います、アタマの中を光よりも速くいろいろなことが飛び交い、

出した結論は、まずは様子を見に行き、どんな状況なのかみて、それからまた考え判断しよう。

 

さきほども書きましたが、私がいたのは店の奥、縦と横の通路が交差する地点。

意を決し、通路を移動し、書棚の向こう側(裏側)にまわってみると、

 

誰もいない。

がらんどう。

 

これはドッキリか?

それとも声の主は移動したのか?

 

ひょっとしたらと、

反対側(先ほどの私の立ち位置からすると正面の棚ではなく背中側の棚の向こう側)かもしれないと、

そちらにおそるおそる移動してみたら、

いた。

 

その人が声の主なのかどうかはわからないけれど、とりあえず全身から負のとぐろのようなオーラはでていない。

通路にしゃがみこんで本を読んでいる。

そういえばこの男の人、さっきもブツブツ「バッハバッハ」とか独り言を言っていたのを覚えている。

 

声に出して読みたかったのか、何が何なのかわからないけれど、

少なくとも死んでしまいたいと思いつめているようなふうには見えなかったのでそれ以上深追いはしなかったけど。

心臓に悪すぎだ。

でもこの人、いや、この人なのかどうかも定かではないんだな…。

ひんやり&きゅん 旭岳のレシート

$
0
0

 

今日は寒いっ。

薄着愛好家の私だけれど、外出時はさすがに肌露出は控えた。

大雪山系黒岳では初雪が降ったそうな。

秋が冬がスキップしてやってくるのね。

 

 

 

 

 

旭岳ロープウェイ売店のレシート。

さすが旭岳、レシートまでが神々しい。

他の山の売店レシートに関してはまったくわからないけれど。

 

税込み120円で何を買ったのか。

答えは

 

 

 

フェットチーネグミ イタリアングレープ味 アルデンテな‘‘弾む‘‘噛みごこち! きゅんとすっぱい!

行動食というかおやつに買った。

きゅんきゅんすっぱかったわ(笑)。

 

ところで、上のレシートの日付 2017年9月22日(金)No2 のNo2って何を意味してるんだろ。レジ番号だろか?

 

Sia - Rainbow (From The 'My Little Pony: The Movie' Official Soundtrack) (Official Video)

$
0
0

 

 

Sia - Rainbow (From The 'My Little Pony: The Movie' Official Soundtrack) (Official Video)

 

久しぶりにマディちゃんを観たけれど(厳密に言うと他のダンスMVで前に何度も観ていたのだけれど、

大人になりすぎていて彼女だと気がついていなかった)、

すっかりあのつるんとした少女の体つきからいい意味でがっしりとしてきていて、

棒のように細いままじゃなくてなんだかとても安心し、

嬉しくて17ページシリーズを横において、先にこっちを投稿してしまうことにする。

と、ところが。

いえ、それはそれでいいのだけれど、いろいろ観ているうちにマディちゃんが赤ちゃんを産んだみたいな動画があって、

でも英語なのでわからないしデマかもしれないけど、かなり驚いていろいろ検索してみたけれど出てこない。

ということはやっぱり違うのか。

いえ、出産しようがそれは構わないのですが、あのマディちゃんがもしも産んだのかもしれないと想像すると、

はぁぁぁぁぁと、自分の老いを感じてしまうのでした。真相はいかに。

17ページ 6行目 215

$
0
0

 

 すっかりマディちゃんショックに襲われています。

なんだかお腹あたりに力が入らない。真相はいかに。

よその赤ちゃんと一緒に写っているだけだったのか。

 

今日は9月29日、9のつく日なので読んだ本をまとめて書くシリーズの日なのですが、

今日も簡易版で。ってこれが通常になってしまいそうだ。って、以前はどうだったかというと、わからない。

 

 ではいつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 

  七帝柔道記/増田俊也

 それよりも、私が気になったのは二年目が一人しか残っていないことだった。暗澹たる気持

 

 

