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お役に立てたようで

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書店で文庫本を一冊選びレジへ向かう途中、

「すんません」と見知らぬおじさん(推定年齢73歳)に声をかけられた。

ダウンコートにお決まりの長靴姿だったので、書店の店員さんと間違えて声をかけたのではなさそう。

私に用があって呼び止めたのに違いない。

 

何か探している本でもあるのだろうか。

ちょっと知的なおばさんに見えたのだろうか。

 

「はい?」と笑顔でおじさんに向き合うと、

「すまんがそこの地図とってくれんか。わし手が届かんくて」

……そうきたか。

私、ご存知かと思いますが、背は高いんです。

おじさん、チャンスだと思ったんだろな。

 

昭文社の地図の棚で、分県地図ってやつね、がばっと広げてみる、シートタイプ。

で、

「茨城、茨城県とってくれんか」

はいはい、はいはい、いいですよ、とりますよ、茨城ですね、ほら、よいしょっと。

おじさんの気転というか、背が高い人通るの待ってたのかと思うとおかしくて、

おもいっきりの笑顔で茨城県地図を手渡してあげましたけど、

いやぁ、自ら進んで高いところのものをとって上げることはあるけれど、

通りすがりに呼び止められ頼まれたのは初めてのような気がする。

役に立つ こともあるこの 背丈かな。

 

 

 

 

気温が上がって路面ぐちゃぐちゃで大変大変。長靴最強だな。


防寒マスク

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マスクをすると顔があたたかい(笑)。

風邪予防のためマスクを着用が、すっかり防寒グッズとしてのマスク着用になってしまってます。

多少の息苦しさも慣れてくると気にならなくなり、

顔がほんわりあたたかくてあたたかくて、マスク友の会設立でしょか。

 

そのマスクですが、私が使っているのはもっぱらプリーツタイプ。

が、意外と正しくつけていない人を見かけます。

多いのが、プリーツを伸ばしきらずに、布マスク的感覚で口元を覆っているタイプ。

今日も出先でちょっと話をした人(もちろん友人ではない)がプリーツを伸ばさず当てていて、

これは指摘したほうがいいのか気付かないふりをしたほうがいいのか、悩んだ。

プリーツをびよ~んと伸ばしフィットさせたい欲求との闘いでもあった。

 

裏表に関しては、昔一度やらかしたので、そこは入念にチェックしています(笑)。

折り山が下向きが正解です(相手から見て)。

鼻部分の針金を折り曲げ鼻&頬にしっかりフィット。

プリーツはびよ~んと伸ばし、あごの下、ノド深くまでしっかり伸ばして包み込みましょう。

あたたかい。手放せないあたたかさであります。

 

かまぼこ とり天

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住んでいる地域によって違うのかもしれませんが、

かまぼこといって思い浮かべる姿をいえば、板に乗った半円形に近いあの形。

 

 

 

Kamaboko.jpg

ウィキペディアから画像を持ってきましたが、かまぼこといえばこんな感じ。

最近は板なしかまぼこも見かけることがありますが。

 

 

暮れにかまぼこの詰め合わせを頂いたんです。

紅白、ウニ、チーズかまぼこの4本が個別に包装されていた。

で、ではでは御馳走になりましょうと、まずはチーズかまぼこの袋を開封したのですが、

開けてびっくりはてなのかまぼこが出てきた。

 

 

 

 

 

これはそのチーかまではなく、ウニかま。

ラスト1本なので写しておいた。

 

 

さきほども申し上げましたように、あのかまぼこのイメージで開封したのですが、

出てきたのは、

 

 

 

 

 

チューブかまぼこ with 板。

 

 

 

 

……板。

 

 

 

 

 

板同封の意味がよくわからない。

昔かまぼこ板でジェニーちゃんの家具を作ったことがあり(ベッドやテーブルに椅子とかなりの力作で、

かまぼこ板は友達に協力してもらい集めた)、

あの板っていろいろ使えるのはわかっているのだけれど、

これにウケと驚きを感じたのは私だけだろうか。

 

 

食べ物でもうひとつ。

私は数年前に、生まれて初めてとり天なるものを食べました。

北海道生まれの北海道育ち、鶏肉&油といえば、から揚げ・ザンギ・チキンカツで、

鶏肉の天ぷらなんて知らない、食べたことがない、飲食店や居酒屋のメニューでも見かけないと思う。

それが、地域の有名うどん店○屋で食べたうどんがとり天だったのね。

初体験にして美味しくてね、行けばかしわ天ぶっかけを頼んで戦ってくるのですが、

うどんと戦うというのも妙だけど、あそこのうどんは生きているぞな、もし。

食べるのも真剣勝負って感じ。

 

ああ、昨日からとり天が食べたくなって、作り方なるものを調べているのだけれど、

下味のつけかたがいろいろあって、逆にどれにすればいいのか迷う。

○屋に行って食べたほうが早いし確実か(笑)。

大分県の料理だとネットででてきて、いやぁ、日本列島ってやっぱり離れているんだなぁ。

って、とり天を知らなかったのは私ぐらいかもしれませんが…。

17ページ 6行目 225

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目の錯覚ならぬ鼻の錯覚?ってあるのだろうか。

雪道(新雪)を歩いていたら、花の香りがした。

あるのはニセアカシアの、花も葉も実もない、冬の裸木の姿なのに、

なぜか私のまわりは藤の花の匂いがしている。

えええ、なんでだろ、私の鼻おかしくなってしまったのかとくんくんしてみたけれど、

確かに藤の花の香りがうっすらと。

もちろんまわりに花など咲いてない家もない雪の匂いでもない。

これはひょっとしたらどこかで記憶のスィッチがonしてしまって、幻視ならぬ幻嗅してしまったのだろか。

いや、匂いは確かにしていた。

いい匂いだったなぁ。半年後が楽しみだ。待ってるぞ。

 