この本は前から読みたかったのだけれど敷居が高くて、

というのも、

 単行本だとこれだもの、いかにも畑違いの専門的な話だと思うじゃない、

面白いと言う評判と、ちょっとマニアックな縁のない柔道の話を天秤にかけると、

やっぱり腰が引けて敵前逃亡していた。

が、書店でこのなんだか爽やかに変身している文庫本を発見。

手に取り最初の数ページを読んでみると、あら、すいすい読めるし、そこまで取っ付きにくくもない。

それになんと、出だしから舞台は4月の雪の札幌駅、北大なんて言葉もでてくるし。

昨今こういう全然硬くない表紙のデザインが多く目に付き、あまり好意的ではなかったけれど、

今回すっごく実感しました。中身はまるっきり同じでも、

単行本はがっつり硬派、文庫本のこのデザインだと門戸がどっと広い、大オープン、私でも入れるわ(笑)。

余分な話が長くなりましたが、オリンピックでやっている「技あり」とか「待て」の柔道は講道館柔道。

対し、この本では七つの旧帝大だけの七帝ルールに基づき行われる柔道。

著者である増田さんが北大柔道部で過ごした、涙と鼻水と涎にまみれ、

人格をプライドをずたずたにされながらも取り組んだ、みっちり詰まった柔道部での日々の話。

人物や地名店名がほぼ実名で登場しているのではないでしょか。

旭岳の帰りに通った北24条ではそのまま「北の屯田の館」の前を通ったし。思わず、「あった!」(笑)。

札幌、北大に縁のあるかたはもちろん、格闘技や北の大地に縁のないかたでも面白く最後まで読めるのでは。

 飛ばし読みが得意な私なのに、一行一句丁寧に丁寧に読み進めたし、

その後(この本では増田さんが三年目になったところで終わっている)の試合を動画で延々と観てしまった。

七帝柔道で検索すると試合の動画が観られます。

 

 

 

 

 

  脱出記 シベリアからインドまで歩いた男たち/スラヴォミール・ラウィッツ 梅津正彦訳

った。私は導かれるまま、建物の中の次の扉の前に立った。何か秘密の合図でも送ったのだ

 

突然読み返したくなり、再読。前回読んだときも思ったのだけれど、どこまでが本当なのか考えてしまう。

嘘をついているというのではなく、記憶の確かさ経路が特定できないなどなど。

シベリア強制収容所に25年の強制労働で送られ、そこで仲間7人と脱走、途中で17歳の少女も合流し、

計8人で真冬のシベリアを出発ゴビ砂漠をヒマラヤ山脈をほとんど装備なし、食糧も水も地図もなしで一年をかけ踏破、

そのうち4人が死亡、残った4人はインドにたどり着きイギリス軍に保護される。

1941年の話なのだけど、あまりに距離がありすぎて、こんな装備で越えられる生き延びられるものなのか、

どこかに疑問符が浮かんでしまうのは私の性格が悪いからだろうか。

 

 

 

 

 

 ぼくがいま、死について思うこと/椎名誠

「いや。夢だ。母が死ぬ夢を見た。でもかなりはっきりとした夢だった。ただの夢じゃ

 

タイムリーというか偶然私も椎名さんの本を読んでいました(一部通じることと思います)。

残念ながらゾーリ虫はでてきませんでしたが。

鳥葬、風葬、水葬の話が面白かったし、お墓の考え方とか葬儀の仕方とか、はては人種、国による違いとか、

中間部がなかなか今の私が欲しい情報が書いてあり、しめしめでした。

お骨仏、かなり気になる。調べてみよう。

 

 

 

 

 

  寿命図鑑 生き物から宇宙まで万物の寿命をあつめた図鑑/絵・やまぐちかおり 編集・いろは出版

 

 

だからというわけではなく、偶然重なった、いつかみんな死んでしまう話。

巻末ふろくに「図鑑で紹介した324個のすべての項目を寿命順にならべてみたよ」というのがあり、

トップは虹数分、ラストはブラックホール10の65乗年以上。

 この世のいろいろなものの寿命が書いてあるのですが、

ブタの寿命を初めて知り驚く。

ブタ本来の寿命は約15年もあるそうです。

けれど食用のブタたちは天寿を全うすることなく生後6~7ヶ月出荷され殺される。

これを読み、数日間は晩御飯のお皿にのった豚肉をしげしげと見てしまったけれど、

今は考えもせずぱくっと食べてしまう。感謝を忘れてはいけないぞ。

簡易版といいつつもうひとつ。

くつの寿命は種類により違うけれど、ランニング用は約6ヶ月、約800km分走ると寿命がくるそうだ。

え! 6ヶ月以上履いてるし、月100キロまではいかないけれど、寿命の800キロはとっくに越えているはず。

革靴だと毎日履くと約3ヶ月。

よく歩き回る人が履くと1~3ヶ月で寿命が来るから1年に2~4回は靴底を交換すべきと書いてあるけれど、

まさかみなさんその通りにしてはいないですよね。

 

 

 

 

 バッタを倒しにアフリカへ/前野ウルド浩太郎

ことが禁じられているが、他宗教の人は飲んでもかまわないと聞いていたので、遠路はるば

 

前作に引き続き、面白い! 

いかにバッタに関する知識のない人たちにも広くわかりやすく楽しく知ってもらおうと意識して書いてくれているのか。

私はかなりこういう人が好きだ。

アムンセンといい、自分のやりたいことを切り開いていく力に惚れてしまうんだな。

写真が豊富で、目から得る情報の力というものも大きいし。

読み終えて、今は前野さんのブログを最初から順に読み始めています。

砂漠のリアルムシキング 本と併読すれば面白さ5割増ですな。興味のある方はぜひお読みください。

がんばれ、前野さん!

 

 

 

 

 くらべる東西/おかべたかし・文 山出高士・写真

 

17ページはおでんでした。

 

「いなり寿司」や「銭湯」など34組の「東(主に関東)と西(主に関西)の文化・風俗の違い」を、

写真にとりくらべ、違いを一目瞭然にし解説した本。いやぁ、面白い。見る楽しみと知る喜びの合体形。

その境界はどんどんなくなっていくと書いてあるけれど、北海道ってまたこれ特殊な位置づけじゃない、

日本各地から移住してきているわけだし、まぁそんなこといったら今じゃ日本中人が移動しているけれど。

といいつつ、汁気のない「東のぜんざい」は初めてみました。あんこのムースみたいじゃ。

桜餅がちがうのは知っていたけれど、稲荷寿司の三角形は、あれは「オシャレ仕立て」なのかと思っていた。

それと、表紙になっている銭湯。

関東と関西では湯船の位置が異なっていて、関東は浴場の奥に、関西は浴場の中央にあるそうで、

理由の諸説はいろいろあるらしい。ただ、湯船を中央に据えると配管などの構造が複雑になり、

関西でも中央に湯船のある銭湯は年々減りつつあると書いてあります。

え、ちょっと、え、我が北海道、北海道万歳なのですが。←何を言いたいんだか。

私の古い記憶の銭湯の湯船は真ん中タイプと奥タイプがあるような気がするのだけれど。

たまたま、一昨日の夕刊に「札幌近郊湯どころ巡り」なんていう情報紙が入ってきたんです。

で、載っている銭湯の湯船はどこに配置してあるのかとチェックしてみたら。

 

 

 

真ん中、中央配置になっている!

 

他の銭湯はどうなっている?

 

 

 

小樽の3銭湯はみな中央配置タイプが掲載されている。

他はというと、奥だったり中央だったりさまざま。

え、文化の湯はどうだったろう、江部乙温泉は、深川で入った銭湯は。

温泉は入ってもなかなか公衆浴場に入る機会は少なく、それもだいぶ昔で記憶が薄い(文化の湯は数年前だけど)。

 

それと、狛犬さんの尻尾は関西風の上を向いているものしか見たことがない。

サンドイッチの厚焼き玉子は食べたことがない、おそらく、きっと。

線香花火は藁・紙両方売っている。のれんにも違いがあるらしい。

北海道って混合、って思っていたけれど、

意外と全国的にいろいろもう混ざってカオスになっているのかもしれないな。

このシリーズはなかなか視覚に訴える面白さなので全作品読んでというか見てみたい。

 

 

以上、全然簡易版ではなかった215回でした。

 

無印 ポンプヘッド・コットン専用 化粧水用

$
0
0

 

いつか書こうと思っていたのにずるずる後回しになっていた無印のポンプヘッド。

ちょうど お題「無印で買ってよかったものは?」というgooの企画が目に付いたので参加してみることに。

 

 

 

こんなんです。

 

 

 

手持ちの化粧水のボトルにセットして、パカッ。

 

 

 

 

プッシュ、プッシュすると、じゅわ~っとコットンにいい感じにしみ込む。

 

 

 

そんなのつけなくても、ふつうに逆さにして使えばいいと思うでしょ。

普通サイズの化粧水だったらなにもわざわざ買ったりしないのですが、

 

 

 

 

 

これだ、プチプラの王道ハトムギ化粧水、

この大容量の化粧水重たくてね、ダンベルにも使えそうな500mlを毎回逆さに振るのは結構面倒なんです。

この手の化粧水って一度で終了じゃなく何度も重ねづけをするので、

キャップを外す、片手にコットン、片手にダンベル級化粧水を振り、置き、また取り上げるの繰り返しで、

もっと、しゃしゃっとすっきりできないものなのか。

 

 

 

 

 