と、全然関係のないことを書いてしまいましたが、今日は17ページシリーズの日。

この10日間(厳密にではない)に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写せるものは書き写し、

あとは感想にも紹介にもならぬ雑文です。

 

 

 

 

 

 日本の古典23 南総里見八犬伝/滝沢馬琴 白井喬二訳

 

17ページは扉のページでした。

 

 

 

 南総里見八犬伝/平岩弓枝 文

 

17ページは佐多芳郎氏の伏姫と八房の絵。

 

 

 

 図解里美八犬伝/犬藤九郎佐宏

17ページはあらすじ1-8つの珠の誕生の図解。

 

 

宮田珠己氏が南総里見八犬伝はとても面白いと書いてある本を前回読み、

そういえば有名すぎるこの話、「いざとなったらタマを出せ」レベルでしかしらない。←詳細は後に。

曲亭馬琴(滝沢馬琴ではなく曲亭馬琴がペンネームだそうです)が28年かけて書き上げた超大作。

ワンピース(尾田栄一郎)は1997年7月連載スタートだそうで、おお、馬琴の記録抜くか手前で完結か。

 

原文はまず無理なので有名な白井喬二訳を選択、それでも心配なのでやさしげな平岩弓枝本も併用、

さらに迷子防止のため図解里見八犬伝まで用意した。

どうだ、かかってこいでスタートしたものの、撃沈。

 

平岩弓枝本だけは最後まで読み通したけれど、白井喬二本は親兵衛が再び姿を現すあたりでダウン。

登場人物が多すぎるし、名前だけでも一苦労なのに改名は入る、主従関係姻戚関係も複雑。

あれですね、勧善懲悪・因果応報、まるでRPGやっているみたい。

で、何かの本で(記憶が正しければ和田竜氏だったと思うけど違っていたらごめんなさい)、

昔の日本人はいとも簡単に命を捨てたというようなことを書いていて、

命を粗末にするというのではなく、○○のために死ぬといえばいいのか、

一足飛びに死を選び完遂してしまう。

 

慣用句にも「腹が黒い」とか「腹のうちをさぐる」とか「腹を割る」とか腹のつく言葉は多いけど、

身の潔白を証明するため、あるいは殉死、男も女もこの本の中では死人切腹続出。

「私の腹は黒くありません、見て見て真っ白でしょ、ほら」なんておっそろしい。

伏姫でさえ腹を切り身ごもっていないことを証明する。凄まじい。

超音波検査があったなら、エコーするだけで済んだのに。

悪者は徹底的に悪く書かれているし、江戸時代の人にとってはこれを読むのは一大娯楽だったんだろうな。

いやぁ、しんどかったです。

 

 

 

 

 杏のふむふむ/杏

いよ」

 

杏ちゃんはいい子だわ。性格良すぎる。嫌味じゃなくて、どうしてあんなにいい子なんだろう。

行動力がすごい。

自ら体を使い恐れずやっちゃう行動力、心の中に思っていることをあらわす行動力。

自分で自分に鍵をかけてしまうようなとこがないんだな。だからあんなに背が高いのか。違うな。

 

 

 

 

 神さまたちの遊ぶ庭/宮下奈都

「福井で受験するのであれば、二月には戻ってきたほうがいいですね。いろいろと

 

宮下さん一家がトムラウシに一年間移住していたのは知っていたけれど、

こんな山奥に住んでいたとは。

タイトルから、もっと静かな本かと思いきや、家族の移住日記で、

いやぁ、感激したのが宮下さんもあの「大草原の小さな家」のファンだったのか、

キャロラインの破傷風自己治療のシーンが書いてあった!

覚えているってね、私「大草原の小さな家」が大好きで、テレビは観ていたし、本も全巻揃えてある。

私の理想だったな、インガルス一家は。というより「父さん」が。

父さんチャールズ(というよりマイケル・ランドン)の白シャツ、サスペンダーに肩まわりの筋肉!

あんな家庭を築きたかったのに、どういうわけか私がマイケル・ランドンになっている(笑)。

メアリーの失明と、眼鏡で藁が焼けるシーンを強く覚えている。

いえ、インガルス一家の話ではなく宮下さん一家の話を書かなくては。

ああ私も本と楽器と楽譜を持って移住したい。

でも、寒いのは平気だけれど、ネットや携帯のない生活は心配だ。

繋がっているのに使わないのとでは違う。

テレビだってそう、普段はほとんど見ていないけど、見ない選択と映らないのとでは心構えが違う。

それに問題は人付き合いだ。これはハードル高いな、私にとって。

お弁当を用意する話があって、それも重箱で、家族の分だけを用意するのではなく、

みなさんでまわして食べる用だなんて、もう考えただけで味云々の話ではなく、

そのプレッシャーで一歩も前に進めそうにない。

そう考えると、一家で見知らぬ土地に飛び込んだ宮下さん一家の勇気も拍手だし、

受け入れる側の懐の広さにも感心する。

いやぁ、書きたいこといっぱい出てくるんだけれど、ちょっとここでストップします。

 

*追記 ネットやテレビはトムラウシでも繋がっていることは本に書いてありました。

現在は変化し、さらによい環境になっているかもしれません。

 

 

 

 

 こころ/夏目漱石

は高い梢を見上げて、「もう少しすると、綺麗ですよ。この木がすっかり黄葉して、ここい

 