これはこの化粧水の最大の欠点だなと思っていたのですが、

中蓋? 中栓を外し、ポンプヘッドにつけかえるだけで、日頃のわずらわしさがスカッと解消。

 

 

 

 

 

残量が少なくなったらボトルを傾けて使うと、左の空ボトルレベルまで吸い上げてくれます。

 

 

 

 

 

ちなみにこちらは無印の化粧水。

このサイズだとポンプヘッドをとりつけようとまで思わないのだが、

キャップが小さく作ってあるのは、デザイン性もあるかもしれないけれど、

ポンプヘッド使えといっているようにも見えてくる。

使っていて気がつかなかったのだけれど、

無印の化粧水ボトルの裏面に容量のラインが入っているんだ。

 

 

 

 

 

ダイ○ーにも売ってないかと探してみたら、ポンプヘッドではなく、

ポンプヘッドつきの詰め替えボトルが売っていたのでついつい買ってしまったけれど、

180mlなら、あえて詰め替える必要はないかなとそのまま放置したまま。

ふきとり化粧水をいれてプッシュプッシュしてもいいかもしれない。

無印 ポンプヘッド・コットン専用 化粧水用 税込み350円。

大容量化粧水をお使いのかたにおすすめです。

 

10月なり

$
0
0

 

気がつけば10月。

郵便局の前を通れば「喪中ハガキ印刷受付中」、

ホームセンターに行けば「除雪機」がどーんと陳列されていた。

あれって高いのねー、値段をみてびっくり。

 

 

昨日の夕刊に、

 

 

 

旭岳の写真が載っていた。

げげー、ついこの前歩いてきたのに。

でもあの色に雪の白が混ざったらとびきりきれいかもしれない。寒いでしょうけれど。

 

 

 

 

 

 

今日の琴似発寒川。

色づいてきています。

朝もや

$
0
0

 

おはようございます。

ここ数日、以前読んだ本谷有希子さんの小説の中ででてくる花の名前、

ちょっとネタバレになりますが、夫が山の花になってしまう、それも似てもに似つかぬ淡い花になり、

そのかわりように衝撃と感嘆満タン覚えた(三角山にも咲いている)そんな花なのですが、

その花がなんだったのか、何の花に夫は転生したのか変身してしまったのか、

思い出せなくてモヤっとしていたんです。

 

モヤっが常にアタマにはびこっているわけではなく、

一日のうちに、何かの拍子に「何だったっけ」と首をかしげる程度だったのが、

昨日図書館でちょうどそれを思い出してしまい、

おお、

いい絶好のチャンスだ、

ここで解明すっきりしてしまおうと、

本谷さんの本を探したわけです。ま行「も」をじじじじじっと。

 

ところが、そのとき行っていたのがいつもの図書館ではなく、ちょっと離れた小さなセンターだったせいか、

そこの図書室には本谷さんの本を一冊も蔵書していない。貸し出し中ではなくそもそも蔵書がない。

この不発弾がモヤモヤを引き摺る決定打になってしまい、

以後頻繁にあの花は何だった、夫は山奥で何の花になったんだと気になって気になって堪らない。

買っておくべきだった。

あるいはもっとちゃんと脳に刻んでおけよ。

 

というわけで、朝から思い出せずにもやもやもやもやとしています。

 

 

 

 

 

昨日の琴似発寒川。赤い。

 

では、良い一日をお過ごしください。


答え、と、穴

$
0
0

 

おはようございます。

前回書いた「思い出せずにもやもや状態だった花の名前」、思い出しました、出てきました。

ヤマシャクヤクでした!

走っている最中にぽかっと出てきた(笑)。

脳に伝わる小刻みの振動振動が記憶をシェイク&サーチだったのでしょか。

 

「淡い花」という記憶だけはあったのだけれど、

ヤマシャクヤクは、花だけみると淡く可憐であるけれど、

 

 

 

中を覗くと意外とグロい。あくまでも個人の感想ですが。

 

 

 

 

 

その後の姿もなんだかざくろのように裂けて赤と黒の種子があらわれ、それも本物偽物どうでしょうで、

これは本谷さんの小説に登場する夫のその後の姿にしっかり計算されていたのだとしたら、

彼女はどこでその知識を仕入れたのだろう。

 

自分のブログの17ページシリーズにも花になったことは書いた記憶はあったのですが、

花の名前(ヤマシャクヤク)を記したかどうか、そこらへんは定かでなくて、

自分の書いた記事を真っ先に調べるという手もあったのだけれど、

そこで答えを得る(得られるかもだが)より、自分の記憶の発掘(笑)に賭けてみたのだけれど、

やっぱりもやもやが続くのはいい気分ではなかった。

で、ヤマシャクヤクと名前を思い出してから、ブログ17ページシリーズをチェックしてみたら、

しっかり私はブログのなかで「ヤマシャクヤク」と書いていた・・・。

くそ(失礼)、やっぱり自分でしっかり書いていたじゃないか。くらっと眩暈。

 

 

 

 

 

 

すっきり三角山。

 

 

 

 

もうひとつ、ショックだった話。

 

先日外出していると急に雨が降ってきて、それも結構な降りになり、

折りたたみ傘持ってきて良かったなんて思いながら歩いていると、

なんだか足が湿ってきて気持ち悪い。

それも通常の雨が染みてくる部位ではなく、足の裏、踵付近がなんだかぐっしょり濡れてくる感覚。

な、なんだこの染み具合は。

 

で、帰宅して即行脱いだスニーカーをひっくり返し靴底を見てみると!

ぐぇぇぇぇぇ!

そこに現れたのは驚愕の穴!

踵の真下部分のソールが擦り減り、ゴム→靴本体の底の布部分が、まるで目玉模様のように穴が開いている!

そ、そんな。こんなことってありなのか。

確かに私はよく歩くし、このプーマのスニーカーの靴底ゴムの耐久性は悪そうだったけれど、

まさかこんなにまでなっていたなんて。

それを知らずに平気で履いて歩いていたんだわ。

後ろを歩いていた人の目についていたんだろうな、ひっどい靴履いてるって思われていたんだろうな、

うわぁ、それってすっごく恥ずかしい、穴があったら入りたい、って穴だわ穴。

 

このスニーカー買ったのいつだったっけ。

試着したなかで一番履き心地がよかっただけあり、歩くときはほぼ8割こればかりだったかも。

残り2割はアディダスのスニーカーだけど、こちらは靴底がわりと滑るタイプで、

これからの季節にはもうばっちり不向きだ。

最後に靴底チェックしたのはいつだったろう。

擦り減ってきてはいたけれど、穴が開くとは思わなかったわ。

 

でも嬉しい発見がひとつ。

私は踵着地ではなく、母指球あたりがまず着地で、それから踵に移動。

で、以前は踵の外側ががっつり擦り減るパターンだったのに、

今回見てみたら、意外と中心に近い部分が擦り減ってきていった。

これはいい傾向よね、減るのはちっとも嬉しくないのだけれど、

いい感じに足を運べるようになってきていると靴底が語ってくれているのではないか?

 

なんていってみてもね、まずは新しい歩きやすくて履きやすいスニーカー探しに行かなくちゃ。

デザイン、機能性、値段。問題だ。

ランニングシューズって手もあるけれど、これからの季節はメッシュ生地はちょっとだし。

ここ4,5年でスニーカー3足履き潰したわ。いや、4足だ。

ばっちしの次の1足に出会えますように。

 

━さすがに恥ずかしくて靴底の画像は載せられません━

円山散歩 

$
0
0

 

ずいぶん慣れてはきたのですが、円山ってやっぱり微妙に遠い。

すっごく遠い感覚ではなく、きっとあと4,5分早く着くのなら、また気持ちがかわるのではないか、そんな距離。

 

が、新ルートを開拓した!

 

夏に娘と散歩をしていてたまたま見つけたコースなのだけれど、

全然知らない、閑静な住宅街、それも場所柄高級そうな邸宅続出ルートで、

お家を見ながら歩くのは大好きなのでこれは使えそうだとときめいたものの、

そのときは夜で暗かったので目印になるようなものを決められず、

適当に細い路地を曲がって曲がったらいつもの見慣れたエリアにたどり着いたという幻(?)のルート。

しいていえば「なぜこんなところに突然スーパーが現れるんだ」という、

このスーパーがランドマークかな(笑)。

 

昨日、うろ覚えながらも、「こっち行ったんでないか」を頼りに、

高級住宅街路地探索ルートを確認しに出かけてきました。

 

 

で、不審者と間違われないよう気をつけながら歩き続けると、

ランドマーク的スーパーが現れ、ほどなく路地から神宮付近に抜けでた。

冬場はこの道幅なら車すれ違うの無理じゃないのかというほどの狭く細い道ばかり。

でも、こっちの道順のほうがいつも歩いているルートより早く着く気がする。

 

 

 

 

 

 

池でばしゃばしゃしているのは誰だ。

 

 

 

 

 

秋です。

 

 

 

 

秋です。

 

 

 

 

 

秋です。

 

 

 

 

 