古い文庫本を読み直して見たのだけれど、というか前に読んだときは前半でやめてしまっていたはず。

いやぁ、なにこれ、こんなに凄い本だったとは。

さきほどの南総里見八犬伝がRPGなら、こころはS&G。サウンド オブ サイレンスが鳴りはじめたわ。

私の性格上、有名すぎるのってそれだけで選択肢から外してしまう傾向が強く、

それって損かななんて考えることもあったけど、今回は実感。

それに夏目漱石ってロンドンに留学しているし、時期的にスコットの第一次南極探検の頃なのではと。

調べてみないとわからないけれど、おそらく重なっているのでは。

ちょっと漱石読んでみる気になっています。

 

 

 

 

 坊っちゃん/夏目漱石

い。

 

 

というわけで、有名すぎてパスしていた小説「坊っちゃん」を読んでみた。

意外と面白い。S&Gでいうならミセス・ロビンソンだな(笑)。なんのこっちゃですが。

もしも私が若いときにこれを読んだのなら、清にあまり目が行かなかったのでは。

清ですね、清。最後の一行、最後の一ページ。

以前、正岡子規の本を何冊か読んだけど、あのときはそんなに漱石を読もうとは思わなかったのに、

これはなんでしょね、どこでなにが用意されているのかわからないけれど、

漱石を読むべき齢(時期)になったということでしょか。

 

 

 

 

 CGステレオグラム2

 

そろそろ立体視ブームは去ろうとしています。

見えるようになってくると感激が薄れてしまうのが難点。

 

 

なんだか長くなってしまったなぁ。

おやすみなさい。

225回目でした。

1793年

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昨日古本屋さんで買ったフランス革命関連本がなかなか面白くて、

今日も朝から文庫本を片手に過ごしていたのですが、

文中に書かれている日にちを見て動きが止まった。

んん? 1月21日? それって今日?

まじまじと卓上カレンダーを見つめる。

今日だ、今日だったんだ、わ、今頃の時間だ。戦慄。

今日はなんとルイ16世が処刑された日でした。

1793年1月21日、革命広場(現コンコルド広場)午前10時過ぎにギロチンにて斬首。

 

生きているっていうことは、知らずに歴史のその日と同じ日を暮らしているわけだけどね。

ちなみに調べてみると、勝海舟1899年、横山やすし1996年、松方弘樹2017年、1月21日に亡くなられています。

処刑された日と同じ日同じ時刻に、知らずに処刑の章を読んでいた偶然にやられてしまい書いてみました。

225年前。100年後の325年前の今日に驚く誰かがいてもおかしくない。

今日は1901年だった

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読んでいる本のなかに書いてある日付がズバリ読んでいるその日、

昨日1月21日、ルイ16世が処刑された日にちょうどその場面を読んでいた。

こんなこともあるんだと軽く眩暈がしたのですが、

その本も読み終え、次の本を読み始めたら、おいおい、ちょっと待って、

今度は1月22日と出てきた。

それってやっぱり今日じゃない。

1901年1月22日、ヴィクトリア女王が81歳で逝去した日でした。

いやぁ、2日連続カレンダーまじまじと見てしまったわ。

 

ルイ16世の処刑のことが書かれていた本は『マリー・アントワネットの娘/藤本ひとみ/中公文庫』、

次に夏目漱石の『倫敦塔・幻影の盾』を読むつもりだったのが立ち寄った書店には置いておらず、

それで図書館から『ロンドン漱石文学散歩/出口保夫』を借り、

下調べのつもりで読み始めたら、これだ。2日連続できた。

 

明日1月23日はきっとなにも起こらないと思う。

この本読み終わらないし、『倫敦塔・幻影の影』も今日別の書店で買ってきた。

ちなみにあれですね、図書館に行けば夏目漱石の本はあるのですが、文庫本は数冊であとは全集。

全集って字が極端に小さいし紙の色はセピア、あまりにも読むのがしんどそう。

ブック○フや古本屋さんにある文庫本は『坊っちゃん』『三四郎』『こころ』ばかりなのね。

書店で買おうとしても、小さな書店には全部が揃っているわけでもないし。

 

ああ、背表紙で本棚にばしっと揃えるなんてわくわくする。

返さなくっていい本ってやっぱりいよね。

といいつつ、どこまで読み続けるかは不明。

 

おじさんの反撃

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寒っいですねー。冷え冷え。札幌の21時の気温は-10℃。

交差点がツルッツルで怖い。

 

今日の話ではないのですが、先日人通りの少ない裏道の小さな交差点を渡っているおじさんがコケた。

推定年齢75歳とみる。

転ぶ一部始終を目撃していたのですが、そんなに心配しなくてもいいような、

痛いでしょうけれど、勢いとか角度とか高さとかスッテン度というか、

どれをとっても大きな怪我には結びつかないような、そんな転び方。痛いでしょうけれど。

 

私の前方約15メートルほどの位置での転倒で、駆けつけなくても大丈夫と判断したのだけれど、

おじさん、倒れたまま動けない。

というか、動かないのではなく、仰向けに倒れ、手足、首はもぞもぞ動かすのだけれど、

胴体部分が路面から離れない。起き上がれない。裏返った亀みたいになってしまっている。

 

人通りの少ない裏道と書きましたが、そこにいる人は私とおじさんだけだけど、

近くに大型ショッピングセンターやスタバにドラッグストアがあるため車の往来は結構あり、

おじさんが道路を塞ぐ形で倒れているので、すでに車が4,5台停まっている。

 

「大丈夫ですか? どこぶつけました? どこが痛いですか?」とおじさんに問いかけると、

「腰打った、腰いてェ」と返ってきた。

「動けますか、起き上がれそうですか? ここ道路の真ん中で危ないので、動けそうなら端に移動しましょう」

 