木が高くてどこをどう狙って写せばいいのかわからない。

 

 

 

 

 

16.3℃なり。

 

 

 

 

 

帰りも再び新ルートの復習&調査へ。

 

 

 

 

 

 

この日は雪虫の大発生で手を団扇にして「ちゃうちゃう」ポーズで歩いている人続出。

走っている人や自転車の人は大量に吸ったり食べてしまったのではないでしょか。

 

 

 

じ、実は、この帰り道にまさかの事態に遭遇してしまい、

結構私は頑張りました。

って、かなり衝撃的なシーンだったので昨夜はかなり神経が疲労というか興奮というか。

数分ずれていたらこうはならなかったはず。

そう考えると、なにかのできごとにぶつかってしまうのって、何なんでしょね。

17ページ 6行目 216

$
0
0

 

一日早いですが、明日は都合が悪いので、今日に繰り上げ、および簡単に。

 

いつものようにこの10日間(ではなかったけれど)に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 

 

 勝手に関西世界遺産/石毛直道・井上章一・桂小米朝・木下直之・旭堂南海・島崎今日子・宮田珠己

 古代のローマ帝国の水道橋を、ほうふつとさせる遺跡が、兵庫県にある。姫路市のモノレー

 

 

前回読んだ椎名誠さんの「ぼくがいま、死について思うこと」でとりあげていた「お骨仏」を読みたくて借りてみる。

それが目当てだったので、真っ先に、目次で「お骨仏」は何ページなのか調べ、ぱらぱら捲ると、

なんとそこに小さな栞が挟まれていた。

おお、なんだか、おお。

これって、誰か私みたいに「お骨仏」に関心があったに違いない。

おおおおお。

私の前にこの本を読んだ人は、どんな気持ちだったのか。ブツがブツだけに。

将来の自分の骨の始末を考えてか、あるいは好奇心、宮田さんファンとか。

おおおおお。

 

 

 

 

 

 死体は笑みを招く/ネレ・ノイハウス 酒寄進一訳

「二十七万平方メートルあります」ザンダー園長は腰に手を当てた。「そしてばらばら死体が

 

「刑事オリヴァー&ピア」シリーズ4冊目。

で、新作と期待して読んでみたものの、なんか変。

コージマ(やはり♪ コージマと歌ってしまうが)とオリヴァーがまだ一緒に暮らしている。

ピアも離婚していないし、新たな彼氏と同居もしていない。

私の記憶違いにしてはズレが大きすぎるとおもいきや、

このシリーズは時系列に発売されてないそうだ。

本来の2作目になるのがこの「死者は笑みを招く」なのに、

日本では3作目、4作目と先行発売、そのあとに1作目、

そしてやっとこの2作目が出版となったとあとがきに書いたある。

途中であとがきチェックして納得したものの、きちんと時系列で販売してください。

確かに3→4→1の順で読んできたわ。

登場人物が初期にどどっと多すぎて、それもみな近場の住人親戚知人ばかりで、

中盤までは結構読むのがしんどかったかな。

にしても変な邦題で、原題を調べてみると「Mordsfreunde」、ドイツ語翻訳機だと「殺意の友達」と訳された。

そっちのほうがまだわかる気がするけど、このシリーズの邦題はどれも変だと思うのは私だけでしょか。

ちなみに他3作のタイトルをあげると、「悪女は自殺しない」「深い疵」「白雪姫には死んでもらう」。

「深い疵」はセーフだけれど、他の三冊ならタイトル買いしないな、私なら。

 

 

 

 

 

 金曜日の編み物クラブ/ケイト・ジェイコブス 中根佳穂訳

イで買ってきた焼きたてのクッキーの箱を開けて、みんなにすすめた。誰もが遠慮

 

まるっきり予備知識なし、表紙のデザインに惹かれ図書館から借りてみた。

常に、なんというのか、朝の連続テレビ小説みたいにぽちっぽちっとした区切りで、

じわじわと、登場する人物それぞれの事情を絡め話は展開してゆくのですが。

最後がどうも好きでない。

これは私の性格だからなのでしょうけれど、

登場する人物(特にメイン人物に近ければ近いほど)が突然病気になり死ぬパターンはお手上げ。

若いとなるとさらにダメ。なんだかノンフィクションでない限り、それは反則でしょと思ってしまう。

そっちの方向にもっていかなきゃいかんのかと。

人生何がおこるかわからないけれど、確かに私も若くして大きな病気になったことはあるけれど、

ミステリ小説で人が死ぬのは読んでいても大丈夫だけれど、

こういう流れの中で死んでしまうのは、好きでないなぁ。

どうして作者は彼女を死なせることにしたのだろう。

家族の再生、友情、ルーツ、そこまでで十分だったのになぁ。

 

 

 

 

 

 似ていることば/おかべたかし文 やまでたかし 写真

 

17ページはアシカ(アザラシとアシカの違いのアシカのほう)の写真でした。

「くらべる東西」が面白かったので、シリーズといっていいのか、

おふたりコンビの違う本を読んでみたのだけれど、これも面白かった。

 

「似ていることば」には大別すると2種類あり、まず、ことばが似ているもの。

同音異義語や同訓異義語と呼ばれる似ている言葉。

例えば「制作/製作」「絞る/搾る」など、同じ読みでありながら異なる意味を持つ言葉。

もうひとつは、形が似ているもの。

「アザラシ/アシカ」や「サンデー/パフェ」など、違いがよくわからないとされるもの。

これらの違いを写真によってどどんと一目で明らかにしようというのがこの本の狙いで、

見ただけで「ああ、そうか」と納得できるし、どこが違うのかという解説までついてある。親切丁寧。

 

ブログを書いていても、どっちの漢字なんだろうとか、

違いってあるのかわからずに使っていることは多々あって、

そのうちのひとつに「恐い」と「怖い」があり、みなさん、この違いわかりますか?

私は知らなかったのですが、

「恐い」→誰でもこわいものは恐い。

「怖い」→自分だけがこわいものは怖い。主観の問題だったんですね。

蛾や蝶は私にとって怖いものだけど、世の中一般的に恐いものではない。

 

「いねむり」と「うたたね」だと、

寝ちゃいけないときに寝るのがいねむり、

寝てもいいときに寝るのがうたたね、これも知らなかった。

授業中仕事中に寝てしまうのはいねむりで、昼休みに机で突っ伏して寝るのはうたたねか。

となると、アグネス・チャンは小川のせせらぎを聞きながら何をしていたのだろう。何をしなければならなかったのか。

いねむりしたのねなんて歌いだしているのだから、彼女はそのとき寝てはいけない状況下にあったはず。

何してたんだ? 

気になったので歌詞を検索してみたら野イチゴを摘んでたそうだ。ホントとまで歌詞になっていた(笑)。

まぁ、私もなんでもかんでもいねむりで通していましたが(笑)。それもこの齢まで(笑)。

 

 

 

 

 世界一ゆる~いイラスト解剖学 からだと筋肉のしくみ/有川譲二

からだのしくみに注意を向けるのが解剖学のはじまり。いま一度、意識しながら読んでみましょう。

 

正確には6行目ではないのですが、特別に。

この手の本は大好きです。わかりやすい。

書いてあることがわりと理解できていて、ということは、少しは私も学んできていた?

世界一ゆる~い解剖学教室 こういうのがお好きな方はどうぞ。有川さんのサイトでいろいろ載っています。

 

 

簡単に、なんていいながらやっぱり長くなってしまった。

明日はお休みにします。

以上、216回目でした。

ありがとう古平町 第42回古平ロードレース

$
0
0

 

10月9日体育の日、がっつり体育してきました(笑)。

 

「たらこがもらえるよ」、その一言で出場を決めてしまったこの大会。

 

 

 

 

早くに着いてしまったので、受付を済ませたあと、娘と会場付近をぷらぷら散歩をしていると、

川面を叩くようなばしゃしゃしゃという音。

目を凝らしてみてみると、サケが遡上している。

矢印は背びれ。

よし、サケも頑張っているんだ、頑張って走ってくるぞと気合をいれる。

 

 

 

さて、そのマラソンですが、これが苦しい苦しい、もう私甘くみていました、この大会。

10キロは普段から走っている距離なので特に心配はしていなかったのですが、

苦しい、苦しい、苦しい、終わりの見えない緩い上りが連続するコースに何度歩いてしまおうと思ったことか。

折り返し地点で一度時計を見ただけで、あとはタイムも気にせず、

ひたすら「くそ(失礼)、なんでこんなに苦しいのに走らなきゃならないんだ、

くそ(失礼)、歩きたい歩きたい歩いてしまいたい」の繰り返し。呪文。

どこか痛いとか体調が悪いというなら別だけど、

苦しい辛いキツい疲れただけで足を止めてしまうのは、それはとても悔しいし恥ずかしい。

 

いやぁ、本当長い長い遠い遠い、なんでこんなにゴールがこないのか(笑)。

 