手を貸すと、おじさんなんとか立ち上がった。

と突然おじさんが怒りだし、

先ほどすっ転んだ元凶の道路の氷の部分を蹴るというか地団駄を踏むというのか、

「これよ、みろ、これだ、これで滑ったんだ、この野郎」と、痛みと怒りと恨みを思いっきり氷にぶつけはじめた。

それだけ元気あるなら、早く歩道に移動しようよ、車何台も停まって見ているし。

優しく、おじさんの背中やズボンについた雪を払ってあげ、

「そうですよねー、つるつるですもんねー。家に帰ったら腰に湿布貼ったほうがいいですよ」と優しく背を押し歩道へ誘導。

いやぁ、転んで道路に八つ当たりというか反撃くらわす人初めてみた。

痛くて動けない、痛いのだけど恥ずかしさが爆発して急いでその場を立ち去る、この2パターンが鉄則だと思っていたのに。

しばらくは腰痛かったと思います。

痛むたびに「あの氷が悪いんだ」と怒っていそう。今日も転んでなければ良いのですが。

見たこともないような

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先日アイフォンに入れてあるアプリのアップデートをしたら、

なんだかすごい文言を見つけてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見たこともないような不具合って、どんなんだったんだろ。

いやぁ、見てみたかった(笑)。


「いざとなったらタマをだせ」のこと

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「いざとなったらタマをだせ」のことは後日書くとかなんとかいっててそのまんまだったのを思い出した。

南総里見八犬伝を読み始めたのはいいけれど、登場人物が多い、名前も長いし改名したりする、

主従関係姻戚関係も複雑で、内容云々の前にこんなに苦労するのなら、

子供の頃テレビでやっていた人形劇をもっともっとしっかりみておくべきだったのだけれど、

実は全然そんなレベルでは見てなくて、

「いざとなったらタマをだせ」、その部分ぐらいしか覚えてないというのが真相です。

 

私、あの辻村ジュサブロー氏が作った人形、

なんというか好みじゃないというか、ずばり、怖かったんです。

それで、夕方だったと思う、テレビでこれが始まる時間になると、逃げていた。

だから、内容もストーリーもなにも覚えておらず、

怖い、怨霊どよよん、そして「いざとなったらタマをだせ(♪チンチン)」。

ジン・ギ・レイ・チ・チュウ・シン・コウ・テイと今でも言えるな。

 

そう、「いざとなったらタマをだせ(♪チンチン)」、

どうして「(♪チンチン)」がプラスで浮かんでくるのだろう、(♪チンチン)って何だったんだろう、

そこで検索してみると、ちゃ~んとあるんですね。

 

 

 

 

 

 

げげげー、懐かしいぞ!

ベベンベンベンからしてもう怖い。伏姫(だと思う、違う?)怖い。

おおー! いざとなったらタマをだせ(♪チンチン)、チンチンというかカンカンというか、

そういう音が挿入されてたんだ。あー、納得、チンチンの正体みたりだわ。

 

 

 

 

おおお!!

サスケ、おまえを斬るっ。

 

 

 

一人のサスケが二人のサスケに三人四人に、おお歌える歌える全部覚えているってすごくない?

「光あるところに影がある」なんて文学だわ。

いやぁ、この歌だけはしっかり覚えているのに、サスケがどんなストーリーだったかはまったく覚えてない。

なのになにこの高揚感は。わくわくしてしまったわ。

 

17ページ 6行目 227

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札幌の今日の最高気温は-5度だったそうで、

外に出たらもうこれ寒い寒い、マスク様様でありました。

 

さて、今回はさらさらっと読んだ本ばかりなので、

書くのもやはりさらさらっと簡単に。

 

いつものように、この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 マリー・アントワネットの娘/藤本ひとみ

夫は、頭がよかったと自分ではいってい

 

藤本さんの書く本ってタイトルが苦手というか、なんだろ、イメージがあまりよくなくって、

過去1冊しか読んだことがなかったのですが、今回はその苦手だといっていたはずのタイトル買い。

アントワネットの娘といえば、マリー・テレーズ。

アントワネットが生んだ子供の中でただ一人生き残った人物です。

ルイ16世幽囚記は数年前に読んだけれど、その後のマリー・テレーズに関してはあまり詳しく載っていなかった。

この本もそこまで詳しく載っているわけではないのだけれど、感じたことは、

あれ、なんだかメアリー・スチュアートに共通しているものがあるかなと。

空気を読めない、時代の流れを掴めない、感覚・考えの切り替え、上書きをできない。

なんて読み進めていくと、この文庫本はマリー・テレーズの話だけではなく、後半はマルゴ王妃の話も載っている。

タイトルは「美貌の色情狂マルゴ王妃」「性欲過剰の真珠」←ある意味凄い、「色情狂の成り立ち」と、

ほらほらやっぱり凄いタイトルで迫っている。

で、その色情狂マルゴ王妃の話の中に、なんと噂のメアリー・スチュアートが登場。

メアリー・スチュアートの最初の夫の妹が、マルゴ。そうかと一人納得。

写真も豊富で、意外と使える本だったかも。

 

 

 

 

 

 倫敦塔・幻影の盾/夏目漱石

りていう「牢守りは牢の掟を破りがたし。御子等は変る事なく、すこやかに月日を過

 

 

 

 ロンドン漱石文学散歩/出口保夫

にした。アンドルーズはケンブリッジのペンブルック学寮の先生であった。

 

 

 

 漱石の孫/夏目房之介

 本当はスタッフが、先に漱石の元下宿に向かって歩いてくれるので、カメラに先導

 

 

大胆にも3冊まとめて。

ロンドン塔は私の行ってみたい場所の中のひとつで、漱石は1900年の留学中に観光してるんですね。

この本をガイド本として歩いてみたら面白いだろな。

そうか、漱石がイギリス留学をしていた頃にヴィクトリア女王が亡くなり、スコットが第一次南極探検に出発し、

日本では遼東半島をめぐり日露開戦は数年後、

私の中でばらばらだったピースが一箇所に集まったかんじ。

 

 

 

 

 

 ざんねんないきもの事典/今泉忠明監修

体のつくりや能力が進化しても、環境がガラリと変われば、絶めつしてしまう!

 

 

「続」のほうを先に読んでしまったのだけれど、おもしろいのだけれど、

やっぱりそれって残念なことではないと思います、はい。「続」のときにも書きましたが。

といいつつ、今回もおもしろかった。これをきっかけにどこかでだれかがもっと深く知ろうと励み、

勉強研究を重ね、学者なり研究者なり専門職種につく人もでてくるかも。

直球どストレート、ハート直撃だったのが、カカポ。なんて可愛いんだ、私好みだ、会いたい!

ああ、カカポと一緒に暮らしたい、視界のどこかにカカポがいてくれれば。

どこに行けば会えるのだろう、道内の動物園にいないのかと調べてみたら、

おお、絶滅危惧種で、そんな動物園どころの話ではないと知り驚愕。

タイトルが「ざんねんな」ではなく「ゆかいな」とか「ふしぎな」とかだったらここまで話題にならなかったかな。

タイトルって重要なんですね。

 

と、今回は全然だめだめですみません。終了します。

YOSHIさんのケーキ

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なんだかずいぶん間が空いてしまいました。

なんというか、書くに書けない事情があって、これが書ければかなりの爆笑と哀愁涙がちょちょぎれる話なのですが、

あまりにも自虐的で、おまけにストレスも伴い、辛いのか笑っていいのかもうどうにでもしてくれという日々でした。

なんのこっちゃわかんないってね。

そんなギャグ化するにも切な過ぎる暮らしの中で、無事にひとつ年をとりました。

わ~い、寄る年波、もう大波荒波ざっぶざぶ。

 

 

 

 

 

娘がケーキを買ってきてくれました。

「プレートに書いてもらう言葉、電話で言うの、すっごい恥ずかしかった」

うん、それはたしかにすっごく恥ずかしかったと思う(笑)。

 

YOSHIのバースディケーキ。

前に一度書いたことがあるけれど、娘と閉店間際にアイスを買いに、いや、ケーキだったのか、

とにかく閉店間際にお買い物をしお店を出ると、YOSHIさんと思われる男性にばったり会ったことがあって、

それがこれがYOSHIさんなかなか素敵な方で、娘と二人で「おお!」と興奮。

YOSHIさんなのか職人さんだったのかはわからないのだけれどね。

 

YOSHIで何回かケーキやアイスは買ったことがあるけれど、

どれもかなり味が濃くて、並大抵の濃さではなくて、ホールケーキはきついのではないかと思いきや。

これ、かなりの美味しさでした。

人それぞれ好みがあるでしょうけれど、私の中ではかなり記憶に残る位置づけだな。

濃いのががつんとくると心構えをして口に入れてみたら、これが意外とソフトな優しげな生クリームと、

真ん中にイチゴ&木苺の酸味のきいたしっかり味のクリームがサンド、イチゴがごろっと挟まっていて(スライスではない)、

いやぁ、私ケーキはチョコレートケーキ専門なのに、

今回はこのケーキのファンになってしまった。白いのもいいんでないかい。

ああ、はやく娘の誕生日がこないかな。

あ、こどもの日があるか。

あ、母の日もあるか。父の日もくりこむか。

お、ひなまつりが近いぞ、すぐそこだ(笑)。

いえ、別にホール買いしなくても単品でイチゴショートを買えばいいのか(笑)。

おそらく同じつくりよね。

というわけで、今日はおもいっきり宣伝してしまったので、

ヨシさん、次回はなにかおまけしてください。甘い考えだな(笑)。

ああ今年はどうしよう

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北海道マラソンの大会概要が発表になりました。

8月26日(日)9時スタート。

8月最後の日曜日ということはわかっているので特別「おお!」も何もないのだけれど、

今年のファンランは、いつものゴール場所(道庁赤レンガの横)が使えないそうで、

なんと大通西8丁目の、フルマラソンと同じゴールとなるそうだ。

 

おお!

フルじゃないけど、フルでゴール(笑)。

 

今年は参加しないつもりでいたのに、あそこでゴールなんてちょっと気分良くない?(笑)。

気持ちがぐらぐらゆらゆらしてきたぞ。

で、ゴール場所が移動ということは距離が変わる。

短くなるなら大歓迎なのだけれど、げ、長くなっているではないか。

そうか、ショートカットにはならないんだ。そうだよな。

11.5kmが12.1km、長く走れるんだわと喜べるほどの実力はなし。

さあどうしましょ。

北海道マラソンは自宅からすぐだから参加しやすいのが一番の利点なのよね。

ゆらぐわ(笑)。

17ページ 6行目 227

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平昌オリンピック、開会式を最後まで観てしまった。

で、選手入場の、国名のプラカードを持って選手団の先頭を歩く女の人(白い網のドレス着用)の姿勢、

なんだかそれが気になり、ついつい目はそちらへ。

結構ばらばら。

しっかり軸のある人もいれば、ちょっと前傾、あるいは反り気味の人も。

綺麗に歩くのは難しい。

そういうところをチェックする場面ではないよなと思いつつも、見てしまうんだな。

 

ということで今日は9のつく日、17ページシリーズの日です。

いつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目を書き写し、あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

ざざざっと簡潔に。

 

 

 

 

 革命のライオン 小説フランス革命1/佐藤賢一

ても、全国三部会の総意としては二対一の投票結果で、新税案の否決という運びになってしまうので

 

 

 

 