歩かず、やっとのおもいでなんとかゴールしたのですが、

なんであれほどまでに苦しかったのかわかりました。

嘘のようなタイムで私走ってました(笑)。いつもの私のペースではない。

これだもの、苦しいはずだわ(笑)。

 

 

今回娘は違うキロ数を走ることを選択、別々にスタート&ゴールだったのですが、

娘も嘘のようなタイムでゴールしていて、これはお互い別々に走ったほうが速いのか(笑)。

 

 

それと、会場に着いてから2回しっかりトイレに行っていたのに、

4キロ地点あたりからトイレに猛烈に行きたくなり、

ひとりで尿意大将軍(誠意大将軍ってあったじゃない、征夷大将軍じゃなくて)かと気を紛らわし、

コンビニもなければ簡易トイレもコース上には見当たらず、

ただでさえ苦しいのにさらに苦を背負う走りとなり、

ゴールでむかえてくれた娘と会話もそこそこに「トイレ」と死力をふりしぼり直行。

ゴール後座ってしまいたいほど疲れているのに、迫り来る膀胱の危機。

娘はトイレで吐くのではないかと心配したらしい。

違う、尿意とも母は闘っていたのだ。

 

 

 

 

 

ぼろぼろの二人(笑)。

 

 

 

この大会の楽しみは、実はこれからが本番で、

 

 

 

 

 

ようこそ賞(古平町以外からの参加者)、参加賞、豚汁引換券、飲み物(orビール)引換券がついていて、

会場のブルーシートや持参した敷物、あるいは地面に座り、

遠足というかなんかこれってピクニックだぜみたいな大会なんですね。

 

ビールは缶ではなかったのでお茶のペットボトルと交換してもらいましたが、

コーラやいろはす、ジュース類といろいろそろえてあり、

感動したのは豚汁で、お椀サイズではなくどんぶりサイズの発砲スチロールの容器になみなみ、

しかも食べても食べてもなかなか減らないほど豚汁に具がたっぷり入っている。

まさに豚汁の泉状態。

ゴボウやこんにゃくで誤魔化すことなく豚肉もたっぷりはいっている。

出店でお稲荷さんを買い、一緒に食べればもうそれだけでお腹一杯。これには娘も感激していた。

 

 

 

 

 

参加賞のたらこ。

美味しそうに写せなくてすみません。

4種類のなかから娘は低塩たら子、私はバラ子たらこを選ぶ。

少し食べてから写し忘れたことに気がついたので減っていますが本来はびっしり入っていました。

つぶジャン辛は、表彰のあとに行われたお楽しみ抽選会で娘が当たった。やったぁ!

そのほかに、

 

 

 

 

 

鮭トバ。

 

 

これだけ飲んで食べて戴いて、一人参加料が1000円ですから。

すごい、古平町に感謝です。太っ腹だ。

それに、正直、走ったコースは景色がすばらしいとか応援が多いとか、そういうのではないし、

タイムを計るチップなどあるわけではないけれど、

バリバリ名の通った大きな大会とは一味も二味も違う、

走り終わった後のほのぼの感おおらかさ、真心と良心、それがこの大会の魅力でしょか。

参加賞の素晴らしさ。着ない(というか派手すぎて着られない)Tシャツ貰うよりずっといい。

 

 

 

 

 

 

すばらしい大会だと思います。来年も参加したい。

 

 

 

 

 

封筒の中にすでに完走証が入ってあり、自分で書き込むんだぞ(笑)。

いえ、上位何名だったかな、上位の方はちゃんと計測ありですが、私は無縁。

あ、上位入賞の方の賞品(中はなにが入っているのかわかりませんが)、大きな化粧箱でした。

何が入っていたんだろ。

 

 

 

 

 

あ、ファルコン!

 

古平町のみなさん、実行委員会のみなさんに深く感謝です。

そんなにたくさん大会に参加してきたわけではないですが、私は大好きになったわ、古平町。

それにこんなに遠くまで連れてきてくれた娘に感謝を忘れずに。

 

 

 

しかし、本当に苦しかったです(笑)。

あ、脇腹痛セーフでした!

雨上がり

$
0
0

 

 

琴似発寒川、フランソワーズ・左岸と右岸。

 

 

 

 

 

あっという間にこんな色。

 

 

 

 

 

 

一雨ごとに冬へのカウントダウンだな。

 

 

 

 

 

見事なグラデ。

作ろうと思って作れるものではない。

 

 

 

 

紅葉はてっぺんからやってくるのか。

にしても寒くなりましたねー。

 

Viewing all 1591 articles
Browse latest View live