 バスティーユの陥落 小説フランス革命2/佐藤賢一

「なんてったって、元が家具職人の娘だぜ。父親譲りで、気が短いの、短くないのって、なあ、わか

 

 

 

 

 聖者の戦い 小説フランス革命3/佐藤賢一

かわらず、この半年というもの、議員たちは代議制の原理原則を振りかざして、ただ大騒ぎしていた

 

 

 

 

 議会の迷走 小説フランス革命4/佐藤賢一

関が疎かにしてよいのでしょうか」

 

 

 

大胆にも4冊まとめて。

前回登場した「マリー・アントワネットの娘/藤本ひとみ」の中でルイ16世一家のヴァレンヌ逃亡事件のことに触れていて、

実はあのフェルセン(ベルばらね)はショボく、逃亡計画はかなりお粗末だったみたいなことが書いてあり、

調べてゆくと、佐藤賢一さんが「フランス革命小説」なるものを書き上げていること、

私の好きな中野京子さんも「ヴァレンヌ逃亡」という本を書いていることを知った。

「フランス革命小説」なら近くの図書館で蔵書があるのだけれど、

これって単行本なら全12巻、文庫本だと18冊なのよね(笑)。

それで、ヴァレンヌ逃亡が書いてある第5巻だけ借りて読むつもりで図書館に向かったのだけど、

フランス革命って、教科書で教わったことと、ベルばらの部分部分の記憶しかなく、

それくらいの知識でいきなり第5巻だけ読んでいいのかと、自問。

佐藤賢一さんの本は今まで読んだことないし、小難しい本なのか、いったいどんな感じよと、

試しに1巻の出だしを立ち読みしてみたのだけれど、いやだ、これ面白いかもとなり、

結局1巻からスタートしてしまった(笑)。

 

で、1巻2巻はとても面白い。勢いがあるし、全国三部会の招集から球戯場の誓い、国民議会、

バスティーユ陥落と、あっというまに2巻読破。それもメモをとり丁寧に読んだ。

なのに、3巻4巻が、これが全然ぐだぐだなのだ。聖職者の特権剥奪へと話は進むのだけれど、

のらりくらりで、わざと佐藤さんはページを長引かせているのかと勘ぐってしまうくらい、進まず。

そうなると、佐藤さんの文体というか文感というか、これが読みづらくってね。

勢いのあるときはそう気にならないのだけれど、

遅々遅々となると、あの独得の「」のつかいかたとか、もう途中で投げてしまおうかとおもったほど。

それでも次の巻の「ヴァレンヌ逃亡事件」までは読むんだと、なんとか4巻まで読了。だいぶ飛ばし読みしたけれど。

 

フランス革命=マリー・アントワネットの浪費・贅沢という印象が(私の中では)強かったけれど、

マリー・アントワネットの浪費・贅沢自体は一国を潰してしまうほどのものではなく、

ルイ14世時代からのヴェルサイユ宮殿の建築費、アメリカ独立戦争(戦費)、

そして1789年の大飢饉と、もう国家の財政は破綻状態だったらしい。覚えている人はえらい。

そこで三部会を開き、特権階級(第一身分聖職者、第二身分貴族)からも税金を徴収しようとしたものの、

特権階級はもちろん認めるはずがなく、第三身分(平民)が国民議会を開催、パリ蜂起、

バスティーユ攻撃、ヴェルサイユ行進となるのだけれど、アンシャン・レジームなんて言葉脳の奥に埋没していたわ。

 

今やっと念願?の第5巻「王の逃亡」を読んでいます。

いやぁ、佐藤さん、ミラボー好きだな。4巻で死んでしまったけれど。

ルイ16世のことも好きなのかもしれない。フェルセンは粗忽者とまで書かれている(笑)。

著者の好みもなんとなく透けて見えるし。

問題は何巻で終わりにするか。

ロベスピエールの恐怖政治は言葉はしっているけれど、じゃあ実際どんなことがおこなわれていたのか、

背景はというと答えられないし、ナポレオンに関しては私はほとんど無知だ。

処刑まで、あるいはマリー・テレーズ、ルイ18世まで(でてくるのかわからないけれど)この機会に読んでおいたほうがいいのか。

 

というわけで、まさかの大河小説に手を出し、あっぷあっぷしています。

 

 

 

 

 私なりに絶景 ニッポンわがまま観光記/宮田珠己

かって旅立つという状況が想定される。週末の夜、仕事も用事も無事片付けて、いよいよ出発

 

 合間に一冊。ほぼ1時間で読了。

宮田さんとは好みがかぶる部分が多い。文章より、向かう興味の方向が好きだ。

弘前の鬼コは見逃していた。あとはニョキニョキ仁王。

なんだかんだで宮田さんの本結構読んでいるかも。

とかいって、今日また宮田さんの本を買ってきたのだけれど、いやだ、これ前に読んだわ。

まるっきり読んだ記憶がないところもすごいし、

以前も四国88ヶ所に惹かれて同じ本を読んでいたこともすごい。

結局どうなのと自問したくなる。

 

 

以上、227回目でした。

次回フランス革命小説進んでいるか、終了させているか、どちらでしょうか。

福耳

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私の亡父は立派な福耳でした。

若い頃(といっても、私が若い頃は父はそれ相当の齢だったに違いないのだけれど)の父の耳たぶは、

おそらくそこまでの福耳サイズではなかったと思う。

それが、年をとるにつれ耳たぶ及び耳全体が巨大化してきたように思う。

福助足袋、大黒様、数字の3、振袖、よく垂れていたなと。

 

で、私の耳たぶなのですが、去年あたりから、あれ? なんだか伸びてきているような。

気のせいだろか、耳ひっぱりすぎだろうか、なんて鏡を見ながら思う回数が増え、

ついに先日、「あなた福耳だったっけ?」と娘に言われた。

げ、娘の目から見ても私の耳の福耳化は明らかなもよう。

これって老化? それとも遺伝?

お金は出ていく一方だけれども。

耳全体が大きくなっているのではなく、耳たぶだけが、ニョッキっぽい。おお、イタリアーン。

 

で、ここ最近、直にじろじろ見るのは失礼なので、テレビや動画、なんでもいいのだけど、

人がそこに映っていれば、つい耳たぶを見てしまいます。

あれよね、人の耳の形ってさまざまよね。

私は今のところ数字の3でばなく、アルファベットのCの形。

娘はひらがなの「つ」っぽい形。どんどん伸びてC化するのだろうか。

あ、父は耳の穴から毛が生えてたなぁ。耳毛?

いやだ、それまで遺伝してたらどうしよう(笑)。

防寒マスク 2

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マスクを手放せなくなっています。

あれ本当にあたたかい。

こんなにマスクをする冬なんて今までなかった。

ただ問題がある。

困ったことに、マスク内が結露でわやになることがたまにある。

長時間、急いで歩いているときがひどい。

化粧は消えうせるし、顔の周りが結露で湿るどころか水滴がつき、はずせばマスクの中に水の玉がころころ。

でも、やめられないんだよな(笑)。

 

 

 

 

さぶいです。


色のついた雲

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あれは彩雲というものなのか、久しぶりに行った三角山で、

虹のプリズム? 鮮やかなブルーや紫の光を纏った雲を見た。

で、「あの色は写らないだろな」と思いつつも、アイフォン、しかも4Sで数枚写してみたのだけれど、

結果。

 

 

 

 

だめだった…。

左三分の一上部の雲が、うっすらブルーがかっているようにもみえるけれど、

現場ではこんな曖昧模糊な彩りではなかった。

雲の薄い部分、下方の雲とか、ライラック色で輝いたりで、こんなの初めて。

 

 

 

 

 

この狛犬というか翔る犬というか、たてがみ部分は濃いピンクに染まったのだけれど、

やっぱりそれも写っていなくて残念。

ひょっとしたらって、ほんのちょっとだけ期待してたのだけどなぁ。

 

 

気温が低いので、今日写した枚数はたったの6枚。

行けばこんなに気持ちが良くて楽しいのに、どうして足を運ばないのだろうと考えてしまいます。

 

17ページ 6行目 228

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更新が滞りがちなこのごろですが、

このシリーズの日となるとやはりやらなければならないかなと、

いつものごとくたいしたこと書けやしないのですが、こうやってパソコンに向かっている次第であります。

 

小説フランス革命(単行本12巻、文庫本18冊)を読み始めてはみたものの、

ぽんぽん進む巻と、全然進まず何日も抱えてため息ついている巻とかなりムラがあり、

この先どうしようかと、進まぬ場面ではやめる方向に、加速度的に面白い場面では全巻読破できるような気にもなり、

さらに「寄り道本」のほうが面白かったりして。

苦難の小説フランス革命。

 

ではいつものように、この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 

 

 王の逃亡 小説フランス革命5/佐藤賢一

ー行きは、あくまで静養目的で望んだものだ。そう弁明を叫びたいのは山々だったが、今度もルイは

 

 

 

 

 フイヤン派の野望 小説フランス革命6/佐藤賢一

「もとより望み薄な話ではあったがね」

 

 

2冊まとめて。これで小説フランス革命第一部が終了。

フランス革命というと、バスティーユが陥落して、王一家がヴァレンヌに逃亡するも失敗、

パリに連れ戻されタンプル塔に幽閉、処刑だと思っていたけれど、そんな簡単な流れではなかったんですね。

簡単な流れでない分、本の進み具合もなかなかすいすいと話は進まず、

6巻のフイヤン派の野望は何日かかったことだろう。

ロベスピエールがぐずぐずというかいじいじというか、耐えられなくなりかなり飛ばし読みをしてしまいました。

そのかわり5巻に関していえばこれが面白い。

今7巻を読み終えそうなところなのだけれど、これもルイ16世が出てくると俄然面白くなってくる。

なんでだろ。

第一部をなんとか読み終えたので、第二部の最後まで行きたいものだけど、

6冊読んできて思うにはムラがすごくあるのよね、読みやすくどんどん進む部分と、

終始ぐずぐずとして進まない部分の差が激しい。あくまでも個人的な読み方で感じることですが。

臨機応変、飛ばすところはぶっ飛ばしてしまおうかなぁ。

 

 

 

 

 

 フランス革命の肖像/佐藤賢一

 

17ページはベンジャミン・フランクリンの肖像画。

 

小説フランス革命の副読本というか、この本で登場人物の肖像画を見ながら小説フランス革命を読んだりしてたのですが、

あれ?こっちの本だけで十分読ませてくれたりして。

面白いというか、やはりいくら「デムーラン」と何度も出てきても、ただのカタカナの名前と、

デムーランってこんな顔をしていたんだというのとでは雲泥の差で、生きていた、息をしていた人なんだと実感。

ちなみに暗い目をしたいい男である。ちょっと萌え。

当時は写真なんてものがない代わりに肖像画で顔を売っていたようで、

王侯貴族以外でもかなり残っているらしく、この本はちょっとおすすめです。

 

 

 

 

 

 パリの断頭台 七代にわたる死刑執行人サンソン家年代記/バーバラ・レヴィ 

 ただし水路の場合は何艘かの舟であっても馬一頭分の積荷に相当すれば同じ。同一量の荷

 

 

こういう本を読んだと書くとなんだか誤解されそうですが、

サンソンはルイ16世の首もマリー・アントワネットの首も、デムーランもロベスピエールの首も落とした人物です。

どうも私は死刑そのものより死刑になった人、執行した人が気になってしまうんですね。

アン・ブーリンにしろメアリー・スチュアートにしろ、マリー・アントワネットもそうだけど。

そもそも首を刎ねるなんてなんて残酷なと思うかもしれませんが、

王侯貴族にしか許されなかった特権、もっとも苦痛の少ない処刑方法、といわれてもためらってしまいますが。

王侯貴族以外はというと、これはもう惨いものでちょっと書けませんが、

それに比べると斬首刑は苦しみの少ない処刑なのかもしれないけれど、

失敗したらやはりこれはもう大変な苦痛で、

そこで登場するのがギロチンという機械になります。

が、今度は短時間で処刑が終わるので、逆に恐怖政治では処刑にされるケースが増えたとか。

それらの処刑(ギロチンが開発される以前の刑の執行も)を行っていたのが、代々のサンソン家。

今日新書のサンソン本を買ってきてしまった。

なんだかワイドショーでやりそうな「犯人の部屋からこんな本が見つかりました」みたいであれだけど、

私、全然怪しくも危険でもない人物ですので。

断頭台に向かうその気持ちを勇気を考えてしまうのです。サンソンは落とす側ですが。

 

 

 

 

 青春と読書 集英社文庫創刊40周年記念号

 

病院の待ち時間に一冊ぱらっと読了。

薄くて手軽で区切れがよくて助かります。ざっと読むのにはもってこい。

 

 

 次回は小説フランス革命がどこまで進んでいるのか(笑)。

関連する本が面白そうで、ついついそっちに心が動いてしまう。

さらに興味津々(私にとってこれは毒よね)な分厚い歴史本4冊見つけちゃってね、

買おうか買わないか、迷ってしまっています。

手に入れたら満足して積む可能性大なのですが。

 

以上228回目でした。

くらべものにならないけれど

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昨夜、机の横のテレビをつけながら(一応私専用のテレビはあるにはある)、

「靴擦れして痛いのよ」なんてブログの記事を書いていると、

女子パシュート決勝が始まって、

彼女たちの太腿やお尻の筋肉を見ていると、

どれだけ辛い練習を重ねてきたのか、どれだけ汗と涙を流してきたのかを想うと、

とてもじゃないけど「靴擦れして痛いの」なんて言ってられないよな。

削除してしまった(笑)。

でも痛いものは痛い(笑)。

 

 

 

 

 

 

今日の琴似発寒川。

もうすぐ三月。

 

「そだねー」って方言だったのかい?

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オリンピック女子カーリングチームがつかっている「そだねー」がなにかと話題になっていますが、

え? あれって普通に日常使っている言葉で、

どこがおかしいというか世間が騒ぐのか不思議、

ということは、

私はバリバリの北海道人(道産子)だからなのかい?

この「かい?」もこのブログではよく登場する言葉ですが、

これも北海道弁だったとは。

そだねー(笑)。

ちなみに、本人は、「そうだね」のつもりで発しています。

文章化するときも、「そだねー」とは書かず、だれもがみな「そうだね」と書いているはず。

口にするときに「う」が抜けて「そだねー」、相槌を打つかのごとく「そだねー」がでてくるかと。

あ、「そうだよね」のときも「そだよねー」と言っているかも(笑)。

 

あと、語尾に「かい?」も「だい?」もつけるかも(笑)。どうだい?

 

もっとっ突っ込んで言うと、

「そだねー」の「そ」はイントネーションというかアクセントというか、

そだねーと1本調子、同じ音程ではなく、ソだねーと、ソが高い、高低中ーかと。

お、準決勝が始まった!

明るいなぁ(笑)。したっけ!

 

今日の「おお!」

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先週末から路面状況が最悪で、

条件の悪い箇所などは危険度針振りきれるかも。

そうでもない部分もあるのだけれど、土曜日は5人も転倒者を見たし。

傾斜とかまぼこ状、あるいはすり鉢タイプ。

外出するのが怖い。

 

さて、そんな危険度マックスな氷の道を歩き、図書館に本の返却をしに行ってきた。

ふと、メアリー・スチュアートの本を立ち読みしたくなり、

書架の前へ。

私が日頃お世話になっている図書館には感激することにメアリー・スチュアートの本があるのです。

う~ん、うまく伝わらないと思いますが、

メアリー・スチュアートは「なんでこんなんなんだ」的な興味を数年前から持っていて、

関する本を読みたいなと思っても、「いい感じ」の本が見当たらず、

利用する図書館蔵書のメアリー・スチュアート本は分厚くて古くてちょっと専門的、

身近にあるにも関わらず、その字の小ささと分厚さに慄き、

いつも降参しすごすご退散していたわけで、

今日はちょっと立ち読みするつもりで棚の前に立ったのですが、

あれ? 探しても見当たらない、ない、え、もしかしてこれって貸し出し中?

お、おおっ!

あの分厚くて字の小さなメアリー・スチュアート本読む人がいるんだ!

おお、誰なんだ、読む人いるんだ、いやぁ、俄然その人に興味をもってしまった(笑)。

どこのどなたかわかりませんが、なんというか、ものすごい親近感(笑)。

 

と、さきほど図書館の蔵書検索で調べてみたけれど、ヒットしないのね。

正確な本の名前と作者(外国の人)を覚えていないのであれだけど、

これ、貸し出し中でなかったとしたら、紛失?

最後にこの本の背表紙見たの、いつだったろう。

ああ、そんなことはないと思うけど、ちょっと心配。

数週間後にまたあの真紅の背表紙を見られますように。

って、きっとまたすごすご引き下がってしまうんでしょうけれど。

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